グレタ GRETA
Greta
監督ニール・ジョーダン
脚本レイ・ライト
ニール・ジョーダン
原案レイ・ライト
製作シドニー・キンメル
『グレタ GRETA』(Greta)は、2018年のアイルランド・アメリカ合衆国のスリラー映画。監督はニール・ジョーダン、主演はイザベル・ユペールが務めた。 ニューヨーク。フランシス・マッカレンはレストランのウェイトレスとして働いていた。つい先日、フランシスは母親を癌で亡くし[3]、喪失感を埋めることができずにいた。本来であれば娘の心の支えになれるはずの父親(クリス)は家庭を顧みないほどのワーカーホリックであり、フランシスとは疎遠になっていた。 そんなある日、フランシスは地下鉄の中でカバンが置き忘れられていることに気が付いた。中身を調べたところ、そのカバンはグレタ・ハイデッグという女性のものであることが判明した。心の優しいフランシスがバッグをグレタの家に届けたところ、感動したグレタはフランシスにコーヒーを振る舞ってくれた。グレタは「夫は亡くなったし、娘はパリで勉強している」とフランシスに言った。フランシスはグレタも自分のように喪失感に苦しんでいると知り、彼女に対して親近感を覚えるようになった。この一件をきっかけに、フランシスはグレタとどんどん親密になっていった。ルームメイトのエリカから「何か異様なものを感じる」と言われたが、フランシスは意に介することなくグレタの家に通い続けた。 ある日の夜、フランシスがグレタの家で夕食の準備をしていたところ、クローゼットの中にハンドバッグが大量に収納されているのを発見した。そのハンドバッグはフランシスが地下鉄の中で見つけたものと同じであり、その一つ一つに見知らぬ人の名前と電話番号が記されていた。その中にフランシスの名前があったことからして、グレタがバッグをわざと置き忘れているのは明白だった。気味悪く思ったフランシスはグレタとの縁を切ることにした。 その日から、フランシスはグレタのストーキング行為に悩まされるようになった。しかも、グレタの魔の手はエリカにも及ぶようになったのである。 ※括弧内は日本語吹替[4]
ストーリー
キャスト
グレタ・ハイデッグ - イザベル・ユペール(野沢由香里): ピアノ教師。
フランシス・マッカレン - クロエ・グレース・モレッツ(沢城みゆき)
エリカ・ペン - マイカ・モンロー(新谷良子)
クリス・マッカレン - コルム・フィオール(原康義)