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やノートページでの議論にご協力ください。クローンゲームとは、主に既存のゲームのコンセプトやルール、および画像や音楽を流用して新たに作られたゲームの総称である。 クローンゲームは、大きく以下の二つに分類される。どちらも、著作権・特許権など知的財産権(法的な権利面)の観点から見れば、違法または「グレーゾーン」に近いものである。 なお、クローンゲームとは殆どの場合、元となったゲームの権利者(制作会社など)から許可を得ずに作成したものを指す。なかには権利者の許可を得たうえで、さらにキャラクターや音楽を別物に差し替える形で作成されたもの(『高橋名人の冒険島』など)も少なからず存在するが、これらがクローンゲームと呼ばれることはほとんどない。 名称は生物におけるクローンに基づき、同じ顔の別個体が作られるというイメージからつけられている。 この分野の歴史は非常に古く、1980年頃、『パックマン』や『スペースインベーダー』、『ギャラクシアン』などの当時の人気アーケードゲームが当時のマイコン(パソコンの当時の一般的な呼称)向けに移植されたり、別のタイトルを付けて無許可で販売されていたりなどといったことが一般的に行われていた。この当時はクローンゲームという呼称はまだ存在しないが、性質的には非常に近いものといえる。また、移植元タイトルの開発元から許可を得る前に制作が行われ、それが完成してから持ち込みで許可を得たうえで、そのタイトルを冠して公認の移植版として発売されるケースも少なからず存在した。 クローンゲームがフリーソフトとして頒布されるのではなく商品として販売されるケースが多かったのは、この当時、自作のソフトウェアを配布する手段が、店頭での販売、もしくは雑誌へのプログラムソースコードの掲載程度しかなかったためである。 『テトリス』や『コラムス』などの有名なパズルゲームが登場して以降は、これらのクローンゲームが非常に多く見られる。日本国内では、個人が趣味で作成したフリーソフトウェアが多いが、海外では企業が開発したものや、有料で販売されているものも多く、『Zuma』(原作は『パズループ』)のようにクローンゲームのほうが有名になってしまった例もある(金銭を徴収するとより悪質とされ、告訴される恐れが高いため、フリーソフトウェアとして公開することが多い)。 かつて日本国内でコナミ(現コナミデジタルエンタテインメント)の『BEMANIシリーズ』を中心とした音楽ゲームが一大ブームを築いていた頃(1998年 - 2001年前後)は、『beatmania』や『ダンスダンスレボリューション』などのクローンが多く作られた。
概要
既存のゲームのルールやアイディアをそのままに近い形で流用し、新たに作られたゲーム。「クローンゲーム」という言葉が指すものとしては、こちらが世界的に一般的である。
既存のゲームの画像や音楽、キャラクターをそのまま流用し、新たに作られたゲーム。
ゲームのルールやアイディアを流用したもの