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グッド・ワイフ
The Good Wife
ジャンル法律ドラマ
政治ドラマ
企画ロバート・キング
『グッド・ワイフ』(The Good Wife)は、アメリカ合衆国の放送局CBSで2009年9月22日から2016年5月8日まで放送された法廷もの・政治 テレビドラマシリーズ。 専業主婦から13年ぶりに弁護士へと復帰した女性アリシア・フロリックが主人公のリーガル・ドラマ。2009年から放送を開始し、放送開始当初から好調に視聴者数を獲得し早々にフル・シーズンでの制作が決定、以後2016年まで全7シーズンに渡り22-23話のフル・シーズンで放送されたヒット・シリーズとなった。全156話。 ショーランナーはロバート・キングとミシェル・キングの夫妻。主人公と女性関係をリークされた夫のキャラクター設定は2008年に起きた元ニューヨーク州知事のエリオット・スピッツァーの売春疑惑事件を主に下敷きとしている等、様々な政治家のスキャンダルから着想を得て、その妻を焦点に当てたシリーズを作った。夫であるビル・クリントン元アメリカ合衆国大統領の不倫スキャンダルに見舞われ、弁護士資格も持つヒラリー・クリントン[1]も主人公のモデルの一人とされている[2]。夫妻は今作の脚本で全米脚本家組合賞を受賞する等の評価を得ている[3]。また、映画監督・製作者としても著名なリドリー・スコットとトニー・スコットの兄弟が製作総指揮として名を連ね、兄弟の制作会社であるスコット・フリー・プロダクションズが参加している。なお、弟のトニーは放送期間中に死去したため、関わったのはシーズン3までとなっている[4]。 舞台はシカゴとなるが、撮影はニューヨークで行われている[5]。 プライムタイム・エミー賞ではドラマシリーズ部門作品賞の候補に二度あがっている(シーズン1・2)。また俳優では主演女優賞にジュリアナ・マルグリーズが二度、カリンダ・シャルマ役のアーチー・パンジャビがシーズン1で助演女優賞を受賞している。 また、マルグリーズはゴールデングローブ賞でもテレビ部門のドラマシリーズ主演女優賞を受賞している。 日本では、シーズン1がNHK-BS2で2010年10月5日から、シーズン2がNHK BSプレミアムで2011年10月7日から、シーズン3が2012年10月4日、シーズン4が2014年4月3日から放送された。女性チャンネル♪LaLa TVでもシーズン1が2011年11月27日、シーズン2が2012年10月6日から放送された。Dlifeでも2017年5月22日より放送され、2019年10月からは日本初となるシーズン5の放送が始まったが、Dlifeは2020年3月末で閉局されたためシーズン6以降の放送は行われなかった[6]。 2016年からAmazonプライム・ビデオにてシーズン7までの全話が配信された。NHKで放送がなかったシーズン5以降は字幕版のみであったが、2017年にNetflixで配信が開始された際、シーズン5以降の吹替え版がNHKと同じキャストにより制作され、順次追加された。U-NEXTでも、Netflixと同様にシーズン7までの字幕版・吹替版を配信中。 日本版DVDのタイトルは『グッド・ワイフ 彼女の評決』。2011年から2014年にかけてNHKで放送されたシーズン4までが発売され、以降のシーズンの発売が止まっていたが、2019年に残りの3シーズンが発売された。 イリノイ州の州検事が夫であり、その夫との間に二人の子を持つ母親でもあるアリシア・フロリックは、夫のピーター・フロリックがセックス・スキャンダルを発端とする収賄容疑により失脚し州検事を辞職、更に刑務所に収監されたことを機に、二人の子を養うために13年ぶりに弁護士へ復帰する。アリシアはシカゴでも大手となる弁護士事務所「ロックハート・ガードナー弁護士事務所」に入所、事務所の代表パートナーの一人は大学時代の同窓生であるウィル・ガードナーで、もう一人はフェミニストの民主党員として有名なダイアン・ロックハートである。 アリシアと同期で雇われたのは、ハーバード大学法科大学院卒の新人弁護士ケイリー・アゴス。アリシアとケイリーはあくまで仮採用であり、優秀な方をアソシエイト弁護士として正式に雇うこととなっているため、ケイリーと一席しかない正式採用の枠を争うことになる。アリシアは優秀な調査スタッフのカリンダ・シャルマの協力等を受け、様々な訴訟を経験し弁護士として成長していく。一方で、夫ピーターの控訴審が始まり、裁判で無罪を勝ち取り州検事として復帰するという野望を持つピーターと対立する現職州検事のチャイルズの争いに、アリシアと家族も巻き込まれていく。
概要
受賞
日本での放送や視聴
あらすじ
登場人物
フロリック家
アリシア・フロリック
演 - ジュリアナ・マルグリーズ、日本語吹替 - 野沢由香里ロースクールを首席で卒業して2年間弁護士として活躍した後は、良き妻、良き母として家庭に専念してきた。