グレビーシマウマ
グレビーシマウマ Equus grevyi
保全状況評価[a 1][a 2]
ENDANGERED
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
ワシントン条約附属書I
分類
グレビーシマウマ(Equus grevyi)は、哺乳綱ウマ目(奇蹄目)ウマ科ウマ属に分類される種。名前はフランスの元大統領ジュール・グレヴィーにちなむ[1]。 エチオピア南部、ケニア北部[2][3] ジブチ、スーダン、ソマリア[3] 体長240-300センチメートル[2][3]。肩高140-160センチメートル[3]。体重350-450キログラム[3]。頭部や頸部は長い[2]。全身は白い体毛で覆われ、背面には黒く細かい縞模様が入る[2][3]。腹面に縞模様は入らない[2][3]。 耳介は大型で幅広く、丸みを帯びる[2]。耳介の先端が白い[3]。耳介の内側には体毛が密生する[2]。 サバンナや半砂漠地帯に生息する[2][3]。薄明薄暮性で、昼間は木陰などで休む[2]。1頭のオスとメスや幼獣からなる10頭前後の小規模な群れを形成し生活する[2]。オスは縄張りを形成する[3]。 食性は植物食で、主に草を食べる[3]。基本的に毎日水を飲むが、2-5日は水を飲まなくても生きられる[2]。嗅覚で水脈を探し、干上がった川底を掘りかえることもある[2]。 繁殖形態は胎生。妊娠期間は390-428日[2][3]。周年繁殖し、1回に1頭の幼獣を産む[2][3]。
分布
絶滅した分布域
形態
生態グレビーシマウマの群れ
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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