クワイエット・プレイス 破られた沈黙
A Quiet Place: Part II
監督ジョン・クラシンスキー
脚本ジョン・クラシンスキー
原作キャラクター創造
ブライアン・ウッズ
『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』(クワイエット・プレイス やぶられたちんもく、原題:A Quiet Place: Part II)は2021年のアメリカ合衆国のホラー映画であり、2018年に公開されたホラー映画『クワイエット・プレイス』の続編である。監督・脚本はジョン・クラシンスキー、人物設定は前作の脚本のブライアン・ウッズとスコット・ベックが担当。本作では娘リーガン(演・ミリセント・シモンズ(英語版))と息子マーカス(演・ノア・ジュープ)に焦点があてられている。 前作での出来事の後、アボット一家は外の世界に救いを求めることにした。少しでも音を立てれば怪物に襲撃されるというリスクはあったが、一家は危険を覚悟でそうせざるを得なかった。ところが、外の世界には怪物以外の脅威も存在していたのである。 ※括弧内は日本語吹替。 元々続編を製作する予定はなく当初は乗り気でなかったものの[3]、前作『クワイエット・プレイス』が驚異的なヒット作になったことを受けて[4]、ジョン・クラシンスキー監督は続編の製作に意欲を見せた[5]。2018年8月、クラシンスキーは続編の脚本の執筆に着手した[6]。その際、パラマウント映画はクラシンスキーに対して「フランチャイズ化を念頭に置きすぎてはいけません。ちょっとしたアイデアを『クワイエット・プレイス』の世界観に合う形で膨らませていって、楽しめる作品を作って下さい。」と要望してきたのだという[7]。2019年10月、撮影監督のポリー・モーガンが「続編は成長した子供たち(リーガンとマーカス)に焦点が当たります。2人は世界を探検すると共に、自分の身を自分で護る術を習得していくのです」と述べた[8]。 本作冒頭で描かれる怪物襲撃の初日の様子を含め、怪物に人類が追い詰められるまでの背景やアボット一家以外の生き残りは第1作の製作時点で構想が練られており、本作で描写・登場に至った[3]。 2019年2月22日、エミリー・ブラント、ミリセント・シモンズ、ノア・ジュープの続投とジョン・クラシンスキーの監督続投が発表された[9]。3月29日、キリアン・マーフィーが本作の出演交渉に臨んでいると報じられた[10]。6月、ブライアン・タイリー・ヘンリーがキャスト入りしたが[11]、後にスケジュールの都合で降板することになり、代役としてジャイモン・フンスーが起用された[12]。 本作の主要撮影は2019年7月15日にニューヨーク州で始まり[13]、同年9月下旬に終了した[14]。なお、本作の撮影によって、400人前後の雇用が創出された[15]。 2020年1月6日、マルコ・ベルトラミが本作で使用される楽曲を手掛けるとの報道があった[16]。
ストーリー
キャスト
イヴリン・アボット(アボット家の母親) - エミリー・ブラント(園崎未恵)
リーガン・アボット(アボット家の長女) - ミリセント・シモンズ
マーカス・アボット(アボット家の長男、弟) - ノア・ジュープ(宇山玲加)
エメット - キリアン・マーフィー(内田夕夜)
島の長 - ジャイモン・フンスー(乃村健次)
リー・アボット - ジョン・クラシンスキー(星野貴紀)
ボー・アボット - ディーン・ウッドワード(川上ゆき)
マリーナ・マン - スクート・マクネイリー
少女 - アリス・ソフィー・マリコワ
警察官 - オキエリエテ・オナオドワン(英語版)
ロジャー - ウェイン・デュヴァル(クレジット無し)(山本満太)
製作
構想
キャスティング
撮影・音楽
Size:37 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
担当:undef