グレタ・スカッキ
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グレタ・スカッキ
Greta Scacchi

本名グレタ・グラッコ (Greta Gracco)
生年月日 (1960-02-18) 1960年2月18日(64歳)
出生地 イタリアミラノ
国籍 イタリア
イギリス
オーストラリア
職業女優
活動期間1981年 -
配偶者カルロ・マンテガッツァ(1998年? - )
著名な家族レイラ・ジョージ (娘)
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グレタ・スカッキ(Greta Scacchi、1960年2月18日 - )は、イタリア出身の女優
略歴

出生時の名前はグレタ・グラッコ(Greta Gracco)。父親はイタリア人、母親はイギリス[1]

イタリアミラノで生まれ、ロンドンオーストラリアで育ち、18歳の時にロンドンの舞台に端役として出演しはじめる。1982年にドイツ映画に出演。『熱砂の日』などのイギリス映画や『コカコーラ・キッド』といったオーストラリア映画に出演した後、ハリウッドに移った。知的でセクシーなブロンド女性を演じることが多く、『氷の微笑』は当初スカッキにシャロン・ストーンの演じた役のオファーがあったが、これを断っている[2]

1993年に私生活のパートナーだったヴィンセント・ドノフリオと別れたことを契機にロンドンを拠点に移し、アメリカ、イギリスやオーストラリアのみならず、母国のイタリア、フランス語やドイツ語に堪能であることから、フランスにおいて、映画、テレビドラマ、舞台、社会活動にと幅広く活動している。

1996年のHBO制作のテレビ映画『ラスプーチン』(ウリ・エーデル監督作品)ではアレクサンドラ・フョードロヴナを演じ、1996年度のエミー賞において、リミテッドシリーズ/テレビ映画部門の助演女優賞を受賞した。
プライベート

1983年頃から『コカコーラ・キッド』でも共演したニュージーランドの人気歌手のティム・フィンと交際していたが別れ、1989年頃からヴィンセント・ドノフリオと交際し、1992年に第一子である娘のレイラ・ジョージを儲けたものの、1993年に別れている[3]

1990年代後半にイタリア人の従兄弟カルロ・マンテガッツァと結婚し、息子を儲けた[4]
受賞

エミー賞リミテッドシリーズ/テレビ映画部門助演女優賞 (1996年) - 『ラスプーチン』

オーストラリア映画批評家協会賞最優秀助演女優賞 (2001年) - Looking for Alibrandi

他に1983年の『熱砂の日』での英国アカデミー賞での新人賞のノミネート以来、ゴールデングローブ賞、エミー賞、オーストラリア映画テレビ芸術アカデミー賞、全米映画俳優組合賞などにおいて多数のノミネート歴がある。
顕彰

イタリア共和国功労勲章 (2013年)

主な出演作品

公開年
放映年邦題
原題役名備考
1982セカンドフェイス
Das zweite Gesichtアンナ
1983熱砂の日

Heat and Dustオリヴィア
1984ローレンス・オリヴィエ/画家と美女の奇妙な生活
The Ebony Towerダイアナテレビ映画
椿姫
Camilleマルグリット・ゴーティエテレビ映画
1985コカコーラ・キッド
The Coca-Cola Kidテリ
死を呼ぶ晩餐
Dr. Fischer of Genevaアンナ=ルイーズ・フィッシャーテレビ映画
1986ダウニング街の陰謀
Defence of the Realmニーナ・ベックマン
1987白い炎の女
White Mischiefダイアナ・ブロートン
ア・マン・イン・ラブ
Un homme amoureuxジェーン
グッドモーニング・バビロン!
Good Morning, Babylonエドナ
1988三人姉妹
Paura e amoreマリア
1990推定無罪
Presumed Innocentキャロリン・ポルヒーマス
1991仮面の情事/プラスティックナイトメア
Shatteredジュディス・メリック
熱い夜に抱かれて
Fires Withinイザベル
抱きしめたいから
Turtle Beachジュディス
1992ザ・プレイヤー
The Playerジューン・グッドマンズドータ
1994明日にむかって…
The Browning Versionローラ・クロッカー=ハリス
1995ジェファソン・イン・パリ/若き大統領の恋
Jefferson in Parisマリア・コズウェイ
1996ラスプーチン
Rasputinアレクサンドラ・フョードロヴナテレビ映画
ハーモニー
Cosi患者クレジットなし
Emma エマ
Emmaウェストン夫人
1997悪魔のくちづけ
The Serpent's Kissジュリアナ
オデッセイ
The Odysseyペネロペテレビ映画
1998レッド・バイオリン
Le Violon rougeヴィクトリア
1999コットン・メリー
Cotton Maryリリー・マッキントッシュ
ジョン・マルコヴィッチの レディース・ルーム
Ladies Roomルシア
2000アリブランディを探して
Looking for Alibrandiクリスティーナ・アリブランディ
2001カンヌ 愛と欲望の都
Festival in Cannesアリス・パーマー
2003バルティック・ストーム
Baltic Stormジュリア
2004そして、デブノーの森へ
Sotto falso nomeニコレッタ
ビヨンド the シー 夢見るように歌えば
Beyond the Seaメアリー
2005フライトプラン
Flightplanセラピスト
2006アガサ・クリスティー ミス・マープル2 親指のうずき
Marple: By the Pricking of My Thumbsタペンス・ベレスフォードテレビ映画
ブロークン・トレイル 遥かなる旅路
Broken Trailノラ・ジョンズテレビ・ミニシリーズ
監禁アマゾネス
The Book of Revelationイザベル
スティーヴン・キング 8つの悪夢
Nightmares & Dreamscapes: From the Stories of Stephen KingDr. Katie Arlenテレビ・ミニシリーズ
2007テロ・ポイント ロンドン爆破へのカウントダウン
Shoot on Sightスーザン・アリ
2008合衆国崩壊の日
The Trojan Horseヘレン・マディガンテレビ・ミニシリーズ
ラスベガス、闇の子供たち
Inconceivableクレジットなし
情愛と友情
Brideshead Revisitedカーラ
2011ヒンデンブルグ 第三帝国の陰謀
HindenburgHelen van Zandtテレビ映画
2016戦争と平和
War & Peaceロストフ伯爵夫人テレビシリーズ
2017ナポリの隣人La tenerezza
2018オペレーション・フィナーレ
Operation Finaleヴェロニカ・アイヒマン
ヘッド・フル・オブ・ハニー
Head Full of Honey修道院長
2019パームビーチ
Palm Beachシャーロット
ウェイティング・バーバリアンズ 帝国の黄昏
Waiting for the Barbariansマイ
2022ダービーとジョーン キャンピングカーの旅事件簿

Darby and Joanジョーン・カークホープテレビシリーズ(オーストラリア/Acon TV)

参照^“Greta Scacchi”. The Guardian (London). ⇒http://film.guardian.co.uk/Player/Player_Page/0,,45425,00.html 2010年5月4日閲覧。 
^ Bryce Hallett, Her world's a stage, The Sydney Morning Herald, Metropolitan, 10 February 2001, p.3
^ Macdonald, Marianne (2008年9月28日). ⇒“Greta Scacchi: glad to be back”. The Telegraph. ⇒http://www.telegraph.co.uk/culture/film/3561370/Greta-Scacchi-glad-to-be-back.html 2011年5月14日閲覧。


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