グローランサーIV
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グローランサーIV
ジャンルドラマチック RPG
ゲーム
ゲームジャンルシミュレーションRPG
対応機種PlayStation 2 [PS2]
PlayStation Portable [PSP]
開発元キャリアソフト
発売元アトラス
メディア[PS2] DVD-ROM
[PSP] UMD、アップデートデータ
プレイ人数1人
発売日PS2:9,139円(税別)
PS2 デラックスパック:10,290円(税別)
PSPリメイク:6,279円(税込)
PSPリメイク ダウンロード:4,980円(税込)
レイティングCERO:B(12才以上対象)
漫画
作者式部玲
出版社スクウェア・エニックス
掲載誌月刊Gファンタジー
レーベルGファンタジーコミックス
発表号2003年10月号 - 2004年9月号
巻数全1巻

小説
小説
著者岡崎いずみ
イラストうるし原智志
出版社エンターブレイン
レーベルファミ通文庫
巻数全1巻
小説
著者天羽沙夜
イラストうるし原智志
出版社メディアワークス
レーベル電撃文庫
巻数全1巻

テンプレート - ノート
プロジェクトコンピュータゲーム
ポータルコンピュータゲーム

『グローランサーIV』(GROW LANSER IV -Wayfarer of the time-)は、2003年12月18日アトラスから発売されたPlayStation 2(PS2)用ゲームソフト。Best版(Atlus Best Collection)は2005年3月10日に続編であるグローランサーIV Returnと同時に発売。2011年8月18日には、新要素を追加したPSP『グローランサーIV オーバーリローデッド』が発売された。当初は『グローランサーIV オーバーロード』というタイトルの予定だったが、オリジナルを大切にしながらも新規要素を盛り込んだ新生作であるという想いや気合いが伝わらなかったため変更したことをプロデューサーの高田慎二郎が明かしている[1]
概要

ジャンルはノンストップ・ドラマチックRPG。キャラクターデザインはうるし原智志。キャッチコピーは『進化するドラマチック』。グローランサーII、IIIを継承しつつ、グローランサーIの要素も復活させた、これまでのシリーズの集大成と言える作品である。

グローランサーIと同じように、主張しない主人公の代弁者として妖精的なマスコットキャラである「使い魔」が随伴し、更には使い魔を育成する要素も追加された。そのため、従来よりも妖精キャラが可能な行動が大幅に増えている。また、フィールドマップの移動中に敵に発見されると画面を切り替えずそのまま戦闘になる等、移動方式もグローランサーIのシステムを踏襲している。その他、仲間との親睦を深める「休暇」や自分の領地を発展させるなど、グローランサーIのシステムの多くが復活している。ただし主人公のキャラメイクは存在しない(マンネリ感があったために廃止されたとコメントされているが、次回作では復活している)。

オープニングにはI以来のアニメーションが採用された。また、ストーリーの随所にはI同様にビジュアルイメージが挿入される。更に、ストーリー上の演出としてCGムービーも取り入れられている。PSP版では新規に作成されたアニメーションが多数収録されている。

世界観は、ひと繋がりであったグローランサーI?IIIとは異なり、シリーズの他作品と直接的な繋がりはない(ただし、外伝作の『グローランサーIV Return』ではIIやIIIの世界との接点がある)。

戦闘面では、グローランサーII以降と同様に「リング・ウェポン」と「魔石」の組み合わせでパラメーター強化や使用可能な特技の付与を行うようになっている。また、各キャラクターの技能の習得には、魔石を装備したうえで敵を倒して入手する「技能ポイント」を貯める必要があり、技能習得のために弱い魔石でも装備して戦う必要があるなど育成の戦略性がある。その他、シリーズで唯一「リミットアビリティー」という各キャラクター固有の特殊技が設定されており、戦闘における各キャラクターの個性付けに一役買っている。

本作のみの要素として、主人公に対する仲間の好感度の高低やイベントによって、戦闘時に仲間に指示を与えたときの応答セリフが変化する(好感度が高ければ快諾する、悲劇的な場面やステータス異常中では消沈する、など)。

PSP版では更に新キャラクターや新イベントが追加され、ストーリーも大幅に拡張されており、物語も原作のPS2版とは全く異なる展開が用意されている。PS2版と同じ結末を辿ることも可能な他、仲間達と敵対するという全く別のルートにも分岐するようになっている。エンディングは40種類以上とPS2版とは比較にならない程存在する。
ストーリー

伝承には約2000年前に天使が現われ、人類を滅亡の一歩手前まで追い込まれた、と掲載されている。[2]かつての高度な文明の残滓は「遺跡」という形で各地に残り、また伝承やおとぎ話として「魔法」や「人を罰する天使」の存在が語られるのみであった。人類は狩猟や農耕といった素朴な暮らしを営みつつも再び繁栄し、大陸では大国同士が覇権を争う戦乱の時代となっていた。

戦乱を糧とする「アルテン・シュヴァルト傭兵団」は、南の小島ランプラスト島での勢力争いに参加していた。だがあるとき、敵勢力の拠点で原因不明の大爆発が起き、クレヴァニールと傭兵団の団長ディクセンだけは、空に六枚の翼を持つ人影を見る。ディクセンは人影を見るやはっきりとこういった。「天使め…。」

天使の襲撃の余波を受けた傭兵団は各々船で逃げ出すも、無事に港に辿り着いたのは団長らの一隻のみ。兼ねてより天使の存在を知っていたディクセンは傭兵団の解散を決め、クレヴァニールに自分の旅についてきてほしいことを告げるも、その最初の目的地で謎の敵の急襲を受け、亡くなってしまう。クレヴァニールと、彼の部下・レムスは、ディクセンの遺した言葉を解き明かすべく、旅に出る。

「クレヴァニール。お前こそが天使を倒すカギなのだ。」
システム

主に本作より追加されたシステムを記す。本作のシステムは同シリーズの他作品に比べて独自のものが多い。
RMS

リアルタイムミッションクリアシステム。シリーズで御馴染みの戦闘システムをより強化したもの。II以降同様、イベント戦闘では成績に応じて三段階の評価がされる。勝利条件の他、隠された条件も完璧に満たして勝利した場合は「MISSION COMPLETE」。完璧ではないが、無難に勝利した場合は「MISSION CLEAR」。辛うじて敗北条件は満たさなかったという程度の場合は「MISSION FAILED」となり、良い成績ほど良い報酬が手に入る。ちなみに「MISSION COMPLETE」時は仲間達の好感度が上昇する。

今作ではイベント戦闘時にタイマーが表示され、常にカウントダウンが進むようになっている。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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