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ゲゲゲの鬼太郎の登場キャラクター(ゲゲゲのきたろうのとうじょうキャラクター)とは、水木しげるの漫画作品およびそれを原作とするアニメ、映画『ゲゲゲの鬼太郎』にて登場する架空のキャラクター(大半は伝承上の妖怪などで占められている)の一覧。貸本劇画版である『墓場鬼太郎』にて登場した人物や妖怪などについては墓場鬼太郎の登場人物を参照。『ゲゲゲの鬼太郎』の登場人物として個別の項目がある登場人物及び本編以外の伝承上の妖怪としての詳細は各リンクを参照。 鬼太郎には同じ妖怪や人間、動物などの生物、神仏など異次元の存在も含めて幅広い仲間・理解者がいる。ここでは鬼太郎と身近な仲間から、協力してくれる者たちや最初は敵対するも後に分かりあえる関係になった者たちを含めて仲間たちを挙げる。 主人公の鬼太郎とその父親である目玉おやじ、そして彼らの主要な仲間達。砂かけ婆、子泣き爺、一反木綿、ぬりかべの4名は西洋妖怪と戦う事になった際に日本妖怪の精鋭として選抜されたこともある(原作『妖怪大戦争』やアニメ第5作32話などでも言及されている)。 鬼太郎父子と共通の在住(妖怪アパート、ゲゲゲの森、妖怪横丁など。同居も含む)描写がある妖怪たち。
鬼太郎とその仲間たち
鬼太郎ファミリー
鬼太郎(ゲゲゲの鬼太郎、墓場の鬼太郎)
目玉おやじ(目玉の親父)
ねずみ男(ネズミ男)
猫娘(ねこ娘、ネコ娘)
砂かけ婆(砂かけばばあ)
子泣き爺(子泣きじじい、児啼き爺)
一反木綿(一反もめん)
ぬりかべ(塗壁)
隣人妖怪
呼子(よぶこ)/ 山彦(やまびこ)/ 山小僧(やまこぞう)
声 - 大竹宏(第1作)、キートン山田(第2作)、杉山佳寿子(第3作)、中野聖子(第3作代役)、上村典子→大本眞基子(第4作第92話より)、中山さら(第5作)、祖山桃子(第6作[1])山で音声を反響させる妖怪。わら頭巾をかぶった顎や前歯が大きい男児の姿で、眼や足は1つだったり2つだったりする。上記のように3つの呼称がある。衝撃波の様な大声を発する(『鬼太郎国盗り物語』、劇場版『日本爆裂!!』)、音波攻撃を反射する(『妖怪千物語』)、本人そっくりの声真似ができる、かなり遠くからでも「ヤッホー」と呼ばれると相手と場所を特定できる、日本中やあの世までも自分の声を届かせて呼びかけられる(以上第5作)など、音に関係した術が得意。わら頭巾を取った頭には数本の髪の毛が生えている(アニメ第4作第112話では無毛)。音関連以外の能力では、「若返りマッサージ」(『死神』にて死神の息で老化した鬼太郎に施した、ただし砂かけの台詞のみで直接描写は無い)、霧の発生(『鬼太郎ベトナム戦記』)、第3作第79話で仲間の名を呼んで分身させる「山彦の術」、第5作第49話で一息で数人分の空気を供給できる肺活量、携帯電話に呼びかけると助けを求めている人にメールが届くなどを有している。アニメでは第1作第10話で初登場し、以後第2作から第4作まで準レギュラー的ポジションで登場。第5作では妖怪長屋の住民。レギュラーとなり活躍も多く、第17話から登場した蒼坊主の迎え役でもある。第79話で妖怪四十七士の鳥取県代表になる。第6作では過去作同様準レギュラー的にゲゲゲの森のシーンで登場する。
化けガラス(ばけガラス)
外見は単に大きめのカラスだが、実は妖怪。種族的に複数体存在している。人語を話せる個体もいて、事件の発生を鬼太郎たちに知らせるなど連絡係として活躍、戦闘では大勢のカラスを率いて集団戦術を行う。武器の「封じフン」は鳥もちのように相手にへばりついて身動きを封じる。原作初登場は『妖怪大裁判』、アニメ初登場は第1作第2話。普通のカラスにも鬼太郎の友は大勢おり、情報活動(手紙の配達、偵察など)や空輸力で活躍する。普通のカラスと化けカラスも互いに鬼太郎たちに協力し合っている。
カラスヘリコプター
鬼太郎たちが移動手段に使う。多数の化けガラスで各々ロープの端を持ち、吊り下げて飛ぶ。腰掛け型が多いが腕でぶら下がる形や気球のようなゴンドラ型もある。数が揃えば重量級なぬりかべも運搬可能。アニメ第4作では、鬼太郎を探していた村上祐子を化けガラス同士が寄り添って作ったじゅうたんに乗せ、鬼太郎たちのいる現場まで運んだこともある。スピード、機動力、小回りは一反木綿に劣るため、戦闘には不向き。鬼太郎たちはカラスの他に、コウモリにヘリコプターを頼む場合もある。
ろくろ首(ろくろくび)
声 - 山口奈々(第1作)、木下しのぶ
油すまし(あぶらすまし)
声 - 小林通孝(第3作)、塩屋浩三(第3作・地獄編)、中井和哉(第4作)、平野正人(第5作)、江川央生(第5作・劇場版『日本爆裂!!』)、龍田直樹(第6作[4])地蔵のようなすまし顔に蓑を着た妖怪。初登場は『妖怪大裁判』だが、当時は敵側の群衆扱い。1980年代以降の原作では鬼太郎や仲間の妖怪が住む「ゲゲゲの森」の村長として頻繁に登場する。大の将棋好きで、デザインも髷が加えられた。鬼太郎達に加勢することも多く、体から油を出す術や、敵の術を破る術、逆用する術などを駆使する。原作では、目玉親父、砂かけ婆、子泣き爺に次ぐブレーンとして戦いに参加・活躍することも多い。アニメ第3作の『地獄編』では地獄の旅に同道、地獄に関する知識(その知識は目玉おやじより上)で一行を支えた。第4作では妖怪アパートの住人。第5作では妖怪横丁の町内会長。第6作ではゲゲゲの森の住人。いきなり現れて相手を脅かすことが多い。鬼太郎とは将棋をする仲。
かわうそ
声 - 山本圭子(第1作)、小宮山清(第3作)→田中和実(第3作・第98話)、柏倉つとむ(第4作)、丸山優子(第5作)、浦和めぐみ(第6作[5])、又村奈緒美(異聞妖怪奇譚)初登場は『オベベ沼の妖怪』。