グリース_(曲)
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「グリース」
フランキー・ヴァリシングル
初出アルバム『グリース オリジナル・サウンドトラック』
B面グリース(インストゥルメンタル)
リリース1978年5月6日
規格7インチ・シングル
録音1978年4月
ジャンルファンクブルー・アイド・ソウルディスコ
時間3分25秒
レーベルRSO レコード
作詞・作曲バリー・ギブ
プロデュースバリー・ギブ、アルビー・ガルテン(英語版)、カール・リチャードソン
(Gibb-Galuten-Richardson)
ゴールドディスク
プラチナディスク
チャート最高順位


1位(アメリカ・Billboard Hot 100

3位(イギリス・UKシングルチャート

フランキー・ヴァリ シングル 年表

「Rainstorm」
(1977年)「グリース」
(1978年)「Save Me, Save Me」
(1978年)

ミュージックビデオ
Frankie Valli - Grease - YouTube


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「グリース」(Grease)は、1978年5月6日に発売されたフランキー・ヴァリのシングル。ソロとしてのフランキー・ヴァリの最大のヒット曲である[1][2]。かねてよりフランキー・ヴァリに曲を書きたいと思っていた、同じくファルセットボイスを得意とするバリー・ギブが制作した楽曲で[1]、同年の映画『グリース』のサウンドトラック・アルバムのオープニングとラスト(Reprise)に収録された作品である[1][3][注釈 1]

「グリース」は、オリビア・ニュートン=ジョンジョン・トラボルタのデュエット曲「愛のデュエット」に続く、サウンドトラック・アルバムからの第2弾シングルとして発売され、ミリオンセラーとなった[3]
背景

映画プロデューサーでRSOレコードのロバート・スティグウッド(英語版)から映画『グリース』の楽曲制作を依頼されたバリー・ギブビージーズのメンバー)は、以前から親交があったフランキー・ヴァリが歌うことを想定して楽曲制作することを決めた[1][3]

ずっとヴァリに楽曲提供したいと考え、そのことをヴァリにも言い続けてきたギブは、これを機に改めてヴァリに声をかけ、自身制作の「グリース」と題する曲のデモテープを彼に送り、人気ミュージカルの『グリース』の映画版のサウンドトラックにするつもりだと伝えた[1]

ヴァリは、出来上がっていた映画を前もって試写していなかったが、ギブから渡されたそのデモテープを聴きながら、13年もブロードウェイで上演されている作品の映画化だから「何かしらいいものがあるはずだ」と思って引受けることを決めた[1]。ギブがプロデュースしたレコーディングでは、ピーター・フランプトンがギターを演奏し、ヴァリのボーカルが吹き込まれた[3]
収録曲7"シングルレコード#タイトル作詞作曲編曲時間
1.「グリース」バリー・ギブバリー・ギブバリー・ギブ3:25
2.「グリース (インストゥルメンタル)」 バリー・ギブバリー・ギブ3:25
合計時間:6:50

レコーディング・ミュージシャン

フランキー・ヴァリ ? リード・ボーカル

バリー・ギブ - バック・ボーカル

スウィート・インスピレーションズ(英語版) ? バック・ボーカル

ピーター・フランプトン ? ギター

ジョージ・テリー(英語版) ? ギター

ハロルド・カワー (Harold Cowart) - ベース・ギター

ロン・ジーグラー (Ron Ziegler) ? ドラム

カール・リチャードソン (Karl Richardson) ? エンジニア

ゲイリー・ブラウン (Gary Brown) ? サックス

反響

フランキー・ヴァリの予想を上回る大成功を収めた映画興行により、サウンドトラックも12週にわたって全米1位となり、ヴァリのシングル「グリース」も全米チャートの1位を獲得して、ミリオンセラープラチナディスクとなった[1][4]

日本においては1978年8月1日にシングル「グリース」が発売されて、オリコン週間チャートで47位となった[5]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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