グループGT3
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「GT3」はこの項目へ転送されています。グランツーリスモシリーズの1作については「グランツーリスモ3」をご覧ください。
フェラーリ・296 GT3(2023年)

グループGT3(グループジーティースリー)は、自動車レースに使用する競技車両のカテゴリーの1つである。2005年に、当時存在していたGT1クラスGT2クラスの下位カテゴリーとして設立された。FIAによる正式な呼称は「Groupe GT3(グループ GT3)」であるが、日本国内ではあまり一般的な呼び方ではなく、単に「GT3」か、SUPER GTのJAF GTとの対比で「FIA GT」と呼ぶことが多い。
概要

FIA GT選手権のオーガナイザーであったSRO モータースポーツ グループ(SRO)がFIAのもと発起・運用しているGT規定で、FIA車両規定のカテゴリIIに所属する。定義上は「カップグランドツーリングカー」。市販の2シーター、または2×2シータークーペを改造した車両がホモロゲーション(公認)の対象となる。当初はグループGT2規定とポルシェ・カレラカップなどのワンメイクレースの中間に位置するアマチュア向けのカテゴリー設立を目指していたが、上位のカテゴリーが相次いで消滅した結果、2012年にはGTレースの頂点を争うカテゴリにまで成長した。ただし、アマチュア向けとしてマシンの高コスト化などに十分配慮して作られた当初のレギュレーションは現在でもその性格を多分に残しており、特にバランス・オブ・パフォーマンス(英語版)(BOP)と呼ばれる独自のマシン性能調整システムはこのグループGT3レギュレーションにおける最大の特徴といえる。なおIMSAは、風洞やエンジンベンチなどBoPの準備を独自で行っている[1][2]

パワーウェイトレシオは以前はGT2(LM-GTE)マシンとほぼ同等であったが、近年はほぼ重さが同じになったため、馬力で勝るGT3が直線で優位である。ただし空力はLM-GTEが優れており、ラップタイムは僅かにLM-GTEの方が速いことが多い。

現在世界中のスポーツカーレース運営者が相次いでGT3マシンを導入しており、ニュルブルクリンク24時間スパ・フランコルシャン24時間デイトナ24時間セブリング12時間、バサースト12時間(英語版)、ドバイ24時間鈴鹿1000kmなどといった主要耐久レースで導入されており、そのほとんどで総合優勝を争うことができる。FIA 世界耐久選手権(WEC)で2024年よりLMGT3クラスが新設されたため、WECの一戦であるル・マン24時間にも同年より参戦が可能になる。

日本では、SUPER GT・GT300クラス、スーパー耐久・ST-XクラスにおいてGT3クラス車両の導入が認められている。また2017年にSUPER GTの鈴鹿1000kmが、GT3及びJAF-GTマシンで総合優勝を争う『鈴鹿10時間』にリニューアルされることが決定した。

GT3レースの序列はマカオGPのGT3レースであるFIA GTワールドカップを頂点に、スパ24時間やセパン12時間、鈴鹿10時間といったビッグレースが並ぶIGTC(インターコンチネンタル・GTチャレンジ)、欧州とアジアで開催されるGTワールドチャレンジという順番になっており、これらには公式にもワークスチームの参戦が認められている[3]

一方でマシンのプロトタイプ化が進んでいることに歯止めをかけるため、2018年3月に新規ホモロゲーション取得車には12か月以内に10台、24か月以内で20台の販売を義務付けることが決まった[4]
沿革

2005年 -
SROによりGT3発足。

2009年 - GT3がニュルブルクリンク24時間レースに登場、GT2勢を破りフォード・GT GT3がポールポジションを獲得して注目を浴びる[5]

2011年 - ブランパン耐久シリーズ(英語版)開幕。スパ・フランコルシャン24時間レースがブランパンの一戦に組み込まれる。SUPER GTのGT300クラスでGT3(BMW・Z4)が初めてチャンピオンになる。

2012年 - グループGT1の消滅により、FIA GT1世界選手権をGT3車両で開催。ニュル24時間でアウディ・R8 LMSがGT3初の総合優勝。

2013年 - FIA GT1世界選手権がFIA GTシリーズに移行、GT3メインが明確化される。

2014年 - FIA GTシリーズがブランパンスプリントシリーズに移行、ブランパン耐久シリーズと合わせてブランパンGTシリーズ発足。

2016年- IGTC(インターコンチネンタルGTチャレンジ)が開幕。IMSAユナイテッド・スポーツカー選手権のGTDクラスのGT3化が完了される。

2017年 - ブランパンGTシリーズ・アジア開幕。

2018年 - IGTCの1戦で鈴鹿10時間レース開催。

2022年 - 大規模なレギュレーション変更と[6]IMSAユナイテッド・スポーツカー選手権GTLMクラスに代わって、GTD Proクラスが導入される。

2024年 - FIA 世界耐久選手権(WEC)、ヨーロピアン・ル・マン・シリーズ(ELMS)に、LMGTEクラスに代わってLMGT3クラスが導入される。

レギュレーションリストリクターが装着されたメルセデス・SLS AMG GT3のエアインテーク2019年、COTAで開催のGTワールドチャレンジ・アメリカ開幕戦で、両脇にタイヤを抱えて走るピットクルー。


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