ケンドリック・ラマー
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Kendrick Lamar
2018年ピュッリッツァー賞授賞式にて
基本情報
出生名Kendrick Lamar Duckworth
別名K-Dot・Kung-Fu Kenny・Cornrow Kenny
生誕 (1987-06-17) 1987年6月17日(33歳)
出身地 アメリカ合衆国カリフォルニア州コンプトン
ジャンルヒップホップ
職業ラッパーソングライター
活動期間2003年 - 現在
レーベルTop Dawg Entertainment, Interscope Records
共同作業者Black Hippy Dre.Dre J. Cole SZA
公式サイト ⇒kendricklamar.com

ケンドリック・ラマー・ダックワーズ(Kendrick Lamar Duckworth、1987年6月17日 - )は、アメリカ合衆国ラッパーソングライター音楽プロデューサーである。度々「ヒップホップの新王者」と称される[1][2][3][4]

カリフォルニア州コンプトンで育ったラマーは、K-Dotという芸名で10代の頃に音楽活動を開始し、地元で注目を集めたミックステープを発売後、インディーズレーベルTop Dawg Entertainment(以下TDE)と契約。2010年、最初の小売発売となった『Overly Dedicated』を発売後、認知され始めた。翌年、デビューシングル「HiiiPoWeR」を含む最初のスタジオ・アルバム『Section.80』を発売。それまでに彼は、ゲームバスタ・ライムススヌープ・ドッグを含む何人かの有名なヒップホップアーティストとコラボレーションした。2012年にTDE、アフターマスインタースコープからメジャー・デビュー・アルバム『グッド・キッド、マッド・シティー』が発売され、批評家から高い評価を受けた。また、Billboard 200で最高2位を記録し、後にRIAAよりプラチナ認定を受けるなど商業的にも成功を収めた。加えて、アルバムは「スウィミング・プールス(ドランク)(英語版)」、「ビッチ、ドント・キル・マイ・ヴァイブ(英語版)feat.ジェイ・Z」、「ポエティック・ジャスティス(英語版)feat.ドレイク」といったトップ40シングルを生み出した。2015年に発売した3枚目のアルバム『トゥ・ピンプ・ア・バタフライ』は、ファンクソウルジャズスポークン・ワードの要素を取り入れており、こちらも高い評価を受けた。アルバムは、アメリカとイギリスで初登場首位を記録し、第58回グラミー賞で最優秀ラップアルバム賞を受賞した。2016年、未発表曲集『アンタイトルド・アンマスタード(英語版)』を発売。2017年に4枚目のアルバム『DAMN.』を発売し、さらに評価を高めた。アルバムのリードシングル「ハンブル(英語版)」は、Billboard Hot 100で首位を獲得した。

彼はソロ歌手としての経歴の他に、TDEのレーベル仲間や南ロサンゼルスに拠点を置くアブ・ソウルジェイ・ロックスクールボーイ・Qと組んだウエスト・コースト・ヒップホップスーパーグループブラック・ヒッピー」の一員としても知られている。

ラマーは12個のグラミー賞受賞を含む、多くの称賛を受けている。2013年初めに、MTVによって「最もホットなラッパー」に選出された[5] 。2016年にはタイム世界で最も影響力のある100人に選ばれた[6]。2018年、アルバム『ダム』によってピューリッツァー賞の音楽部門を受賞した初の非クラシック音楽、非ジャズ音楽家となった[7]目次

1 生い立ち

2 経歴

2.1 2003?2011: メジャーデビューまで

2.2 2012?2013: good kid, m.A.A.d city

2.3 2014?2016: To Pimp a Butterfly & Untitled Unmastered

2.4 2017?現在: DAMN. 


3 エピソード

4 交友関係

5 ディスコグラフィ

5.1 アルバム

5.2 コンピレーション

5.3 ミックステープ

5.4 サウンドトラック


6 ツアー

6.1 来日歴


7 関連項目

8 参考文献

9 脚注

10 外部リンク

生い立ち

1987年6月17日イリノイ州シカゴ出身である両親の元、カリフォルニア州コンプトンにて生まれる。彼の名は、アメリカのシンガーソングライターEddie Kendricksを称えて母親から与えられた[8]

彼の父ケニー・ダックワースはシカゴストリートギャングギャングスター・ディサイプルズの元メンバーであり、ラマーの家族はブラッズと結びついていた[9]

1995年(当時8歳)父と共にコンプトン・ファッションセンターにて撮影された、2pacDr.Dreのヒットシングル「California Love」のミュージックビデオの撮影を生で観て感銘を受ける。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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