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グワジン (GWAZINE) は、『ガンダムシリーズ』のうち、宇宙世紀を舞台にした作品に登場する架空の宇宙戦艦。初出は1979年放送のテレビアニメ『機動戦士ガンダム』。「グワジン級」とクラス名になったのは『モビルスーツバリエーション』の文字設定より[1]。
作中の敵勢力であるジオン公国軍が運用する大型宇宙戦艦で、先の尖った赤い艦体と、後部の8つの球形タンクが特徴。公国軍の枢軸であるザビ家の親族がおもに座乗する。
本項ではジオン公国軍の残党組織(ネオ・ジオンなど)において運用されたグワダンやレウルーラなどの後継艦についても記述する。 諸元グワジン 艦隊旗艦となるべく建造された艦で、完成と同時にもともと戦艦であったチベ級は重巡洋艦に艦種変更されている。ジオン公国軍艦艇の中でも特に強力であるとされ、モビルスーツ(MS)を艦底部に多数(資料により10機[2]、約20機、24機[3]など)搭載可能なほか、連装メガ粒子主砲3基、連装メガ粒子副砲10基、その他ミサイルランチャーと個艦火力も充実している。外見的な特徴でもある球形の大型燃料タンクを持ち、無補給で火星と木星の間のアステロイドベルトまで辿り着ける長大な航続力をもち[4]、これをもって本艦を「万一の事態を考慮したザビ家の脱出措置」とする資料もある[5]。 大きく翼を広げた艦形は、本艦が元々は大気圏突入 / 飛行能力込みで設計された名残である。艦首には地上との連絡用として大型宇宙往還機が接続されている(本編未使用)。なお、建造に手間が掛かるため[要出典]、グワジン級への座乗はザビ家と、ザビ家に信頼される重要な部下にだけ許されている。 宇宙世紀0076年3月に1番艦が就役。建造量は8隻もしくは10隻以上[6]とされる。少なくとも開戦時のジオン公国保有戦艦(グワジン級に限らない)は8隻である[3]。ルウム戦役にはグワランなど3隻[4]あるいは4隻[7](戦艦はグワジン級以下4隻とする資料[3]もある)、ソロモン攻防戦にはグワランなどグワジン級以下3隻[3]、ア・バオア・クー攻防戦にはグワデン、アサルム、グワリブ、グワジンなど4隻以上[3][注 1]が参加している。アニメ『機動戦士ガンダム』劇中ではア・バオア・クーにてキシリアのグワジンが到着する前に3隻が同時登場する場面がある。戦後はアサルムなど数隻がアクシズへ向かい地球圏を離脱している。 複数存在するものの、アニメ作中に登場したものはすべて艦体色が赤である。劇場版第1作公開時は全長294メートルの設定であったが、OVA『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』に登場した同型艦「グワデン」は全長440メートル[8]と1.5倍以上に変更されている。
概要
GWAZINE
(括弧内はグワデンの数値)
分類戦艦
所属ジオン公国軍
全高67.6m[2](103m)
全長294m[2](440m)
全幅214.6m[2](320m)
全備重量35,000t[2](108,100t)
推進機関熱核ロケット・エンジン×8[2]
武装連装メガ粒子砲×3[2]
連装メガ粒子副砲×10
155mm連装機関砲×多数
搭載数諸説有り(本文参照)
主な搭載機宇宙往還機