この項目では、北欧神話に登場する魔法の紐について説明しています。
TVアニメ『機動戦士ガンダムSEED』等に登場する武装の一つ「グレイプニール」については「ブリッツガンダム」をご覧ください。
PSP用ゲームソフト『ACE COMBAT X Skies of Deception』に登場する超大型飛行艇については「空中要塞グレイプニル」をご覧ください。
武田すんによる漫画については「グレイプニル (漫画)」をご覧ください。
グレイプニル、グレイプニール(Gleipnir)は、北欧神話に登場する魔法の紐(足枷)。フェンリルを捕縛するためにドウェルグ(ドワーフ)たちによって作られ、テュールによってフェンリルに繋がれた[1]。語意は「貪り食うもの」。
「猫の足音」「女の髭」「岩の根」「熊の腱」「魚の息」「鳥の唾液」から作られた。これらは、グレイプニルを作るのに使用されたため、この世に存在しなくなったといわれる[1]。
脚注17世紀のアイスランドの写本『AM 738 4to』の挿絵のフェンリル。四肢を拘束する紐が描かれている。[脚注の使い方]^ a b 『エッダ 古代北欧歌謡集』250頁。
参考文献
V.G.ネッケル他編『エッダ 古代北欧歌謡集』谷口幸男訳、新潮社、1973年、ISBN 978-4-10-313701-6。
表
話
男神
ウル
オーズ
オーディン
クヴァシル
ダグ
テュール
デリング
トール
エーギル
ニョルズ
ヴァーリ
バルドル
ヴィーザル
ヴィリとヴェー
ヒューキ
フォルセティ
ブラギ
フレイ(イングナ・フレイ|ユングヴィ)
ヘイムダル
ヘズ
ヘーニル
ヘルモーズ
マグニとモージ
マーニ
ミーミル
メイリ
ロキ
ローズル
女神
イズン
イルムル(英語版)