コッツォリーノ・慧
Kei Cozzolino
2020年SUPER GTにて
基本情報
国籍 日本
生年月日 (1987-11-09) 1987年11月9日(36歳)
出身地東京都
FIA 世界耐久選手権での経歴
デビュー2019
所属AF Corse
コッツォリーノ・慧・フランチェスコ(Kei Francesco Cozzolino、1987年11月9日 - )は、東京都出身のレーシングドライバー。FIA 世界耐久選手権(WEC)、デイトナ24時間、アジアン・ルマンなど、名門モータースポーツ選手権で活躍しており、AFコルセのフェラーリをドライブする。さらに、2024年にはPONOS RACINGのフェラーリ296GT3でスーパーGTシリーズに復帰を果たす。 年チームシャシエンジンクラス123456789101112131415161718順位ポイント 年チームシャシーエンジン1234567順位ポイント (key) 年チーム使用車両クラス12345678順位ポイント
人物
身長177.0cm、体重70kg、血液型RH+O型。端整な顔立ちと明るい人柄に加え積極的な走りでファンに人気の高いドライバーである。
父は料理人でイタリア人の ⇒カルミネ・コッツォリーノ。母は日本人で、慧も国籍は日本である[1][2]。
イタリア料理の腕は父親譲りで、フォーミュラ・ニッポンのシートを喪失した2011年からは4年間レース活動から身を引いていた。父の会社が経営しているイタリア料理の名店「リストランテ・カルミネ」で料理人として務めていた。
日本語と英語とイタリア語が堪能なことも活かして、レーシングチームのビジネス・ネゴシエーターとしても活躍。
2015年からランボルギーニのファクトリードライバーとして本格的にレース活動を再開。
2016年にはランボルギーニ・ウラカンGT3でSUPER GTとアジアン・ル・マン・シリーズに参戦。また同年12月に発売されたトヨタ・C-HRの宣伝動画に、小林可夢偉とともに登場している[3]。
2017年はCLAZZIO RACINGとCARGUY RACINGに所属。
2017年はCLAZZIO RACINGでランボルギーニ・スーパートロフェオ・アジア のチャンピオンを獲得。
2018年はCARGUY RACINGをアジアン・ル・マン・シリーズのチャンピオンまで導いた。
2019年のル・マン24時間レースではLM-GTE AMクラスに参戦。初参戦で5位入賞に貢献した。
2019年 AFコルセが運営するMRレーシングに加入し、2019/2020年シーズンのFIA 世界耐久選手権のLM-GTE AMクラスに参戦[4]。初戦のシルバーストーンではオリビエ・ベレッタと石川資章とともに3位表彰台に上がる。
2020年もル・マン24時間レースに再び参戦。しかし車両トラブルにより172周でリタイアとなる。
2020年のSUPER GTには、コロナウィルス渡航制限の影響を受けたPacific- ⇒D'station Racingのニッキー・ティームの代役として参戦している。
2021年はPACIFIC CARGUY Racing よりSUPER GTに参戦。マシンはFERRARI 488 GT3 EVO、チームメイトは木村武史。
2022年もPACIFIC CARGUY Racing より2年連続レギュラードライバーとしてSUPER GTに参戦。マシンはFerrari488 Evo ペアドライバーは木村武史、チーム監督は上野一博、チーフエンジニアは田邉宏昭。また並行してCARGUY Racingより木村と組んでGTワールドチャレンジ・アジアにも参戦し、こちらではGT3クラス総合チャンピオンに輝く。
レース戦績
1999年:カートレースデビュー
2001年 - 2005年:全イタリアオープンカート選手権・カート世界選手権
2006年:フォーミュラトヨタ・レーシングスクール(FTRS)受講
2007年:エッソ・フォーミュラ・トヨタ シリーズ チャンピオン(#63 カルミネ・ルボーセFT/FT30 4A-GE)(3勝)
2008年
全日本F3選手権・全日本選手権クラス ランキング6位(NOW MOTOR SPORT #33 広島トヨタ・ダラーラF308/ダラーラF308 1AZ-FE)
F3マカオGP 19位(NOW MOTOR SPORT #24)
2009年
全日本F3選手権・Cクラス ランキング4位(TODA FIGHTEX #2/ダラーラF308 MF204C)(1勝)
F3マカオGP リタイア(Toda Racing #10)
2010年:全日本選手権フォーミュラ・ニッポン ランキング10位(Team Le Mans #7/スウィフト017.n RV8K)
2012年:世界ツーリングカー選手権<第12戦ギア・レース・オブ・マカオ スポット参戦>(BMW 320 TC)
2015年:ランボルギーニ・スーパートロフェオ・ヨーロッパシリーズ(ヴィンチェンゾ・ソスピリ・レーシング / ランボルギーニ・ウラカン LP620-2 スーパートロフェオ[5])
2016年
SUPER GT・GT300クラス<Rd.1,2>(DIRECTION RACING / ランボルギーニ・ウラカンGT3)
アジアン・ル・マン・シリーズ GTクラス ランキング8位(ヴィンチェンゾ・ソスピリ・レーシング / ランボルギーニ・ウラカンGT3)
ランボルギーニ・スーパートロフェオ・ヨーロッパシリーズ(ヴィンチェンゾ・ソスピリ・レーシング / ランボルギーニ・ウラカン LP620-2 スーパートロフェオ)
2017年:ブランパンGTシリーズ・アジア ランキング20位 (CARGUY Racing #777/ランボルギーニ・ウラカンGT3)(Rd4富士 優勝)
2018年:SUPER GT・GT300クラス<Rd.2 スポット参戦>(CARGUY Racing #777/CARGUY ADA NSX GT3/ホンダ・NSX GT3)
2019年
アジアン・ル・マン・シリーズ GTクラス チャンピオン(CARGUY Racing #11/フェラーリ・488 GT3)(4戦全勝)
ル・マン24時間レース 総合35位 LM-GTEアマクラス 5位(CARGUY Racing #57/Ferrari 488 GTE)
2020年
FIA 世界耐久選手権 (Red River Sport #62/Ferrari 488 GTE Evo)
SUPER GT (Pacific - D'station Racing AMR #9/Aston Martin Vantage GT3)
2022年
GTワールドチャレンジ・アジア GT3クラス総合チャンピオン(CARGUY Racing #777/フェラーリ・488 GT3)
全日本フォーミュラ3選手権
2008年NOW MOTORSPORTSダラーラF308トヨタ・AZ-FECFSW1
3FSW2
5AUT1
2AUT2
4SUZ1
6SUZ2
3TRM1
8TRM2
4OKA1
7OKA2
7SUZ1
5SUZ2
RetTRM1
6TRM2
6FSW1
3FSW2
4SUG1
6SUG2
Ret6位133
2009年TODA FIGHTEX無限・MF204CCFSW1
4FSW2
4OKA1
4OKA2
4SUZ1
5SUZ2
5FSW1
5FSW2
RetSUZ1
2SUZ2
5TRM1
2TRM2
1AUT1
4AUT2
3SUG1
4SUG2
44位66
太字はポールポジション、斜字はファステストラップ。(key)
フォーミュラ・ニッポン
2010年Team LeMansスウィフト・017.nトヨタSUZ
RetTRM
10FSW
8TRM
13SUG
7AUT
4SUZ1
13SUZ2
1410位8
SUPER GT
2016年LAMBORGHINI Team DIRECTION Shift
16FSW
17SUGFSWSUZ
19CHATRMTRMNC0
2018年CARGUY Racing
26SUZCHAFSWSUGAUTTRMNC0
2020年PACIFIC - D'station Racingアストンマーティン・ヴァンテージ GT3GT300FSW
10FSW
19SUZ
10TRM
18FSWSUZ
24TRMFSW21位2
2021年PACIFIC
23FSW
25SUZ
4TRM
7SUG
15AUT
9TRM
19FSW