ケト原性アミノ酸
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解糖系のピルビン酸アセチルCoAとなり、アセチルCoAはクエン酸回路でエネルギーを生み出す。糖新生 (茶:糖原性、緑:ケト原性:紫:両方)

ケト原性アミノ酸(ケトげんせいアミノさん、Ketogenic amino acid)とは、脱アミノ化(アミノ基転移による場合を含む)を受けた後、炭素骨格部分が脂質代謝経路を経由して、脂肪酸ケトン体に転換されうるアミノ酸のことである。主としてアセトアセチルCoAを経てアセチルCoAになる[1][信頼性要検証]。アセチルCoAはクエン酸回路に取り込まれてエネルギーを生み出す。
分類

ヒトにおけるケト原性アミノ酸

ロイシン

リシン


ヒトにおいて、糖原性アミノ酸、ケト原性アミノ酸の両方であるアミノ酸

イソロイシン

チロシン

フェニルアラニン

トリプトファン

トレオニン


脚注^アミノ酸の分解 講義資料のページ

関連項目

糖原性アミノ酸

アミノ酸の代謝分解

外部リンク

Amino acid metabolism

Chapter on Amino acid catabolism in Biochemistry by Jeremy Berg, John Tymoczko, Lubert Stryer. Fourth ed. by Lubert Stryer. ISBN 0-7167-4955-6 Accessed 2007-03-17

Amino acid metabolism

『ケト原性アミノ酸』 - コトバンク










タンパク質を構成するアミノ酸
主なトピック

タンパク質

ペプチド

コドン

特性

脂肪族

分枝鎖アミノ酸 (バリン

イソロイシン

ロイシン)

メチオニン

アラニン

プロリン

グリシン

芳香族

フェニルアラニン

チロシン

トリプトファン

ヒスチジン

極性なし

アスパラギン

グルタミン

セリン

トレオニン

正電荷 (pKa)

リシン (?10.8)

アルギニン (?12.5)

ヒスチジン (?6.1)

負電荷 (pKa)

アスパラギン酸 (?3.9)

グルタミン酸 (?4.1)

システイン (?8.3)

チロシン (?10.1)


分類

必須アミノ酸

ケト原性アミノ酸

糖原性アミノ酸

タンパク質を構成しないアミノ酸


主要な生体物質
炭水化物アルコール糖タンパク質配糖体脂質エイコサノイド脂肪酸/脂肪酸の代謝中間体リン脂質スフィンゴ脂質ステロイド核酸核酸塩基ヌクレオチド代謝中間体タンパク質タンパク質を構成するアミノ酸/アミノ酸の代謝中間体テトラピロールヘムの代謝中間体










アミノ酸代謝代謝中間体
ケト原性アミノ酸(K)
アセチルCoA

リシン

サッカロピン - アリシン - α-アミノアジピン酸 - グルタリルCoA - グルタコニルCoA - クロトニルCoA - β-ヒドロキシブチリルCoA
ロイシン

α-ケトイソカプロン酸 - イソバレリルCoA - 3-メチルクロトニルCoA - 3-メチルグルタコニルCoA - ヒドロキシメチルグルタリルCoA
トリプトファンアラニン

N'-ホルミルキヌレニン - キヌレニン - アントラニル酸 - 3-ヒドロキシキヌレニン - 3-ヒドロキシアントラニル酸 - 2-アミノ-3-カルボキシムコン酸セミアルデヒド - 2-アミノムコン酸セミアルデヒド - 2-アミノムコン酸 - グルタリルCoA

糖原性アミノ酸(G)

G→ピルビン酸クエン酸

グリシンセリン

3-ホスホグリセリン酸
グリシンクレアチン: グリコシアミン · クレアチンリン酸 · クレアチニン

G→グルタミン酸


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