ゲガール・ムサシ
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ゲガール・ムサシ
2022年
本名ゲガール・モサシアン
(Geghard Movsesian)
生年月日 (1985-08-01) 1985年8月1日(38歳)[1]
出身地 イラン
テヘラン州テヘラン[1]
通称拳豪
若きバガボンド
ザ・ドリームキャッチャー
(The Dreamcatcher)
ジ・アルメニアン・アサシン
(The Armenian Assassin)
国籍 オランダ
身長188 cm (6 ft 2 in)
体重84 kg (185 lb)
階級ヘビー級/無差別級 (2009年)
ライトヘビー級 (2009年 - 2013年)
ミドル級 (2003年 - 2008年、2014年 - )
リーチ193 cm (76 in)
スタイルキックボクシング
ボクシング
柔道
拠点 オランダ
南ホラント州ライデン
チームスポーツスクール・ジュウロージン
レッドデビル・インターナショナル
→コップスジム
師匠クリス・ドールマン
ヨープ・クルーズ
トレーナーバート・コップス・ジュニア
ランク柔道 (黒帯)
現役期間2003年 -

総合格闘技記録
試合数60
勝利49
ノックアウト28
タップアウト12
判定9
敗戦9
ノックアウト1
タップアウト3
判定5
引き分け2

キックボクシング記録
試合数8
勝利8
ノックアウト3
敗戦0

アマチュアボクシング記録
試合数13
勝利12
ノックアウト9
敗戦1
その他
著名な親族ゲウィック・ムサシ (兄)
総合格闘技記録 - SHERDOG
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ゲガール・ムサシ(Gegard Mousasi、1985年8月1日 - )は、オランダ男性総合格闘家イランテヘラン州テヘラン出身。北ホラント州アムステルダム在住。コップスジム所属。元Bellator世界ミドル級王者。Bellator世界ミドル級ランキング2位。元Strikeforce世界ライトヘビー級王者。元DREAMライトヘビー級王者。元DREAMミドル級王者。DREAM二階級制覇王者。
概要

ボクシングをバックボーンに持ち、パンチキックのコンビネーション、打撃を得意とするストライカータイプの選手であるが、レッドデビル・インターナショナルに移籍してからは、寝技の技術も向上し、穴の無いオールラウンダーとなった。ムサシという名前に加えて「MMAルールでも立ち技ルールでも戦える」ということもあって、伝説の二刀流剣士宮本武蔵にならって「拳豪」「若きバガボンド」とも呼ばれている。UFCBellator MMAStrikeforcePRIDEDREAMと多くの総合格闘技メジャー団体への参戦経験を持ち、60戦のキャリアを有する。
来歴

アルメニア人の両親が亡命したイランテヘランで生まれるが、イラン・イラク戦争に遭ったため、4歳の時にオランダアムステルダム郊外のライデンへと移住した[2]

両親の薦めで8歳から柔道を2年間学び、15歳の時にボクシングを学び始める。ボクシング世界王者を目指して本格的に取り組み、2001年にはオランダジュニア王者になり、ナショナルチームメンバーに選出されるなど活躍していた。

しかし、オランダではボクシングよりもキックボクシングの方が盛んで環境も整っていたため、キックボクシングに転向。

その後、レスリングをやっていた兄が総合格闘技に転向したのをきっかけに、兄の薦めで総合格闘技に転向。

副業として用心棒の仕事をしながら、2003年に2 Hot 2 Handleでプロデビュー。

2005年12月2日、DEEP初出場となったDEEP 22 IMPACTで栗原強と対戦し、1R開始10秒に顔面への膝蹴りでKO勝ち。

2006年4月11日、DEEP 24 IMPACTで入江大和と対戦し、マウントパンチによるタオル投入でTKO勝ち。
PRIDE

2006年6月4日、PRIDE初出場となったPRIDE 武士道 -其の十一-のウェルター級(-83kg)グランプリ1回戦で瀧本誠と対戦。瀧本に腕を極められそうになるも脱出し、バックマウントからのパンチで瀧本の右目を腫れ上がらせ、1Rにドクターストップ勝ち。同年8月26日、PRIDE 武士道 -其の十二-の2回戦で郷野聡寛と対戦し、終了間際に腕ひしぎ十字固めで2R一本負け。

2006年11月5日、PRIDE 武士道 -其の十三-のグランプリリザーブマッチでヘクター・ロンバードと対戦し、3-0の判定勝ち。

2006年12月9日、CWFCミドル級王座決定戦でグレゴリー・ブーシェラゲムと対戦し、パウンドで1RTKO勝ちを収め王座獲得に成功した。

2008年2月1日、Hardcore Championship Fightingエヴァンゲリスタ・サイボーグと対戦し、パウンドで1RTKO勝ち。
DREAM

2008年4月29日、DREAM初参出場となったDREAM.2のミドル級グランプリ1回戦でデニス・カーンと対戦し、三角絞めで1R一本勝ち。同年6月15日、DREAM.4の2回戦でユン・ドンシクと対戦し、3-0の判定勝ち。

2008年9月23日、DREAM.6のミドル級グランプリ準決勝でメルヴィン・マヌーフと対戦。1R早々にテイクダウンを奪い、マウントから反転した際に三角絞めへ移行して一本勝ち。決勝ではホナウド・ジャカレイと対戦。序盤にテイクダウンを奪われるも、下からの顔面への蹴り上げで1RTKO勝ち。グランプリ優勝を果たし、初代DREAMミドル級王者に認定された。

2008年12月31日、Dynamite!! ?勇気のチカラ2008?K-1ルールで武蔵と対戦し、1Rで3度のダウンを奪ってKO勝ち。

2009年、身体の成長に伴う減量苦によりDREAMミドル級王座を返上。5月26日、DREAM.9にて無差別級のスーパーハルクトーナメント1回戦でマーク・ハントと対戦し、自身よりも大柄なハントを物ともせず、ストレートアームバーで1R一本勝ち。
Strikeforce

2009年8月15日、Strikeforce初出場となったStrikeforce: Carano vs. CyborgのStrikeforce世界ライトヘビー級タイトルマッチで王者レナート・ババルに挑戦し、パウンドで1RKO勝ちを収め王座獲得に成功した[3]。当初は8月1日のAffliction: Trilogyでババルと対戦予定であったが、大会が消滅し[4]、Strikeforceにスライドされる形となった。

2009年8月28日、M-1 Globalで当時チームメイトだったエメリヤーエンコ・ヒョードルとのエキシビションマッチを行った[5]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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