ゲッサン
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ゲッサン
MONTHLY SHONEN SUNDAY
ジャンル
少年漫画雑誌
読者対象男性
刊行頻度月刊(毎月12日)
発売国 日本
言語日本語
出版社小学館
編集部名ゲッサン編集部
発行人縄田正樹
編集人星野文彦[1]
雑誌名コード357
刊行期間2009年5月12日[2](同年6月号) -
発行部数10,000部(2023年10月 - 12月日本雑誌協会調べ)
レーベル少年サンデーコミックス
ウェブサイトゲッサンWEB
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『ゲッサン』(月刊少年サンデー、MONTHLY SHONEN SUNDAY、GET THE SUN!)は、小学館が発行する日本月刊少年漫画雑誌2009年5月12日創刊[2]。毎月12日発売[3]
概要

2009年(平成21年)5月12日[2]に同年6月12日発行の6月号として創刊した。『週刊少年サンデー』(WS)の編集長である林正人が同誌の編集長と兼任で創刊編集長を務めた。ただし、創刊企画者で後に2代目の編集長となる市原武法が創刊時より編集長代理を務めており[4]、当初から市原が次期編集長に就任する予定であった[5]。創刊号に掲載された創刊挨拶も市原が執筆している[4]

創刊号は28万部、ターゲットは中高生以上を中心として幅広い年齢層としている[6]

創刊に先立ち、2009年2月25日には公式サイト『ゲッサンWEB』を設立し[7]、3月4日発売[8]の『WS』2009年14号でカラーの折り込み告知を行なった。公式サイトでは発売に向けて毎週水曜日に更新を行ない、徐々に創刊号での執筆陣および掲載作品を発表していった[9]。創刊前より「漫画力絶対主義」をキャッチコピーとして使用する[10]。また「男の子が自立するために絶対必要なふたつのキーワード」としてアイデンティティー「愛と勇気」を掲げている[4]。マスコットキャラクターとしては『WS』と同じ、Sマークのヘルメットをかぶったナマズが使用されている。創刊時には首都圏などの電車内で横2連の吊り広告を実施した(レイアウトは『QあんどA』のカットとキャッチコピーを中央に配置し、掲載作家名を左右に並べ、中央下部にポログラム貼りした本誌名を大見出しにしたもの)。

『サンデー』系列の少年誌としては、長年『週刊少年サンデー超』等の『WS』の増刊号を月刊・隔月刊で定期発行していたが、独立誌としての月刊発行は1974年(昭和49年)に休刊した『別冊少年サンデー』以来35年振りとなる。なお、この増刊誌と『ゲッサン』には特に前身誌といった関係はない。本誌の創刊により『ジャンプ』・『マガジン』・『サンデー』・『チャンピオン』の全ての週刊少年漫画雑誌が同名の月刊誌を持った経験を有することとなった[11]

連載作品の外伝などのオリジナル作品を掲載するなど、積極的なサイト展開を予定している[12]。2011年7月に、連載作品の『ここが噂のエル・パラシオ』(あおやぎ孝夫)が同年秋からテレビドラマ化されることが本誌2011年8月号で発表され(後に「ドラマ24」枠で10月7日から放送されることが決定)、本誌初の映像化作品となる。

公式サイト『ゲッサンWEB』では作品紹介のページに作家や編集部への感想や、要望などのファンメールが簡単に受け付けられるようにメールフォームが設置されている。なお、『WS』の公式サイトである『サンデーWEB』でも同様に作られており、読者からの声を受け付けている。

『サンデー』系列の雑誌の中でも、特に新人育成に力を入れている雑誌で、月例賞である「GET THE SUN 新人賞」で受賞した新人作家の読切を積極的に掲載したり、連載させたりしている。また、2013年4月号より新人作家の読切を中心とした別冊付録「ゲッサンmini」を定期的に付録としていたが、2018年4月号付録分をもって刊行を終了した。

刊行より定価は500円であったが、2014年1月号(発売は前年12月)から550円へ値上げされた。

2016年7月13日に発売された2016年8月号より電子版の配信が開始された[13]
歴代編集長
林正人:2009年6月号(第1巻第1号、通巻1号、創刊号) - 2010年8月号(第2巻第8号、通巻15号)

市原武法:2010年9月号(第2巻第9号、通巻16号) - 2015年8月号(第7巻第8号、通巻75号)

鳥光裕:2015年9月号(第7巻第9号、通巻76号) - 2018年8月号(第10巻第8号、通巻111号)

星野文彦:2018年9月号(第10巻第9号、通巻112号) - 現職[注 1][1]

連載漫画



連載中の作品については太字で表記。

最左列の通し番号は便宜的な物であり意味を持たない。

開始号・終了号については年数と号数を「.」で区切って示す。

例:2009年6月号 → 2009.06


本一覧はソート可能なテーブルを使用している。

デフォルトでの表示順は連載開始順。開始号が同じ場合には掲載順とした。

「作品名」・「作者(作画)」・「原作者など」の3列は五十音順にソートされる。

ソート時の便宜のため「見出しの用の行」をデータに混在させている。この見出し行は昇順ソート時にのみ正確に働き、昇順ソート時に末尾に移動した行はそのソート条件では意味を持たない。例えばデフォルト時に末尾にある「連載中」の見出し行にはその状態では意味はなく、終了号列で昇順ソート時にのみ意味を持つ。

ソート結果をデフォルト状態に戻すには、最左列で昇順でソートする。

2024年5月11日(2024年6月号)現在連載中見出し(非データ)

作品名作者(作画)原作者など開始号終了号注記
00ZZZ創刊号(2009年6月号)2009.002009.00Z
01きゆうあんとええ
QあんどAあたち みつる
あだち充?2009.062012.04
02あすまんかたいおうほしゆうへん
あずまんが大王・補習編あすま きよひこ
あずまきよひこ?2009.062009.08短期集中連載
03よしとおさま
よしとおさま!しい はるか
四位晴果?2009.062015.08
04つきのへひすいこてんいふん
月の蛇 ?水滸伝異聞?なかみち ひろお
中道裕大?2009.062012.02
05あおいほのお
アオイホノオしまもと かすひこ
島本和彦?2009.063000.01連載中←『週刊ヤングサンデー』より移籍
06あさきろ
アサギロ ?浅葱狼?ひらまつ みのる
ヒラマツ・ミノル?2009.063000.01連載中
07しのひのくに
忍びの国はんの むつみ
坂ノ睦(作画)わた りょう
和田竜(原作)2009.062011.03ゲッサンルーキーファイルNo.001
08ここかうわさのえるはらしお
ここが噂のエル・パラシオあおやき たかお
あおやぎ孝夫?2009.062013.092011年10月よりテレビドラマ化
09たいさんせかいのなかい
第三世界の長井なかい けん
ながいけん?2009.062019.01
10いほんぬとあそほう
イボンヌと遊ぼう!あらい ともゆき
荒井智之?2009.062011.11ゲッサンルーキーファイルNo.002
11まねこい
まねこいもり たいし
モリタイシ?2009.062012.03
12まことのおうしやりあるていいるちやんぴおん
マコトの王者
?REAL DEAL CHAMPION?
ふくい あしひ
福井あしび?2009.062011.11ゲッサンルーキーファイルNo.003
13けんりよくのいぬほりすわん
権力の犬、ポリスワン!すきもと へろ
杉本ペロ?2009.062010.04
14りんとはあく
リンドバーグあん とんしく
アントンシク?2009.062013.05
15かくしんおううえろむしか
楽神王 ?vero musica?よした まさのり
吉田正紀?2009.062010.12
16さひいちすたあす


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