ケンタッキーオークス
Longines Kentucky Oaks[1]
2009年ケンタッキーオークス優勝時
優勝馬:レイチェルアレクサンドラ
鞍上:カルヴィン・ボレル
開催国 アメリカ合衆国
競馬場チャーチルダウンズ競馬場
創設1875年5月19日
2019年の情報
距離ダート9ハロン
格付けG1
賞金賞金総額150万ドル[1]
出走条件サラブレッド3歳牝馬
負担重量121ポンド
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ケンタッキーオークス (Kentucky Oaks) は、アメリカ・ケンタッキー州にあるチャーチルダウンズ競馬場で行われる競馬の競走である。 アメリカ合衆国の競馬におけるオークス相当の競走で、例年ケンタッキーダービーの前日に行われる。 競走条件は馬場がダートコース、距離が1マイル1/8 (9ハロン・約1811メートル)。出走条件は3歳牝馬限定。負担重量は121ポンド(約54.9キロ)。出走可能頭数は14頭。 かつてアメリカではニューヨーク州のCCAオークスが最大のオークスとされていた時期があり、1973年のグレード制導入時にCCAオークスがG1に格付けされたのに対し、ケンタッキーオークスは翌週から始まる当時のニューヨーク牝馬三冠とローテーションの影響もあってかG2の格付けにされてしまった。しかし5年後の1978年にG1に昇格し、現在では全米各地から有力馬が集まる全米最大の3歳牝馬限定戦になっている。入場人員や売り上げでは古馬との混合戦であるBCディスタフをはるかに上回っている。 優勝馬にはユリのレイが掛けられる。このユリはスターゲイザーリリーと呼ばれる品種が使われていて、女性らしさと強さを示すことから選ばれた。公式スポンサーの地元の店でレース前にこのレイを見ることができる。 乳がん克服財団と連携をしてさまざまなイベントを行い、乳がんへの社会的関心を高める意思表示として、競馬ファンにはピンク色の服を着るように求めている[2]。 2013年からケンタッキーオークスに向かうまでの主な競走にロード・トゥ・ザ・ケンタッキーオークスのポイントが設定され、プレップシーズン(1着10ポイント、2着4ポイント、3着3ポイント、4着2ポイント、5着1ポイント)、セレクトプレップレース(1着20ポイント、2着8ポイント、3着6ポイント、4着4ポイント、5着2ポイント)、チャンピオンシップシリーズ前半(1着50ポイント、2着20ポイント、3着15ポイント、4着10ポイント、5着5ポイント)、チャンピオンシップシリーズ後半(1着100ポイント、2着40ポイント、3着30ポイント、4着20ポイント、5着10ポイント)、最終戦のワイルドカード(1着10ポイント、2着4ポイント、3着3ポイント、4着2ポイント、5着1ポイント)の各競走で獲得したポイント上位順にケンタッキーオークスの出走権が与えられることになっている。2022年まではポイントの付与対象が4着までであったが、2023年より5着までに変更された。 出典:[3] 競走名格施行競馬場施行距離ポイント(1着-2着-3着-4着-5着)
概要
ロード・トゥ・ザ・ケンタッキーオークス
ロード・トゥ・ザ・ケンタッキーオークス対象競走
プレップシーズン
ポカホンタスステークス
フリゼットステークス2歳G1ベルモントパークD8f10-4-3-2-1
アルシバイアディーズステークス2歳G1キーンランドD8.5f10-4-3-2-1
シャンデリアステークス2歳G2サンタアニタパークD8.5f10-4-3-2-1
ブリーダーズカップ・ジュヴェナイルフィリーズ2歳G1持ち回りD8.5f30-12-9-6-3
ゴールデンロッドステークス
デモワゼルステークス