ゲゲゲの鬼太郎_(テレビアニメ第6シリーズ)
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ゲゲゲの鬼太郎
ジャンルホラー妖怪バトル少年向けアニメ
アニメ
原作水木しげる
シリーズディレクター小川孝治
シリーズ構成大野木寛
脚本大野木寛、吉野弘幸金月龍之介長谷川圭一
キャラクターデザイン清水空翔
音楽高梨康治、刃-yaiba-
アニメーション制作東映アニメーション
製作フジテレビ読売広告社
東映アニメーション
放送局フジテレビほか
放送期間2018年4月1日 - 2020年3月29日
話数全97話
テンプレート - ノート
プロジェクトアニメ
ポータルアニメ

『ゲゲゲの鬼太郎』(ゲゲゲのきたろう)は、2018年4月1日から2020年3月29日まで、フジテレビ他で毎週日曜9時 - 9時30分(JST)に全97話が放送された、東映アニメーション制作のテレビアニメ。水木しげる漫画ゲゲゲの鬼太郎』を原作とする、妖怪アニメ作品のテレビシリーズとしては6シリーズ目に当たる。

本作品は、インターネットやSNSが普及した21世紀の社会を舞台にしており、風刺的な要素が多く、ハッピーエンドかバッドエンドか視聴者の解釈に委ねるような物語が人気を集めており、ギャラクシー賞を受賞する高い評価を得ている。
概要
制作舞台の一つとなった境港市

原作者の水木しげる没後初のシリーズであり、アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』(第1シリーズ)放送開始50周年を記念して制作された。目玉おやじ役は、第1シリーズより長年にわたって同役を担当した田の中勇が2010年に逝去したことに伴い、本作品では第1・第2シリーズ墓場鬼太郎の3作品で鬼太郎役として主演を務めた野沢雅子が担当[1][2]。他のメインキャストも従来のシリーズ同様に一新された[注 1]

メインスタッフも一新されてはいるが、過去のシリーズで脚本・演出・作画等で参加したスタッフが一部続投や再び制作に携わってもいる。音楽は実写映画2作目の『ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌』も手掛けた高梨康治が担当している。前作と同様に、EDにはオリジナル曲が採用されているが、水木しげるの次女・水木悦子が作詞している歌もあり(3番目のED)、本作品でも劇中曲に「カランコロンの歌」のアレンジBGMが存在する。

@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}本作品では、インターネットSNSスマートフォンの普及により、妖怪を含む「見えないもの」を信じられなくなったり、傲慢な人間が増えた21世紀の社会を舞台にしている。それに合わせエピソードも原作の風刺色が強く退廃的な作風や、過去のシリーズ同様にユーモラスなシーンも織り交ぜながら、21世紀の世相の暗い部分の影響下での人間の心の闇などを取り入れたものが多くなっている。それだけに善良な人間と悪辣な人間の対比も歴代より際立っており、鬼太郎たち妖怪の行動が即座に人間社会を激変させるような影響に至る頻度は多くないが、直接・間接を問わず妖怪と関わったり怒らせたりした悪人たちには、個々に因果応報的な報いが齎されることがほとんどである。その際も鬼太郎たちは、反省したり悔い改めようとしない身勝手で卑劣な人間には無用の情けを一切掛けず愛想を尽かして見捨てる事が少なくない。また、鬼太郎自身の性格やゲゲゲの森は、これまでのシリーズと比べてかなり人間に対し閉鎖的に描かれており、鬼太郎は妖怪と人間はあまり交わるべきでないと考え、ゲゲゲの森は4話で裕太が入るまで約200年以上も人間が入ったことがない異次元的な空間に存在する(作中では東京調布市の神社裏にある森から基本的に妖怪だけが入れるようになっている)。鬼太郎たちとの戦いなどで妖怪が倒されるシーンの一つに、肉体を失った直後に魂が残る演出もされていて生物でいう「死」に等しい状態となるが、歴代の主題歌にもあるように「妖怪は滅多に死なないので魂だけとなっても、いつの日か永い年月を経て失われた肉体は再生される事が多い」と言及される[注 2][要出典]。
登場人物について.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

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第3シリーズの天童ユメコ以来となる人間側のヒロインとして、本作品では中学生の犬山まながレギュラー登場する。まなはユメコ同様にオリジナルキャラだが、調布市に住んでいて父親の実家が境港市であるなど、原作者の水木しげるに関連した設定が付加されている。従来からの妖怪側のヒロインであるねこ娘は、本作品では成人女性に近いスタイルの美女として描かれ、ファッションや頭髪もアレンジされて第4シリーズに近いカラーリングとなった。この他ねずみ男の衣装は第3シリーズと同じ濃い空色となっている。完全に全話登場しているのは鬼太郎と目玉おやじの2名であり、ねこ娘はメインヒロインとしてほぼ毎回登場するが、時折姿を見せない話や出ても台詞なしの場合もある。ねずみ男も前作よりは出番が多くなった(ねこ娘よりは少ない)が、全ての話に絡んで来るわけではなく、登場しないエピソードやしても金にならなければ途中で立ち去る回もある。まなは正義感の強い性格から第3シリーズのユメコよりも活躍する頻度は多いが、ユメコと違い最初はゲゲゲの森へ入れなかったこともあり(ゲゲゲの森へ入れるようになったのは第37話から)、登場しない話も少なくない。

『鬼太郎』のアニメ作品においては(『墓場鬼太郎』を除く)初めて、「鬼太郎が赤ん坊の頃水木という青年に育てられた」ことが言及されている。鬼太郎が少年の姿のまま何十年も生きているという描写は従来同様だが、本作品では鬼太郎のみならず鬼太郎ファミリー全員が、数十年前から現在と姿が変わっていない描写もなされており、この点が明確に描かれたのは本作品が初めてである[注 3]。また目玉親父のかつての姿として、これまでは不治の病で全身に包帯を巻いた姿しか描かれなかったが、本作品では病罹患前の幽霊族としての全盛期にあたる姿が初めて描かれている。
物語構成

大半の事件は各話毎に解決しているが、それとは別個に大まかに話数クールの節目毎に区切る形式にて複数のが描かれている。まず第1話からは、謎の存在・「名無し」が鬼太郎たちと敵対する最初の大きな黒幕的存在として登場し、第11・12話で八百八狸軍団が襲来する「八百八狸前・後編」などの幾つかの大きなストーリーの進展と共に、まなを標的にする描写が増えていく。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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