ケイ・オプティコム
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株式会社オプテージ
OPTAGE Inc.
本社であるオプテージビル(大阪市中央区、画像はケイ・オプティコムビル時代のもの)
種類株式会社
本社所在地 日本
540?8622
大阪府大阪市中央区城見二丁目1番5号
オプテージビル
設立1988年昭和63年)4月2日
(関西通信設備サービス株式会社)
業種情報・通信業
法人番号9120001062589
事業内容電気通信事業
代表者名部正彦(代表取締役社長
橘 俊郎(代表取締役常務執行役員ソリューション事業推進本部長)
資本金330億円
売上高2,608億円(2021年3月期、単独)
従業員数2,676名(2021年4月1日現在)
決算期毎年3月31日
主要株主関西電力 100%(同社の連結子会社
外部リンクhttps://optage.co.jp/
特記事項:2000年平成12年)6月に関西通信設備サービス株式会社から株式会社ケイ・オプティコムへ商号変更。
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株式会社オプテージ(OPTAGE Inc.)は、大阪府大阪市中央区に本社を置く関西電力系列の大手電気通信事業者電力系通信事業者)・小売電力会社である。2019年3月に社名を変更し、現社名、オプテージとなった。2000年6月から同月までの社名は株式会社ケイ・オプティコムである。

サービスブランド名は、個人住宅向け eo(イオ)、中小企業・SOHO向け オフィスeo(オフィスイオ)、仮想移動体通信事業者 mineo(マイネオ)、法人向け ビジネス光である。

2019年4月に、情報通信事業の強化に向けたグループ会社の再編により、関電システムソリューションズが保有する「情報通信インフラ」や企業・自治体向けの「情報システム開発機能」をケイ・オプティコムへ移管する事を契機に、社名が「株式会社オプテージ」に変更された[1]
概要

「光をもっと、あなたのそばに。」をコーポレートスローガンに、関西電力のサービスエリア地域を対象(具体的には近畿2府4県と福井県大飯郡おおい町、大飯郡高浜町三方上中郡若狭町三方郡美浜町小浜市だが便宜上省略する[2])に、送配電線とともに敷設した光ケーブルを用いた、FTTHのeo光・企業向けIP-VPNIP電話ケーブルテレビeo光テレビ)などの事業を行っている。

また、日本全国向けの仮想移動体通信事業者(MVNO)・小売電気事業者でもある。

今日のオプテージは関西電力が携帯電話事業向けの光ファイバー賃貸業者として設立された関西通信設備サービス(のちにアステル関西を吸収し、ケイ・オプティコムに商号変更)[3]、関西電力と大阪市などの合弁企業で企業向け通信網を提供する大阪メディアポート[4]ケーブルテレビ事業を行う関西ケーブルサービス、及びケイ・キャット(旧・京阪ケーブルテレビ)の合併・統合によって成り立っている。
沿革

1985年(昭和60年) - 大阪市関西電力大阪ガス阪神高速道路公団三菱商事三井物産住友商事などの合弁事業として大阪メディアポートを設立。

1988年(昭和63年) - 関西電力の完全出資子会社として関西通信設備サービスを設立。主に企業向け通信事業を中心に展開した。

1997年(平成9年) - 大阪メディアポートが電力系初のインターネットサービスプロバイダである「WCN」を開始(2001年(平成13年)にパワードコムに売却)

2000年(平成12年)

6月 - 株式会社ケイ・オプティコムに社名変更。

11月1日 - 関西ケーブルサービスを合併、併せてアステル関西PHS事業を譲受[5]


2001年(平成13年)

6月1日 - 最大64kbps定額制無線インターネット接続サービス・eo64エア開始[6]。無線部分はPHS、有線部分は光ファイバーによる。

6月23日 - 最大10Mbpsの集合住宅向け光ブロードバンドインターネット接続サービス開始[7]

10月19日 - 最大3Mbpsの無線インターネット接続「eoメガエア」のサービス開始[8]


2002年(平成14年)

4月1日 - 最大100MbpsFTTHインターネット接続サービス開始[9]。 企業向けのIP電話サービス開始[10]

6月17日 - 個人向けインターネット電話サービス開始[11]

10月1日 - 最大100Mbpsの企業向け光ケーブルインターネット接続サービス開始[12]

10月15日 - 個人向けインターネットテレビ電話サービス開始[13]


2003年(平成15年)

4月22日 - 一般電話から着信可能な050識別番号の割り当てられたIP電話のサービス開始[14]

11月21日 - 枚方市ケーブルテレビ局ケイ・キャット」と業務・資本提携を結び、光ファイバー(FTTH)ケーブルテレビ事業「ケイ・キャットeoTV」を寝屋川市交野市にて開局[注 1]

12月1日 - 大阪メディアポートを吸収合併[4]


2004年(平成16年)

4月6日 - PHS音声通信の新規受付終了[15]

9月1日 - NTT固定電話電話番号がそのまま移行(番号ポータビリティ)でき、110番119番の緊急通報可能なIP電話「eo光電話」のサービス開始[16]

9月30日 - PHS音声通信のサービス停止。


2005年(平成17年)

7月1日

日本初の1GbpsFTTH回線利用のインターネット接続サービス 最大1Gbpsの1ギガコース、および 最大100Mbpsの100Mプレミアムコースを開始[17]

ケイ・キャットeoTVのサービス名称を「ケイ・キャットeo光テレビ」と改め、上記京阪電鉄沿線だけでなく、近畿地方一円でサービス提供地域を順次拡大[18]。(当初のケイ・キャットとの提携は奈良県全域と大阪府四条畷市田原地区を除く)


11月1日 - 近鉄ケーブルネットワークと提携し「KCN eo光テレビ」のサービスを奈良県全域と四條畷市田原地区で開始し、近畿全域でeo光テレビのサービスを本格展開開始[19]


2006年(平成18年)12月18日 - eoメガエアの新規受付終了。

2007年(平成19年)

4月2日 - 「eo光電話」2番号サービス開始[20]

11月30日 - eoメガエアのサービス停止。


2008年(平成20年)

6月30日 - 100Mプレミアムコースの新規受付終了。

7月1日

1Gbps回線を利用した最大200MbpsのFTTHインターネット接続サービス(200Mコース)開始[21]

子会社の関西どっとコムを吸収合併。


8月1日 - KCN eo光テレビを提供する奈良県全域と四條畷市田原地区でもケイ・キャットeo光テレビのサービス開始(KCNとの提携も継続)

9月1日 - イー・モバイル(現:イー・アクセス)の通信網を利用する高速モバイルデータ通信「eoモバイル」のサービス開始[22]


2010年(平成22年)

3月1日 - 公衆無線LANサービス「eoモバイル Wi-Fiスポット」のサービスを開始する。同時に、従来の「eoモバイル」のサービス名称を「eoモバイル 3G」に変更するととも[23]、従来の7.2Mbpsに加えて21Mbpsのサービスを開始。

9月1日 - eo64エアの新規受付終了。

12月1日 - UQコミュニケーションズの通信網を利用するモバイルWiMAXサービス「eoモバイル WiMAX」のサービス開始。[24]


2011年(平成23年)

9月30日 - eo64エアのサービス停止[25]

12月22日 - 二段階定額制「100Mライトコース」のサービスを開始[26]


2012年(平成24年)

1月16日

「eo光」キャンペーンとして通常料金よりネットが1,000円/月、テレビ800円/月安くなる「スタート割」を新たに開始。

「eo光ネット」と「eoモバイル」の融合サービス「光ハイブリッドタイプ」に42Mコースが新登場。


1月26日 -「訪問修理サービス」の提供開始[27]

2月14日 - KDDIの業務提携によりauスマートバリュー開始[28]

3月6日 -「ニフティクラウド for KOPT」の提供開始[29]

4月2日 - 関西最大級の音楽コンテスト「eo Music Try 2012」の開催およびエントリー受付開始。

6月1日 - タブレット端末を利用したeoスマートリンク開始[30]

7月5日 -「ケイ・オプティコム マラソン応援ソング」が誕生。

7月13日 -UQコミュニケーションズKDDI、ケイ・オプティコム、及び、ワイヤ・アンド・ワイヤレス 4社協力による大阪市営地下鉄への公衆無線LAN及びWiMAX環境の整備[31]

8月18日 - 京セラドーム大阪 オリックス・バファローズvs福岡ソフトバンクホークス戦への冠協賛の実施。


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