クロフネ
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この項目では、競走馬について説明しています。リブレ出版の雑誌については「クロフネ (電子雑誌)」を、その他の「黒船」「KUROFUNE」については「黒船 (曖昧さ回避)」をご覧ください。
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この記事では「旧馬齢表記」と「新馬齢表記」が混在しています。詳しくは馬齢#日本における馬齢表記を参照してください。

クロフネ
クロフネ(2001年5月6日、東京競馬場)
欧字表記Kurofune[1]
品種サラブレッド[1]
性別[1]
毛色芦毛[1]
生誕1998年3月31日[1]
死没2021年1月17日(23歳没)
フレンチデピュティ[1]
母ブルーアヴェニュー[1]
母の父Classic Go Go[1]
生国 アメリカ合衆国[1]
生産者Nicholas M. Lotzo[1]
馬主金子真人[1]
調教師松田国英栗東[1]
調教助手渡辺勉[2]
装蹄師西内荘[3]
競走成績
タイトルJRA賞最優秀ダートホース(2001年)
ダートグレード競走最優秀馬(2001年)
生涯成績10戦6勝[1]
獲得賞金3億7023万5000円[1]
ICI125 - M125 / 2001年[4]

勝ち鞍

GINHKマイルカップ2001年
GIジャパンカップダート2001年
GIII毎日杯2001年
GIII武蔵野ステークス2001年


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クロフネ(欧字名:Kurofune、1998年3月31日 - 2021年1月17日)は、日本競走馬種牡馬[1]

アメリカ合衆国で生産され、日本で調教された外国産馬2001年春にNHKマイルカップに優勝、ダート路線に転じた秋にはジャパンカップダートを含む2戦をいずれも大差でレコード勝ちしたが、同年末に屈腱炎発症のため引退した。同年のJRA賞最優秀ダートホース。通算10戦6勝、うちレコード勝利4回。芝とダートの双方で活躍したが、特にダートでは日本競馬史上最強馬と評される1頭である。

2002年より種牡馬。短距離GI競走で2勝を挙げたカレンチャン、白毛馬として史上初めてGI競走を勝利したソダシなど10頭のGI級競走優勝馬を輩出している。2020年限りで種牡馬を引退。

日本軽種馬協会が運営するJBISサーチにおいては、同名の競走馬が1957年産[5]、1971年産[6]において存在。本記事では1998年産の競走馬について記述[注 1]
経歴
生い立ち

アメリカ合衆国ケンタッキー州のニコラス・M・ロッツによる生産。父フレンチデピュティは競走馬時代に米G2・ジェロームハンデキャップなど4勝を挙げ、2年前にアメリカで種牡馬入りしたばかりだった[7]。母ブルーアヴェニューは北米で5勝を挙げ、その姉にはヴァニティー招待ハンデキャップ、ミレイディハンデキャップ(いずれもG1)など11勝を挙げたブロートツウマインドがいた[7]。他方、母の父であるクラシックゴーゴーはテキサス州において無料に近い種付け料で種牡馬生活を送っていた無名の存在であった[8]

1歳時にピンフッカー[注 2]に7万ドルで購買[8]された後、ナイルブレイン・ステーブルズで調教を積まれ[9]、2000年2月にファシグ・ティプトン社主催のトレーニングセールに上場された[7]。当時ナイルブレイン・ステーブルズで研修していた吉田俊介(後のノーザンファーム空港牧場場長)によれば、同所で育成されていた後のホープフルステークス(アメリカ)優勝馬・ヨナグスカに勝るとも劣らないという評判であったといい、吉田自身も「大物感というか、落ち着き払った感じで風格があった」と回想している[9]。ここで最初の購買時から6倍強の価格となる43万ドルで吉田勝己に落札され[8][10]、4月に輸送され北海道早来町ノーザンファームで育成調教を積んだ[7][10]。同場の育成担当者も「良い動きをするし、古馬のような雰囲気を感じる」と高く評価し、調教の進捗に連れてその評判はさらに高まっていった[7]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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