グレイマン
The Gray Man
監督'"`UNIQ--templatestyles-00000001-QINU`"'
アンソニー・ルッソ
ジョー・ルッソ
脚本ジョー・ルッソ
クリストファー・マルクス
スティーヴン・マクフィーリー
原作マーク・グリーニー
『暗殺者グレイマン』(ハヤカワ文庫NV)
製作
クリス・カスタルディ
ジェフ・キルシェンバウム
『グレイマン』(原題:The Gray Man)は、2009年に出版されたマーク・グリーニーの『暗殺者グレイマン』に始まる小説シリーズをもとに、クリストファー・マーカス、スティーヴン・マクフィーリーと共同で脚本を書き、ルッソ兄弟が監督し、マイク・ラロッカと共同で製作するアメリカのアクションスリラー映画である。
ルッソ兄弟の会社であるAGBOが製作するこの映画は、小説に基づいて新たに企画されたフランチャイズを開始する予定で、続編とスピンオフが予定されている。主役にライアン・ゴズリングとクリス・エヴァンスが起用されている。
本作は、Netflixオリジナルとして配信されている。製作費は2億ドルと、『レッド・ノーティス』と並び、Netflix史上最も高額な作品となっている。 小説シリーズの複数巻に基づいてはいるが、設定やストーリーは大幅に変更されている。 服役中のコート・ジェントリーはCIAのフィッツロイにリクルートされて秘密暗殺者シエラ・シックスとなる。 18年後、シエラ・シックス(コート・ジェントリー)はバンコクでダイニング・カー暗殺を命じられるが、死ぬ間際に彼が仲間のシエラ・フォーであると教えられ、データチップを渡される。CIAの裏切りを知ったシックスは逃亡するも、本部長カーマイケルはロイド・ハンセンに指揮させ、スザンヌ・ブリューワーを補佐に付けてシックスを追わせ、賞金を懸ける。信頼する元上司フィッツロイも姪クレアの命を梃に脅されてシックス殺害命令を出さざるを得ない。シックスはCIAエージェントのダニ・ミランダの協力を得て、データチップにカーマイケルの悪事が記されていることを突き止める。シックスとミランダは、ウィーン、プラハなどで襲撃をかいくぐって逃げ、クロアチアでロイドに監禁されたクレアを救出するもフィッツロイは死ぬ。スザンヌはロイドを殺し、シックスとミランダを逮捕する。襲撃失敗と大損害の責任はロイドに負わされ、カーマイケルもミランダも不問とされる。監禁されていたシックスは逃亡し、保護されていたクレアを救出する。
あらすじ
キャスト
シエラ・シックス / コート・ジェントリー
演 - ライアン・ゴズリング、日本語吹替 - 内田夕夜[2]本作の主人公。父親を殺して服役中だった所、当時CIAのエージェントだったドナルド・フィッツロイにスカウトされ、CIAの元、秘密裏に暗殺を行う“グレイマン”となる。それから18年後、とある任務で命を狙うことになった相手が実は自分と同じグレイマンであり、彼から現在のCIA本部長・カーマイケルが信用できない相手であることを教えられると、託されたデータチップと共にCIAを離反する決意を固める。
ダニ・ミランダ
演 - アナ・デ・アルマス、日本語吹替 - 小林沙苗[2]CIAの女性エージェント。シックスが離反する直前の任務を担当していた事から本部長カーマイケルに目をつけられ、自身のキャリアを守るため独断で逃亡中のシックスに接触する。事件の全容を知ったあとは、データチップの内容を然るべきところに公表するため、シックスに同行し協力する姿勢を見せた。
デニー・カーマイケル
演 - レゲ=ジャン・ペイジ、日本語吹替 - 増元拓也[2]CIA本部長。ハーバード大学を卒業後、8年という異例の速さで今の地位についた。そのためか常に他人を見下すかのような態度を取り、優秀ではあるものの性格は非常に陰険。また自分の目的のためなら手段を選ばず、これまでに数々の汚職に手を染めている。
ロイド・ハンセン
演 - クリス・エヴァンス、日本語吹替 - 中村悠一[2]離反したシックスを抹殺しデータチップを回収するため、CIA本部長カーマイケルが雇った傭兵。殺しと拷問を何より楽しみ、目的のためならどんな非道かつ非合法な手段も厭わない。その衝動性と残虐性は常軌を逸しており、かつて在籍していたCIAを半年経たずにクビにされたほど。