グレイマン
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グレイマン
The Gray Man
監督
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アンソニー・ルッソ

ジョー・ルッソ

脚本ジョー・ルッソ
クリストファー・マルクス
スティーヴン・マクフィーリー
原作マーク・グリーニー
『暗殺者グレイマン』(ハヤカワ文庫NV
製作

クリス・カスタルディ

ジェフ・キルシェンバウム

マイク・ラロッカ

パラク・パテル

ジョー・ロス

アンソニー・ルッソ

ジョー・ルッソ

出演者ライアン・ゴズリング
クリス・エヴァンス
アナ・デ・アルマス
ジェシカ・ヘンウィック
ヴァグネル・モウラ
ダヌシュ
ジュリア・バターズ
レゲ=ジャン・ペイジ
ビリー・ボブ・ソーントン
アルフレ・ウッダード
音楽ヘンリー・ジャックマン
撮影スティーヴン・F・ウィンドン
製作会社

AGBO

ロス/キルシェンバウム・フィルムズ

配給Netflix
公開

2022年7月15日(劇場公開)

2022年7月22日(配信)

製作国 アメリカ合衆国
言語英語
製作費$200 million[1]
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『グレイマン』(原題:The Gray Man)は、2009年に出版されたマーク・グリーニーの『暗殺者グレイマン』に始まる小説シリーズをもとに、クリストファー・マーカス、スティーヴン・マクフィーリーと共同で脚本を書き、ルッソ兄弟が監督し、マイク・ラロッカと共同で製作するアメリカのアクションスリラー映画である。

ルッソ兄弟の会社であるAGBOが製作するこの映画は、小説に基づいて新たに企画されたフランチャイズを開始する予定で、続編とスピンオフが予定されている。主役にライアン・ゴズリングクリス・エヴァンスが起用されている。

本作は、Netflixオリジナルとして配信されている。製作費は2億ドルと、『レッド・ノーティス』と並び、Netflix史上最も高額な作品となっている。
あらすじ

小説シリーズの複数巻に基づいてはいるが、設定やストーリーは大幅に変更されている。

服役中のコート・ジェントリーはCIAのフィッツロイにリクルートされて秘密暗殺者シエラ・シックスとなる。

18年後、シエラ・シックス(コート・ジェントリー)はバンコクでダイニング・カー暗殺を命じられるが、死ぬ間際に彼が仲間のシエラ・フォーであると教えられ、データチップを渡される。CIAの裏切りを知ったシックスは逃亡するも、本部長カーマイケルはロイド・ハンセンに指揮させ、スザンヌ・ブリューワーを補佐に付けてシックスを追わせ、賞金を懸ける。信頼する元上司フィッツロイも姪クレアの命を梃に脅されてシックス殺害命令を出さざるを得ない。シックスはCIAエージェントのダニ・ミランダの協力を得て、データチップにカーマイケルの悪事が記されていることを突き止める。シックスとミランダは、ウィーンプラハなどで襲撃をかいくぐって逃げ、クロアチアでロイドに監禁されたクレアを救出するもフィッツロイは死ぬ。スザンヌはロイドを殺し、シックスとミランダを逮捕する。襲撃失敗と大損害の責任はロイドに負わされ、カーマイケルもミランダも不問とされる。監禁されていたシックスは逃亡し、保護されていたクレアを救出する。
キャスト
シエラ・シックス / コート・ジェントリー
演 -
ライアン・ゴズリング、日本語吹替 - 内田夕夜[2]本作の主人公。父親を殺して服役中だった所、当時CIAのエージェントだったドナルド・フィッツロイにスカウトされ、CIAの元、秘密裏に暗殺を行う“グレイマン”となる。それから18年後、とある任務で命を狙うことになった相手が実は自分と同じグレイマンであり、彼から現在のCIA本部長・カーマイケルが信用できない相手であることを教えられると、託されたデータチップと共にCIAを離反する決意を固める。
ダニ・ミランダ
演 - アナ・デ・アルマス、日本語吹替 - 小林沙苗[2]CIAの女性エージェント。シックスが離反する直前の任務を担当していた事から本部長カーマイケルに目をつけられ、自身のキャリアを守るため独断で逃亡中のシックスに接触する。事件の全容を知ったあとは、データチップの内容を然るべきところに公表するため、シックスに同行し協力する姿勢を見せた。
デニー・カーマイケル
演 - レゲ=ジャン・ペイジ、日本語吹替 - 増元拓也[2]CIA本部長。ハーバード大学を卒業後、8年という異例の速さで今の地位についた。そのためか常に他人を見下すかのような態度を取り、優秀ではあるものの性格は非常に陰険。また自分の目的のためなら手段を選ばず、これまでに数々の汚職に手を染めている。
ロイド・ハンセン
演 - クリス・エヴァンス、日本語吹替 - 中村悠一[2]離反したシックスを抹殺しデータチップを回収するため、CIA本部長カーマイケルが雇った傭兵。殺しと拷問を何より楽しみ、目的のためならどんな非道かつ非合法な手段も厭わない。その衝動性と残虐性は常軌を逸しており、かつて在籍していたCIAを半年経たずにクビにされたほど。実はカーマイケルとはハーバード大の同窓生という間柄であり、そのよしみから彼が過去に犯した数々の汚職に手を貸している。
スザンヌ・ブリューワー
演 - ジェシカ・ヘンウィック、日本語吹替 - 内田真礼[2]本部長カーマイケル直属の部下にあたるCIAの女性エージェント。シックス離反の責任を半ば押し付けられ、カーマイケルが雇ったロイド・ハンセンの補佐を任せられる。その後は民間への被害を全く考慮しないロイドの行動に頭を悩ませ続けていた。
ドナルド・フィッツロイ
演 - ビリー・ボブ・ソーントン、日本語吹替 - 原康義[2]元CIA本部長。服役中だったシックスをグレイマンに勧誘した張本人。現在はCIAを引退して隠居生活を送っていたが、離反したシックスの求めに応じて逃走に協力する。
クレア・フィッツロイ
演 - ジュリア・バターズ、日本語吹替 - 川勝未来[2]ドナルドの姪。数年前に両親を亡くし、以来ドナルドが面倒を見ている。生まれつき心臓に持病があり、胸にはペースメーカーを入れている。
マーガレット・ケイヒル
演 - アルフレ・ウッダード、日本語吹替 - 水野ゆふ[2]元CIAロンドン支局長を務めていた女性エージェント。現在は引退し、プラハで隠居生活を送っていたが、シックスからデータチップを送られたことで事件に巻き込まれる。
ダイニング・カー / シエラ・フォー
演 - カラン・マルヴェイ主人公シックスと同じCIAにスカウトされたグレイマン。現在のCIA本部長カーマイケルへの復讐を望んでおり、彼が犯してきた数々の汚職の証拠を収めたデータチップを所持していたが、それが原因で暗殺指令が出されてしまう。バンコクで取引しようとしていたところをシックスに襲撃され、死の間際に自分がシックスと同じグレイマンであること、カーマイケルが信用ならないことなどを伝え、復讐を引き継いでほしいとデータチップをシックスに渡して息絶えた。
ラズロ・ソーサ
演 - ヴァグネル・モウラ、日本語吹替 - 宮内敦士[2]クリーニング屋を装い活動しているパスポート偽造業者。非常に挙動不審。
アヴィク・サン
演 - ダヌシュ 、日本語吹替 - 中村章吾シックスを抹殺するためロイドが各地から呼び寄せた暗殺者の一人。格闘戦を得意とするタミル人暗殺者。
ミスター・フェリックス
演 - エミ・イクワーカー(英語版)
ペリーニ
演 - ロバート・カジンスキー
デュリン
演 - デオビア・オパレイ(英語版)
シックスの父
演 - シェー・ウィガム
製作

このプロジェクトは、2011年1月にニュー・リージェンシーの下で企画が開始され、アダム・コザッドが書いた脚本をジェームズ・グレイが監督することになった[3]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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