ケヅメリクガメ
ケヅメリクガメ Geochelone sulcata
保全状況評価[a 1][a 2]
ENDANGERED
(IUCN Red List Ver.2.3 (1994))
ワシントン条約附属書II[注釈 1]
分類
Testudo sulcata Miller, 1779
和名
ケヅメリクガメ
英名
African spurred tortoise
ケヅメリクガメ(蹴爪陸亀、Geochelone sulcata)は、爬虫綱カメ目リクガメ科リクガメ属に分類されるカメ。目次 エリトリア、エチオピア、スーダン、セネガル、ソマリア、チャド、ニジェール、マリ共和国、ブルキナ・ファソ、ベナン、モーリタニア[1][2][3][4] 最大甲長83センチメートル[1][3][4]。甲板には成長輪が発達する[3]。種小名sulcataは「溝がある、筋がある」の意で、成長輪に由来する[3]。第2-4椎甲板の頂部はやや平坦[3]。縁甲板の外縁は鋸状に尖るが、老齢個体では不明瞭な個体もいる[3]。また、背甲の色彩が色白でコブが出にくいモロッコタイプと、こぶの出やすい色黒のガーナタイプがいる。[5]甲板の継ぎ目(シーム)はやや暗色で、孵化直後の幼体では明瞭だが老齢個体では不明瞭[3]。喉甲板が突出する[1][2][3]。 頭部はやや小型で、吻端が突出しない[3]。後肢と尾の間に蹴爪状の突起があり、和名や英名(spurred=拍車のある、蹴爪のある)の由来になっている[1][3]。尾の先端は小型鱗で覆われる[3]。 幼体は背甲がドーム状に盛り上がるが、成長に伴い扁平になる[3]。
1 分布
2 形態
3 分類
4 生態
5 人間との関係
6 日本国内の動物園での飼育状況
7 脚注
8 参考文献
9 関連項目
10 外部リンク
分布
形態