クロスフェード
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この項目では、英語で萎える、縮むを基にした用語について説明しています。

ゴルフ用語のフェードについては「ゴルフ」をご覧ください。

日本のバンドについては「fade」をご覧ください。

ブレーキにまつわる現象については「フェード現象」をご覧ください。

「フェード・アウト」はこの項目へ転送されています。

小泉今日子のシングルについては「Fade Out (小泉今日子の曲)」をご覧ください。

いけだたかしの漫画作品については「FADE OUT」をご覧ください。

フェード (fade) とは、衰える、萎むといった意味の英語である。
映像編集

フェードは映像編集技術用語のひとつである。フェードイン(fade-in あるいは fade-up)とフェードアウト (fade-out) の2種類がある。

フェードインは「一色の状態から徐々に映像が見えている状態に移り変わること」であり、フェードアウトは「映像が見えている状態から徐々に一色に移り変わること」である。「一色の状態」は、古くは黒が多かったが、編集機材の発展に伴い黒縛りはなくなり、現在では「ホワイトフェード(白からのフェードイン、白へのフェードアウト)」なども多用されている。主として物語の展開の上でひと区切りつける必要がある場合に使われる。

2つの映像の片方をフェードアウト (FO) し同時に他方をフェードイン (FI) することで画面を切り替える手法をクロスフェード・ディゾルブ(Dissolve) という。オーバーラップは、英語のDissolveに該当する和製造語であり、英語の専門用語ではあくまでDissolveという。

フェードイン

フェードアウト

クロスフェード

音響

フェードは舞台音響および録音の用語でもある。次第に音が小さくなっていくのをフェードアウト、次第に大きくなってくるのをフェードインという。2つの音源A, Bがあり、Aが小さくなりながら、同時にBが大きくなるのをクロスフェードと呼ぶ。このとき操作に用いるミキシング・コンソールの音量調節つまみをフェーダーと称する。

なかでもフェードアウトは、現在、邦楽洋楽問わず様々な楽曲で多く利用される手法である。ライブの場合、そのような楽曲は独自のアレンジで工夫して楽曲を終わらせたりする。

転じて、一般に「いつの間にかなくなる(こっそりいなくなる)」「グループ内の人数がだんだんと減っていく」といった意味でフェードアウトの語を使う場合がある。
舞台照明

舞台照明では、照度を徐々に変化させることをフェードといい、照明が完全に消えた状態から徐々に明るくすることをフェードイン、明るい状態から徐々に照明を消すことをフェードアウトという。

この項目は、工学技術に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めていますPortal:技術と産業)。


更新日時:2018年1月21日(日)02:01
取得日時:2018/07/06 19:04


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