グーグル八分
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出典検索?: "グーグル八分" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2007年12月)

グーグル八分(グーグルはちぶ)とは、グーグルの基準に該当するウェブサイトが、Googleのデータベースから除かれ、Google検索しても内容が表示されない状態になることである。Googleの検閲行為とも言われる。英語では「Censorship by Google」あるいは「Google Censorship」と呼ばれる。
概要

グーグル八分とは、インターネットの検索エンジンサービス提供会社Googleが、提供する検索サービスの検索結果として表示されるはずのサイトの一覧から特定のサイトを取り除き、利用者が検索サービスを利用する際にそれらのサイトを表示しないようにすることである。村八分の言い方の転用である。

Googleは検索情報として提供される情報自体はGoogleが主体的に決定できるものであり、Googleが任意にそのようなことをする権限を持つとしている。

Googleによれば、「Google の方針として、検索結果に対する検閲は行われていません。しかしながら、各国の法律、条例、政策の求めに応じ、これを行うことがあります。」、とあり、具体的には「犯罪にからむサイト」、「SPAM的な手法によって検索順位を向上させるサイト」「個人や法人から『このサイトは自分の権利を侵害している』というクレームがあったサイト」について検索結果に表示されないよう情報を削除することがあると、インタビューで語っている[1]

また、このようなケースで情報の削除を行った場合については削除した事実は米国の第三者機関に提示し[1]、該当する検索結果のページに告知するとしているが、2005年3月以前に削除された検索結果については、告知されない場合もあるとしている。

削除について、Googleは「法務部が判断し,要求が正当と考えられる場合削除する。」としている。しかしながら、インターネットの利用に際しては検索エンジンを利用することが多く[2]、また、検索エンジンサービスは事実上寡占状態であるため[3]、一企業の内部的な決定で検索結果が恣意的に変更されることについては異論も多い[4][5]。なお、日本においてはGoogle以上の利用者がいるとされる(2006年3月中のネットレイティングスによる調査より[6][3] Yahooにおいても同様のことについては、Yahoo!八分(ヤフー八分)と称されることがある(後述)[7]。一般にこうした検索サイト運営会社が意図的に検索サービスの検索結果から特定のサイトを取り除くことをグーグル八分と呼ぶこともある。

また、類義語として図書や映像メディアにおけるAmazon八分、日本の特定SNSを対象としたmixi八分等の呼称もあるが、何れもWebサイトの検索エンジンに関係することではなくこうした事柄をグーグル八分とは呼ばない。
グーグル八分と検索エンジン・ナショナリズム

グーグル八分のような、外国の私企業による情報の制限について危機感を持つ人々もいる。

日本においては2007年10月にCEATEC会場で、経済産業省の研究会から生まれた産学連携プロジェクト「情報大航海プロジェクト」のブースにおいて、Googleの検索結果から特定のWebサイトが表示されなくなる「Google八分」を紹介するビデオが繰り返し流され、「検索結果が海外の特定企業に決められることがどれだけ怖いか分かるだろうか」と訴えた。同プロジェクトでは50億円をかけて日本発の次世代検索技術を研究・開発し、Googleなど米国企業に独占されている状況を打開したいという[8]

同様にフランスにおいては同様のプロジェクト「Quaero」(クエロ)が進められている[9]
グーグル八分、およびGoogleでWebページが表示されない例
権利侵害サイトであると抗議を受けてのグーグル八分

日本においては悪徳商法と具体的事例についての周知を目的としたWebページ「悪徳商法?マニアックス」の書き込みが、2004年1月にGoogleの検索結果から削除されたことによって大きく知られるようになった。ある企業が米Google本社に検索結果から削除することを依頼したためとされている[7]

当初、この問題でグーグル八分されているページは3ページ程度であったが、平和神軍観察会事件に関連した記述が悪徳商法?マニアックスに上げられ、グロービート・ジャパンと右翼系宗教団体「日本平和神軍」や「イオンド大学」に一体性があるとの記述がなされたことに対して、グロービート・ジャパンに関するページが、ことごとくグーグル八分され、現在は30ページ以上に上っているとされる[4]。特定の話題がGoogle上から消されるということであり、本来の意味でのグーグル八分に近い唯一の例である[4]
アダルトサイト

Googleの検索ではデフォルトでアダルトサイトの表示を抑制する『フィルタリング』(Google側では「セーフサーチ」と呼称している)を働かせている。このためフィルタリングが施されていない検索結果と通常表示される検索結果には差異があり、デフォルトの設定では表示されないサイトも少なくない。検索語句にもよるが、特にGoogle画像検索で顕著な差がみられる。ただしこの機能はユーザーが任意でフィルタリングを解除することが可能であるため、グーグル八分とは別物と考えて差し支えない。

このフィルターを解除するには米国版Googleに表示言語を英語に設定してアクセスした後、設定画面からチェックボックスを操作するという複雑な手順を踏む必要があったが、2008年4月2日から日本語版Googleにおいてもセーフサーチの任意設定が可能になった[10]
ページランクの変更

Googleの検索順位を決定しているページランクと呼ばれる数値の計算アルゴリズムは定期的に変更され、「グーグルダンス」と呼ばれる[11][12][13][14]。このため検索エンジン最適化等の手法によって上位に掲載されていたサイトが、ある時に大きく順位を落とすことがある[14][15][16]。ページランクの変化により事実上上位ページに掲載されなくなったページについてそのページの主催者等からグーグル八分されたといわれることがある。

これは特定のサイトが順位を下げられるということではないため、一般的にはグーグル八分とは考えられない。
検索エンジンスパムに対するグーグル八分

検索エンジンスパムに対するグーグル八分は、何もポルノサイト等の違法サイトばかりでなく、企業サイトに対しても行われる。海外においてはドイツBMW社が検索エンジンスパムとみなされる技術を用いたとしてグーグル八分を受けた[17]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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