『グッバイ・クリーム』
クリーム の ライブ・アルバム / スタジオ・アルバム
リリース1969年2月5日
録音1968年10月19日 ロサンゼルス、ザ・フォーラム
1968年10月 ロンドン、IBCスタジオ[1]
ジャンルブルースロック, サイケデリック・ロック, ハードロック
時間30:09
レーベル ポリドール・レコード
アトコ・レコード
プロデュースフェリックス・パパラルディ[1]
クリーム アルバム 年表
クリームの素晴らしき世界
(1968)グッバイ・クリーム
(1969)ベスト・オブ・クリーム
クリームの素晴らしき世界
(1968) グッバイ・クリーム
(1969) スーパー・ジャイアンツ
(1969)
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『グッバイ・クリーム』 (Goodbye または Goodbye Cream) は、イギリスのロックバンド、クリームによる4枚目かつ最後のオリジナルアルバム。ヨーロッパではポリドール・レコード、アメリカではアトコ・レコードからリリースされ、1969年2月15日付のビルボードに初登場した[2]。アルバムからのシングル「バッジ」は1ヶ月後にリリースされた。バンドは1968年11月に解散し、アルバムはその後にリリースされた[3]。 前作『クリームの素晴らしき世界』リリース直前にバンドのマネージャー、ロバート・スティグウッド
背景とレコーディング
フェアウェル・ツアー開始直前の1968年10月に、クリームはロンドンのIBCスタジオでプロデューサーのフェリックス・パパラルディ、エンジニアのデイモン・リヨン=ショウと共に3曲を録音した[1]。「バッジ」と「スクラップヤード」でクラプトンはレスリー・スピーカーを使用し[4]、3曲とも鍵盤楽器はブルースとパパラルディが演奏した[1]。
バンドは1968年10月4日のカリフォルニア州オークランドからツアーを開始し[4]、15日後の10月19日にロサンゼルスのザ・フォーラムで行ったコンサートをパパラルディ、エンジニアのエイドリアン・バーバー、ビル・ハルバーソンが録音した[1]。 本作の当初案は、前作のようにライブ盤とスタジオ盤の2枚組にするというものであった。しかしながら、アルバム収録に耐えうるライブ演奏は僅かであったため、ライブ演奏3曲とスタジオ演奏3曲のシングルアルバムとして完成した[4]。 オリジナルアルバムはヘイグ・アディシアンの指示による見開きジャケットであった。表の写真はロジャー・フィリップスが撮影、カバーデザインはアラン・オルドリッジ 専門評論家によるレビュー 本作に対するレビューは芳しいものでは無かった。オールミュージックのスティーヴン・トーマス・アールワイン
編集及びアートワーク
レビュー
レビュー・スコア
出典評価
Allmusic[6]
Rolling Stone(Unfavorable)[7]
収録曲A面#タイトル作詞・作曲ヴォーカル[1]時間
1.「アイム・ソー・グラッド I'm So Glad」Skip JamesEric Clapton, Jack Bruce9:11
2.「政治家 Politician」Bruce, Pete BrownBruce6:19
B面#タイトル作詞・作曲ヴォーカル[1]時間
1.「トップ・オブ・ザ・ワールド Sitting on Top of the World」Walter Vinson, Lonnie Chatmon; arr. Chester BurnettBruce5:01
2.「バッジ Badge」Clapton, George HarrisonClapton2:45
3.「スクラップヤード Doing That Scrapyard Thing」Bruce, BrownBruce3:14
4.「ホワット・ア・ブリングダウン What a Bringdown」Ginger BakerClapton, Bruce3:56
CD ボーナストラック#タイトル作詞・作曲ヴォーカル時間
7.「エニイワン・フォー・テニス Anyone for Tennis」(The Savage Seven Theme)Clapton, Martin SharpClapton2:37
注:
「アイム・ソー・グラッド」「政治家」「トップ・オブ・ザ・ワールド」は1968年10月19日にロサンゼルスのザ・フォーラムで収録されたライブ。
「バッジ」はクラプトンとジョージ・ハリスンと共作だが、アルバムのオリジナルプレスとシングルでの作者名にはクラプトンの名前だけが記載された。リズム・ギターを担当したハリスンは、L'Angelo Misteriosoの偽名で参加者の一人に記された。
CDボーナストラックの「エニイワン・フォー・テニス」は「英雄ユリシーズ」に続くクラプトンと漫画家マーティン・シャープの共作で、リチャード・ラッシュ監督の映画『七人の無法者』(1968年)のテーマ曲。サウンドトラック盤 (catalogue no. SD 33-245, 1968) [8]に収録された。後にポリドールは同曲を本作に収録した。
パーソネル
ジャック・ブルース - ベース, ピアノ, オルガン, ヴォーカル