『グレッグ・レイク&ゲイリー・ムーア』
グレッグ・レイク の スタジオ・アルバム
リリース1981年
ジャンルハードロック、プログレッシブ・ロック
時間43分14秒
レーベルクリサリス・レコード
プロデュースグレッグ・レイク
アレックス・グロブ(#3)
専門評論家によるレビュー
AllMusic link
グレッグ・レイク&ゲイリー・ムーア
(1981年)グレッグ・レイク&ゲイリー・ムーアII マヌーヴァーズ
(1983年)
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『グレッグ・レイク&ゲイリー・ムーア』(原題:Greg Lake)は、イングランドのミュージシャン、グレッグ・レイクが1981年に発表した、ソロ名義では初のスタジオ・アルバム。 「ラヴ・ユー・トゥー・マッチ」はボブ・ディランの曲に手を加えたもので、レイク自身は「ボブ・ディランの曲を歌ってみたかったけど、他の誰かが既にやっているような曲はやりたくなかった」「彼(ディラン)は未完成の曲のテープを送ってきて、『この曲を完成させて自分でやってみれば、オリジナル曲をやったようなものだよ』と言ってくれた」と語っている[3]。そして、レイクはこの曲に「猛烈なギター・ソロが必要だ」と考え、マネージャーを通じてゲイリー・ムーアに参加を依頼し、ムーアはワン・テイクでソロの録音を終えた[3]。レイクはそれを機にムーアと意気投合し、「リトリビューション・ドライヴ」、「ロング・グッバイ」、「ザ・ライ(偽りの世界)」といった曲でもムーアをソリストに起用して、更にムーアの曲「ニュークリア・アタック」も本作で取り上げた[4]。 本作でベースを弾いたトリストラム・マーゲッツは、かつてレイクのプロデュースによるアルバムを発表したバンド「スポンティニュアス・コンバスション」のメンバーだった[4]。 全英アルバムチャートでは、レイクのソロ・アルバムとしては唯一のトップ100入りを果たし、最高62位を記録した[2]。アメリカでは、本作が17週Billboard 200入りして1981年12月19日に最高62位を記録し[1]、本作からのシングル「とどかぬ愛」はBillboard Hot 100で48位に達した[5]。 Marc Lorenはオールミュージックにおいて5点満点中3点を付け「よくできた楽曲と、ゲイリー・ムーアの熱烈なギターを前面に押し出した、単純明快なギター主導のロックンロールの領域に乗り出したアルバム」と評している[6]。 本作リリースに伴うツアーには、レコーディングの主要メンバーであるムーア、トミー・アイアー、トリストラム・マーゲッツ、テッド・マッケンナ
背景
反響・評価
ツアー
収録曲
ニュークリア・アタック - "Nuclear Attack" (Gary Moore) ? 4:31
ラヴ・ユー・トゥー・マッチ - "Love You Too Much" (Bob Dylan, Helena Springs, Greg Lake) ? 3:56
イット・ハーツ - "It Hurts" (G. Lake) ? 4:30
ブラック・アンド・ブルー - "Black and Blue" (G. Lake) ? 3:58
リトリビューション・ドライヴ - "Retribution Drive" (G. Lake, Tony Benyon, Tommy Eyre) ? 5:05
ロング・グッバイ - "Long Goodbye" (G. Lake, T. Benyon, T. Eyre) ? 3:59
ザ・ライ(偽りの世界) - "The Lie" (G. Lake, T. Benyon, T. Eyre) ? 4:47
サムワン - "Someone" (G. Lake, T. Benyon, T. Eyre) ? 4:11
とどかぬ愛 - "Let Me Love You Once Before You Go" (Steve Dorff, Molly Ann Leikin) ? 4:20
フォー・ゾーズ・フー・デア - "For Those Who Dare" (G. Lake, T. Benyon) ? 3:51
参加ミュージシャン