グリーンイグアナ
グリーンイグアナ Iguana iguana
保全状況評価[a 1]
ワシントン条約附属書II
分類
グリーンイグアナ(Iguana iguana)は、爬虫綱有鱗目イグアナ科グリーンイグアナ属に分類されるトカゲ。グリーンイグアナ属の模式種。単にイグアナと呼ばれることもある。 ガイアナ、コスタリカ、コロンビア、スリナム、トリニダード・トバゴ、ニカラグア、パナマ、パラグアイ、ブラジル、フランス領ギアナ、ペルー、ボリビア、メキシコ、西インド諸島[1][2] 幼体の体色は明緑色や青緑色[1]。オスは後頭部から背面にかけてたてがみ状の鱗(クレスト)が発達する[1][2]。 2亜種に分ける説もあるが、明瞭な差異(吻端の角状の突起の有無)がないことや同所的に分布することから亜種を無効とする説が有力[1][2]。 熱帯雨林に生息し、水辺を好む[2]。水面に張り出した樹上にいることが多い[1]。泳ぎがうまく、危険を感じると水に飛び込んで逃げる[2]。陸上で外敵に襲われると、かみついたり尾を打ちつけたりして応戦する[2]。 食性はほぼ植物食[1][2]。繁殖形態は卵生。1回に24-45個の卵を産む[2]。 頭から尻尾にかけて棘のような、たてがみ状のうろこが発達しており、これをクレストという。また、喉から首下にかけて、皮膚のたるみがありこれをデューラップという。これらのクレスト、デューラップは興奮するときに逆立ち、広がる。 日本では流通量が多く遺棄された場合に定着する可能性があり、生態系への影響が懸念されるため生態系被害防止外来種に指定されている[a 2]。石垣島では既に定着している可能性があるとされ[a 2]、実際に日本テレビのバラエティ番組『ザ!鉄腕!DASH!!』では、出演者らが石垣島で野生化したグリーンイグアナを捕獲し、その後料理するという企画が2度にわたり放送されている[3][4]。
分布
形態は灰褐色や赤褐色、黒褐色[1]。
分類
生態
各部の名称
人間との関係
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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