「ゲット・トゥゲザー」
ヤングブラッズ の シングル
初出アルバム『The Youngbloods
ミュージックビデオ
「Get Together」 - YouTube
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「ゲット・トゥゲザー」(英語: “Get Together”)は、シンガーソングライターのチェット・パワーズ(英語版)[注 1]が作詞・作曲した楽曲。“Let’s Get Together”と表記されることもある。1960年代から’70年代初めにかけて多くのアーティストの間で歌い継がれ、ヤングブラッズのカバー・バージョンが最もよく知られている。 パワーズは、ディノ・ヴァレンティ(Dino Valenti)という芸名でロサンゼルスを根城に活動していた時期[注 2]に本曲を書いて1964年1月に録音した。しかし本音源は未発表のままにお蔵入りし、30年以上たった1996年、コンピレーション・アルバム Someone to Love ? The Birth of the San Francisco Sound に収録されて日の目を見た[3]。 パワーズは1964年からクイックシルヴァー・メッセンジャー・サーヴィスに再加入する1969年までに麻薬違反で二度検挙され、その保釈金や経費を捻出する為に、本曲を含めた数曲の著作権をキングストン・トリオ
オリジナル
ヤングブラッズのバージョン』[注 4]で本曲をカバーし、同年7月にシングル・カットした。このシングルは9月2日付の《ビルボード》Hot 100で62位、《ビルボード》イージー・リスニング・チャートで37位を記録した[4]。
その後、キリスト教徒・ユダヤ教徒全国会議(英語版) が行ったラジオの公共広告に使われたことから注目を集め、1969年6月に再発売された。その結果、9月6日から9月13日にかけて2週連続で《ビルボード》Hot 100の5位を記録し[5][6]、《ビルボード》の1969年の年間チャートの16位になって、ゴールド・ディスクに輝いた。
1971年発表のライブ・アルバム『ライド・ザ・ウィンド』にライブ・バージョンが収められている。
また、『パープル・ヘイズ/紫のけむり(英語版)』(1982年)、『フォレスト・ガンプ/一期一会』(1994年)、『ラスベガスをやっつけろ』(1998年)、『月のひつじ』(2000年)、『ライディング・ザ・ブレット(英語版)』(2004年)、『キャッツ & ドッグス 地球最大の肉球大戦争』(2010年)などの映画で使用された。 アーティスト名発表年収録アルバム等
その他のバージョン
チャド・ミッチェル・トリオ
ウィ・ファイヴ(英語版)1965年
シングル。全米31位を記録。
『メイク・サムワン・ハッピー(英語版)』
ジェファーソン・エアプレイン1966年『ジェファーソン・エアプレイン・テイクス・オフ(英語版)』
ジュディ・コリンズ1966年ニューポート・フォーク・フェスティヴァル(英語版)で披露。
H.P.ラヴクラフト(英語版)[注 5]1967年『H.P.ラヴクラフト(英語版)』
ザ・サンシャイン・カンパニー(英語版) [注 6]1968年
シングル。
Sunshine & Shadows[7]
ザ・ステイプル・シンガーズ1968年What the World Needs Now Is Love
ザ・ストーン・ポニーズ(英語版)[注 7]1968年『ストーン・ポニーズ&フレンズVol.3(英語版)』
カーペンターズ1969年『涙の乗車券』
スミス(英語版)[注 8]1969年『スミス・ファースト(A Group Called Smith)』
ジョニ・ミッチェル1969年この年に行ったコンサートでミッチェルは数多く披露[注 9]。
ブラザース・フォア1969年『レッツ・ゲット・トゥギャザー』
ボニー・ドブソン(英語版) [注 10]1969年『朝の露(Bonnie Dobson)』
アソシエイション1970年『ライヴ(英語版)』
アン・マレー1970年『蜜と小麦と笑い声(英語版)』
スキータ・デイヴィス1970年A Place in the Country
デイヴ・クラーク・ファイヴ1970年シングル
ラリー・サントス(英語版)1970年Mornin’ Sun
ルイ・アームストロング1970年『サッチモ、カントリーを歌う(英語版)』
レイ・スティーブンス(英語版)1970年Everything Is Beautiful
ノエル・ポール・ストゥーキー1973年『カーネギー・ホール・コンサート(One Night Stand)』
ブレッド&バター1974年『バーベキュー』[注 11]
インディゴ・ガールズ(英語版)1989年『ストレンジ・ファイアー(英語版)』の米国盤