グラビテーション_(漫画)
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グラビテーション
ジャンル
ボーイズラブ
漫画
作者村上真紀
出版社幻冬舎
掲載誌きみとぼく
発表期間1996年 - 2002年
巻数全12巻
OVA
キャラクターデザイン飯島弘也
アニメーション制作プラム
製作ソニー・マガジンズ
ムービック
SPE・ビジュアルワークス
発売日1999年
話数全2話
アニメ
監督ボブ白旗
シリーズ構成横手美智子
キャラクターデザイン下笠美穂
音楽児玉隆
アニメーション制作スタジオディーン
製作ソニー・マガジンズ
SME・ビジュアルワークス
放送局WOWOW
放送期間2000年10月4日 - 2001年1月10日
話数全13話
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメ
ポータル漫画アニメ

『グラビテーション』(GRAVITATION)は、『きみとぼく』で連載されていた村上真紀の漫画作品。また、それを原作としたドラマCDOVAテレビアニメ作品。
概要

第1部はコミックス全12巻で完結。その後、第2部として「グラビテーションEX」がwebコミック雑誌『スピカ』にて連載されている、ハイテンションギャグ漫画。本作品は『FAKE』と並んでアメリカ合衆国で発売された最初の日本のボーイズラブ漫画である[1]

本タイトルであるGravitationとは、重力引力を意味する英単語であり、作中では、主人公・新堂愁一がヴォーカルを務める「BAD LUCK」の持つ「人を引き寄せる不思議な力」のことを社長の瀬口冬馬は"Gravitation"と名付けている。
ストーリー

主人公の新堂愁一は「BAD LUCK」のヴォーカリスト。愁一は夜の公園で、超美形人気小説家の由貴瑛里と運命的な出会いをする。由貴に一目ぼれした愁一の猛烈なアタックの末に、愁一は由貴から「恋人にしてやる」と告げられる。しかし由貴には暗く衝撃的な過去があり、その過去にまつわる忘れられない人物がいた。少年時代に負った深い心の傷により、複雑に歪んだ由貴の人格。愁一の一途な想いは由貴に届くのか。そしてBAD LUCKとして、ヴォーカリストとして、愁一はどう成長していくのだろうか。ハイテンション・デンジャラスラブストーリーである。
登場人物
新堂愁一(しんどう しゅういち)
声 -
関智一(1997年のドラマCDは矢部雅史4月16日生まれ、A型本作の主人公。「BAD LUCK」のヴォーカルで、筋金入りのお調子者。瑛里が好きで、竜一に憧れている。高校時代から「NITTLE GRASPER」を目指し、浩司と2人で「BAD LUCK」を結成。EXでは竜一に告白もされている。仕事中重傷を負い、その後幽体離脱したが、瑛里によってもとの体に戻ることができた。
由貴瑛里 / 上杉瑛里(ゆき えいり / うえすぎ えいり)
声 - 井上和彦 / 少年:宮田幸季2月23日生まれ、AB型人気小説家。前者はペンネーム、後者は本名。特に女性層に支持されているラブストーリー作家であり、(噂では)女性関係は派手。少年時代はアメリカで生活していた。その後、だんだん新堂愁一に惹かれる。その後愁一を一番に思い、無断で連れ去ったKを殴ろうとした。そしてずっと考えた結果、北沢の代わりは愁一でも愁一の代わりは誰もいないと愁一に告げる。そしてこれが愛するという意味だということを初めて知ることになる。EXでは北沢の子供が轢かれそうになるところを助け、自分の両目をほとんど見えなくする。
中野浩司(なかの ひろし)
声 - 松本保典8月4日生まれ、B型愁一のクラスメイトで「BAD LUCK」のギタリスト。通称ヒロ。将来は医者を目指している秀才。綾加のことを好きになる。
瀬口冬馬(せぐち とうま)
声 - 折笠愛11月20日生まれ、B型3年前に解散した「NITTLE GRASPER」のリーダーで、キーボードを担当し、天才の名をほしいままにしていた。解散した後、自らレーベルを設立し、プロデューサー業に専念。現在はN-Gプロダクションの社長で、カリスマプロデューサー。GRASPER再結成によりアーティストも兼業。瑛里の過去を知る数少ない人物であり、彼を何よりも大切に思っている。
佐久間竜一(さくま りゅういち)
声 - 山口勝平4月1日生まれ、B型「NITTLE GRASPER」の天才ヴォーカルで、解散後はアメリカで俳優としてソロデビュー。別名・世界の佐久間竜一。ぬいぐるみのくまごろうとはいつも一緒、子供っぽい性格。マイクを持つと人格が変わる。EXでは愁一に告白。また、人格が分離した。
K(ケー)
声 - 置鮎龍太郎8月21日生まれ、B型本名、クロード・K・ウインチェスター。竜一のマネージャーであったが、日本に帰国した後は「BAD LUCK」のマネージャーになる。ハリウッドスター「ジュディ・ウインチェスター」の夫でありマイケルの父親。
坂野(さかの)
声 - 子安武人9月19日生まれ、A型「BAD LUCK」のプロデューサーであり、Kが「BAD LUCK」のマネージャーになる前はマネージャーもしていた。
藤崎順(ふじさき すぐる)
声 - 瀧本富士子7月6日生まれ、A型「BAD LUCK」のキーボーディストで、シンセサイザーを担当。冬馬のイトコで、16歳。「BAD LUCK」に加入し、アレンジも担当する。天才的アレンジセンスの持ち主。
上杉樹把(うえすぎ たつは)
声 - 石川英郎12月21日生まれ、AB型瑛里の弟。16歳にして僧侶。目や髪の色以外は瑛里と瓜二つで、声まで同じ。瑛里との兄弟仲は良好。彼にとっても竜一は神に等しい存在で、本人に会いたがっている。
相沢滝(あいざわ たき)
声 - 三木眞一郎瀬口冬馬プロデュースの「ASK」のメンバーで、「BAD LUCK」の先輩。「BAD LUCK」(特に愁一)のことが気に入らない。
瀬口美華(せぐち みか)
声 - 鶴ひろみ瑛里の姉で、冬馬の妻。
宇佐美綾加(うさみ あやか)
声 - 田中理恵瑛里のフィアンセで、ヒロの思い人。京都にある「龍眼寺」の一人娘。
北沢有希(きたざわ ゆき)
声 - 伊崎寿克少年時代の瑛里に、深い傷を与えた人物。弟は良希(よしき、声:斎賀みつき)。
鵜飼典子(うかい のりこ)
声 - 池澤春菜 / OVA:天野由梨8月5日生まれ、O型3年前に解散した「NITTLE GRASPER」のメンバー。藤崎が加入するまで、BAD LUCKのサポートメンバーとしてキーボードを担当する。
新堂真衣子(しんどう まいこ)
声 - 水谷優子新堂愁一の妹。
マイケル
Kとジュディの息子。最初はなかなか家に帰ってこない父親を嫌っていたが、真衣子の手によって父親が大好きになる。
OVA

1999年発売。全2巻。
スタッフ


脚本 - 川崎ヒロユキ

絵コンテ - ワタナベシンイチ

演出 - 桜新一、粟井重紀

キャラクターデザイン・総作画監督 - 飯島弘也

サウンドプロデューサー - 浅倉大介

美術監督 - 片平真司

撮影監督 - 沖田英一

録音演出 - 渡辺淳

プロデューサー - 知久正弘、頼経康史、菊池晃一、増島由美子

アニメーション制作 - プラム

制作 - アニメイトフィルム

製作・著作 - ソニー・マガジンズムービックSPE・ビジュアルワークス

主題歌

オープニングテーマ「Blind Game again
作詞・作曲・編曲 - Mad Soldiers / 歌 - BAD LUCK
エンディングテーマ「Smashing Blue
作詞・作曲・編曲 - Mad Soldiers / 歌 - BAD LUCK
挿入歌

Spicy Marmalade
作詞・作曲・編曲 - Mad Soldiers / 歌 - BAD LUCK
in the moonlight
作詞・作曲・編曲 - Mad Soldiers / 歌 - BAD LUCK
Shining Collection
作詞 - Iceman / 作曲・編曲 - 浅倉大介 / 歌 - Iceman
テレビアニメ

2000年10月4日から2001年1月10日までWOWOWで放送された。2007年7月から10月TOKYO MXで再放送もされた。全13話。オープニングアニメーションの冒頭には「Sony Magazines Inc. and SME Visual Works Inc. PRESENT」のクレジットが表記される。


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