ケープカナベラル空軍基地第37複合発射施設
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Space Launch Complex 372006年LC-37Bから発射されるデルタ IVGOES-Nを搭載)
基地名ケープカナベラル宇宙軍施設
位置28.531986°N
80.566821°W
略称SLC-37
運営者アメリカ宇宙軍
総打ち上げ回数19
発射台数2
最小/最大
軌道傾斜角28° - 57°
LC-37A 打ち上げ歴
状態退役
打ち上げ回数0
初打ち上げ不使用
関連ロケット(なし)
SLC-37B 打ち上げ歴
状態現役
打ち上げ回数19
初打ち上げSA-5, 1964-01-29
最終打ち上げGPS IIF SV-1, 2010-05-28
関連ロケットサターンI
サターンIB
デルタ IV (現)

ケープカナベラル宇宙軍施設第37発射施設(ケープカナベラルうちゅうぐんしせつ だい37はっしゃしせつ、Cape Canaveral Space Force Station Space Launch Complex 37[1][2], SLC-37、かつてはLaunch Complex 37, LC-37)はケープカナベラル宇宙軍施設の発射施設。

建造は1959年に始まり、1963年にサターンI計画を補助する目的でアメリカ航空宇宙局に承認された[3]。施設はLC-37AとLC-37Bの2台の発射台から構成され、Aは一度も使用されず、BはサターンI(1966-1968)、サターンIB(1964-1965)の打上げに使用された[3]。初の打上げはサターンIロケットによるアポロSA-5無人試験だった。

1972年に役目を終えたが、2001年にユナイテッド・ローンチ・アライアンスが運用するデルタIVの射場として変更され、2002年11月20日にデルタIVの初飛行を行った。
記録
サターン

日付ロケットペイロードミッション特記
1964-01-29サターンIなし
SA-5初のS-IV2段ステージの使用
1964-05-28サターンIBP-13 ボイラープレートCSMA-101 (SA-6)初のCSMボイラープレート試験
1964-9-18サターンIBP-15 ボイラープレートCSMA-102 (SA-7)
1965-2-16サターンIペガサス(英語版)、BP-16 ボイラープレートCSMA-103 (SA-9)ペガサスは流星塵衝突研究に使用された
1965-5-25サターンIペガサスB、BP-26 ボイラープレート CSMA-104 (SA-8)
1965-7-30サターンIペガサスC、BP-9A ボイラープレート CSMA-105 (SA-10)
1966-7-5サターンIBなしAS-203S-IVB試験。非公式ではあるがアポロ2号と呼ばれる
1968-01-22サターンIBLM-1アポロ5号初のアポロ月着陸船試験

デルタIV

2010年11月21日時点。

日付 / 時間
(
UTC)形式シリアル-No.ペイロードペイロードの種類軌道結果備考
2002年11月20日
22:39ミディアム+(4,2)293Eutelsat W5商用通信衛星GTO成功最初のデルタIVの打ち上げ
2003年3月11日
00:59ミディアム296USA-167 (DSCS-3 A3)軍用通信衛星GTO成功最初のデルタIVミディアムの打ち上げ
最初のUSAF EELVミッション
2003年8月29日
23:13ミディアム301USA-170 (DSCS-3 B6)軍用通信衛星GTO成功
2004年12月21日
21:50ヘビー310DemoSat [4] / 3CS 1 / 3CS 2実証用ペイロードGSO (計画)部分的失敗

最初のデルタIVヘビーの打ち上げ

CBCのエンジンが予定よりも早く停止

DemoSatは不適切な軌道に到達、3CSは軌道投入失敗[5][6]

2006年5月24日


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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