ケイパー映画
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .pathnavbox{clear:both;border:1px outset #eef;padding:0.3em 0.6em;margin:0 0 0.5em 0;background-color:#eef;font-size:90%}.mw-parser-output .pathnavbox ul{list-style:none none;margin-top:0;margin-bottom:0}.mw-parser-output .pathnavbox>ul{margin:0}.mw-parser-output .pathnavbox ul li{margin:0}

映画 > 映画の一覧 > アクション映画 > クライム映画 > ケイパー映画

映画 > 映画の一覧 > ケイパー映画

ケイパー映画(caper film)もしくは、強盗映画またはハイスト映画(ごうとうえいが、heist film)とは、映画ジャンルの1つで、犯罪映画のサブジャンルの一つ[1]。その名の通り、主人公たちによる強盗盗みを主題とする作品(ケイパー・ストーリー)を指す。
概要

このジャンルの黎明期の代表作は『アスファルト・ジャングル』(1950年)であり、同作では強盗団の一人の失敗が最終的に計画の破綻につながる様子が描かれ、『Film Genre 2000』では「ほぼ本作のみでこのジャンルを確立させた」とある。この形式を踏襲した類似作として『札束無情(英語版)』(1950年)、『現金に体を張れ』(1956年)、『ゲッタウェイ』(1972年)などがある。また、ロジャー・イーバートは、ケーパー映画の特徴の1つである仲間を集めて1つの目的に挑むというスタイルは『七人の侍』に源流が見られるとしている[2]

1990年代になると強盗映画は、「これらのスタイルを実験的に用いて工夫した」ものとなり、犯罪計画そのものよりも、登場人物たちの関係性に重点が置かれるようになった[3]
代表的な強盗映画の一覧

該当する映画の一覧は、英語版en:heist film#List of filmsを参照のこと。

また、銀行強盗に限定した映画についてはCategory:銀行強盗を題材とした映画作品を参照のこと。
1950年代

公開年邦題
原題製作国備考Ref.
1950札束無情
(英語版)
Armored Car Robbery アメリカ合衆国[3]
アスファルト・ジャングル
The Asphalt Jungle[4]
1951ラベンダー・ヒル・モブ
The Lavender Hill Mob イギリス[5]
1955男の争い(英語版)
Rififi フランス[4]
1956賭博師ボブ(英語版)
Bob le flambeur[5]
現金に体を張れ
The Killing アメリカ合衆国[6]
1958いつもの見知らぬ男たち
Big Deal on Madonna Street イタリア[7]

1960年代

公開年邦題
原題製作国備考Ref.
1960
オーシャンと十一人の仲間
Ocean's 11 アメリカ合衆国[7]
1964はなればなれに
Bande a part フランス[4]
トプカピ
Topkapi アメリカ合衆国[7]
1966ギャング
Le deuxieme souffle フランス[5]
おしゃれ泥棒
How to Steal a Million アメリカ合衆国[5]
1967俺たちに明日はない
Bonnie and Clyde[8]
盗みのプロ部隊(英語版)
Grand Slam イタリア
スペイン


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:59 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef