グラント郡国際空港
[Wikipedia|▼Menu]

グラント郡国際空港
Grant County International Airport
アメリカ地質調査所による航空写真(1996年7月13日)
連邦航空局の空港図
IATA: MWH - ICAO: KMWH
概要
国・地域 アメリカ合衆国
所在地ワシントン州グラント郡
母都市モーゼスレイク市
種類民間用
所有者モーゼスレイク港湾局
標高362 m (1,189 ft)
座標.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯47度12分31秒 西経119度19分09秒 / 北緯47.20861度 西経119.31917度 / 47.20861; -119.31917
地図
.mw-parser-output .locmap .od{position:absolute}.mw-parser-output .locmap .id{position:absolute;line-height:0}.mw-parser-output .locmap .l0{font-size:0;position:absolute}.mw-parser-output .locmap .pv{line-height:110%;position:absolute;text-align:center}.mw-parser-output .locmap .pl{line-height:110%;position:absolute;top:-0.75em;text-align:right}.mw-parser-output .locmap .pr{line-height:110%;position:absolute;top:-0.75em;text-align:left}.mw-parser-output .locmap .pv>div{display:inline;padding:1px}.mw-parser-output .locmap .pl>div{display:inline;padding:1px;float:right}.mw-parser-output .locmap .pr>div{display:inline;padding:1px;float:left}MWHワシントン州の空港位置図
滑走路

方向 長さ×幅 (m) 表面
14L/32R 4,116×61 アスファルト・コンクリート
4/22 3,048×30 アスファルト・コンクリート
9/27 1,067×27 コンクリート
18/36 1,014×23 アスファルト
14R/32L 895×23 コンクリート

統計(2008年)
発着回数69,940回
出典:連邦航空局[1]
リスト
空港の一覧
テンプレートを表示

グラント郡国際空港(グラントぐんこくさいくうこう、Grant County International Airport)は、アメリカ合衆国ワシントン州グラント郡モーゼスレイク市 にある空港である。モーゼスレイク港湾局が管理している[1]

アメリカの空港の中で最長の滑走路を有する空港のうちの1つで、滑走路長は1万3500フィート(4,100m)である。

1966年までは、アメリカ空軍のラーソン基地として運用していた[2]。本空港からの旅客便運航は2010年6月8日を最後に行なわれていない[3]
概要

モーゼスレイク市はワシントン州の中央、カスケード山脈の東側に位置しており、飛行に適した気候で知られている。

NASAのスペースシャトルの代替着陸空港に指定されている[4]

2006年9月1日限りで、補助金の助成を受けてビッグスカイ航空が運航していたボイシポートランドへの路線は運航終了となった。

かつて日本航空が、1968年から40年間にわたりボーイング747の操縦訓練施設を設けていたが、2009年3月に閉鎖された[5]

また、アメリカ空軍ボーイングの試験用施設としても使用される。当空港への発着機のほとんどは、ゼネラル・アビエーションか軍用機である。

ビッグベンド・コミュニティカレッジ(Big Bend Community College)のメインキャンパスは、この空港があることが理由で設けられている。

2016年より三菱航空機が製造するリージョナルジェットMitsubishi SpaceJetが、国土交通省の定める型式証明を取得する為のアメリカでの飛行試験が行われていたが[6]、SpaceJetのプロジェクトの無期限延期により2021年春に事実上撤退することになった。
姉妹空港・提携空港

グラント郡国際空港は、日本国愛知県にある県営名古屋空港と姉妹空港提携をおこなっている[7]

空港名国名・地域名提携年月日
県営名古屋空港日本国愛知県2016年(平成28年)10月18日 県営名古屋空港と姉妹提携調印

空港施設

当空港は海抜362メートル(1,189フィート)の位置で1,882ヘクタール(4,650エーカー)の面積を有し、5つの滑走路が設けられている[1]

滑走路のうち、滑走路14L/32Rと滑走路4/22はアスファルトとコンクリートの併用舗装、滑走路18/36はアスファルト用舗装、滑走路09/27と滑走路14R/32Lはコンクリート舗装である。

2008年末の時点で、年間離着陸回数は69,940回で、1日平均では191回の離着陸回数となる。内訳は、ゼネラル・アビエーションが56%, 軍用機が33%, 定期便が8%、チャーター便が3%である。当時、当空港を拠点とする航空機は43機あり、単発機が74%、双発機が19%、ジェット機が7%である[1]
航空事故

1969年6月24日、訓練飛行を行っていた日本航空90便(コンベア CV880-22M-3)が離陸時に墜落した。乗員5人中訓練生3人が死亡し、機長と航空機関士が救助された。詳細は「日本航空モーゼスレイク墜落事故」を参照

脚注^ a b c d FAA Airport Form 5010 for MWH (PDF) , effective 2009-07-02.
^http://www.strategic-air-command.com/bases/Larson_AFB.htm
^http://www.iflymoseslake.com/
^Space Shuttle Emergency Landing Sites
^ “ ⇒Japan Airlines: fuel too pricey for Moses Lake”. KOMO TV (Associated Press) (2008年11月20日). 2009年10月22日閲覧。
^ “ ⇒三菱航空機、MRJ飛行試験はグラント・カウンティ国際空港で”. 2015年10月3日閲覧。
^「ワシントン州との友好交流及び相互協力に関する覚書並びにグラント・カウンティ国際空港との姉妹空港提携締結」

関連項目

白い滑走路 - 1974年製作のテレビドラマ。オープニング映像に当空港で日本航空ボーイング747型機が離着陸訓練する様子が映し出されている。

外部リンク

グラント郡国際空港 (ワシントン州運輸省)










空港情報 (ICAO:KMWH · IATA:MWH)
空港概要

Great Circle Mapper

FlightAware


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:18 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef