グッドモーニング・バビロン!
Good Morning, Babylon / Good morning Babilonia
監督タヴィアーニ兄弟
脚本タヴィアーニ兄弟
トニーノ・グエッラ(脚本協力)
原案ロイド・フォンヴィエール
製作ジュリアーニ・G・デ・ネグリ
製作総指揮マリン・カルミッツ
エドワード・R・プレスマン
出演者ヴィンセント・スパーノ
ジョアキム・デ・アルメイダ
音楽ニコラ・ピオヴァーニ
撮影ジュゼッペ・ランチ
編集ロベルト・ペルピニャーニ
配給 ベストロン
『グッドモーニング・バビロン!』(原題:Good Morning, Babylon / Good morning Babilonia)は、1987年制作のイタリア、フランス、アメリカ合衆国の映画。D・W・グリフィスの超大作映画『イントレランス』のセット建設に参加したイタリア人兄弟の物語。
第40回カンヌ国際映画祭審査外特別招待作品[2]。1987年の第61回キネマ旬報ベスト・テン外国映画部門第1位・外国映画監督賞受賞[3]、第12回報知映画賞海外作品賞受賞[4]。 1913年、イタリア・トスカーナでロマネスク大伽藍の建築と修復を行ってきた棟梁のボナンノは、膨らんだ借金を理由に家業をたたんだ。 ボナンノの2人の末息子ニコラとアンドレアは修業名目でアメリカに渡るが、壁にぶち当たり、途方に暮れる。そんな2人の前に、サンフランシスコ万国博覧会でのイタリア館建築に向かうイタリア人建築家・棟梁の一行が現われ、2人はそれに紛れ込む。 サンフランシスコ万博では、映画監督のD・W・グリフィスが注目を集めており、彼は近々制作を開始する予定の超大作映画『イントレランス』でイタリア館を建てた棟梁たちを美術スタッフに加えろと指示する。ニコラとアンドレアは棟梁になりすましてハリウッドに行く。2人はそこで美しいエキストラ、エドナとメイベルと知り合う。 2人はメイベルとエドナに励まされながら名もない仕事を次々にこなし、やがて、父と仕事をした“奇跡の聖堂”のイメージを甦らせた印象を作り出す。それがグリフィスに認められ、2人は出世、ニコラはエドナと、アンドレアはメイベルと愛を育み、同時に結婚するが、『イントレランス』が公開された頃、第一次世界大戦の不穏な空気が世を覆い、4人にも影を落としてくる。
あらすじ
キャスト
ニコラ:ヴィンセント・スパーノ
アンドレア:ジョアキム・デ・アルメイダ
エドナ:グレタ・スカッキ
メイベル:デジレ・ベッケル(デジレー・ノスブッシュ
ボナンノ:オメロ・アントヌッティ
D・W・グリフィス:チャールズ・ダンス
ベランジェール・ボンヴォワザン
デヴィッド・ブランドン
ブライアン・フリーノ
マルガリータ・ロサーノ
マッシモ・ヴェンチュリエッロ
アンドレア・プロダン
関連項目
イントレランス
脚注^ Good Morning, Babylon (1987) - Box Office Mojo
^ “ ⇒Festival de Cannes: Good Morning, Babylon”. festival-cannes.com. 2009年7月25日閲覧。
^ ⇒キネマ旬報 ベスト・テン 1987年・第61回
^ ⇒報知映画賞 歴代受賞一覧
外部リンク
グッドモーニング・バビロン! - allcinema
⇒グッドモーニング・バビロン! - KINENOTE
Good Morning, Babylon - オールムービー(英語)
Good Morning, Babylon - IMDb(英語)
表
話
編
歴
キネマ旬報ベスト・テン 外国映画ベスト・ワン
1920年代
巴里の女性/幌馬車(1924)
嘆きのピエロ(フランス語版)/バグダッドの盗賊(1925)
黄金狂時代(1926)
第七天国(1927)
サンライズ(1928)
紐育の波止場(1929)
1930年代
西部戦線異状なし/アスファルト(ドイツ語版、英語版)(1930)
モロッコ(1931)
自由を我等に(1932)
制服の処女(1933)
商船テナシチー(1934)
最後の億万長者(フランス語版、英語版)(1935)
ミモザ館(1936)
女だけの都(1937)
舞踏会の手帖(1938)
望郷(1939)
1940年代
民族の祭典(1940)
我が道を往く(1946)
断崖(1947)
ヘンリィ五世(1948)
戦火のかなた(1949)
1950年代
自転車泥棒(1950)
イヴの総て(1951)
チャップリンの殺人狂時代(1952)