クレイグ・キンブレル
Craig Kimbrelボルチモア・オリオールズ #46
MLBオールスターゲームにて
(2018年7月17日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国
出身地アラバマ州ハンツビル
生年月日 (1988-05-28) 1988年5月28日(36歳)
身長
体重6' 0" =約182.9 cm
215 lb =約97.5 kg
選手情報
投球・打席右投右打
ポジション投手
プロ入り2008年 MLBドラフト3巡目
初出場2010年5月7日
年俸$12,000,000(2024年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
リー高等学校(英語版)
ウォレスステート・コミュニティカレッジ(英語版)
アトランタ・ブレーブス (2010 - 2014)
サンディエゴ・パドレス (2015)
ボストン・レッドソックス (2016 - 2018)
シカゴ・カブス (2019 - 2021)
シカゴ・ホワイトソックス (2021)
ロサンゼルス・ドジャース (2022)
フィラデルフィア・フィリーズ (2023)
ボルチモア・オリオールズ (2024 - )
国際大会
代表チーム アメリカ合衆国
WBC2013年
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クレイグ・マイケル・キンブレル(Craig Michael Kimbrel, 1988年5月28日 - )は、アメリカ合衆国アラバマ州ハンツビル出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。MLBのボルチモア・オリオールズ所属。愛称は「ダーティー・クレイグ」[2]。
シーズン最多セーブを4回受賞するなど、2010年代のMLBを代表する抑え投手。2018年5月5日に史上最年少(29歳11か月)での通算300セーブを達成した[3]。 2007年のMLBドラフト33巡目(全体1006位)でアトランタ・ブレーブスから指名されたが、この時は入団せず。 2008年のMLBドラフト3巡目(全体96位)で再びブレーブスから指名され、プロ入り。 2010年5月5日、ジェイアー・ジャージェンスの負傷に伴いメジャー昇格を果たし、5月7日のフィラデルフィア・フィリーズ戦でメジャーデビューを果たした。2度目のメジャー昇格は斎藤隆の15日間の故障者リスト入りに伴い昇格した。9月19日のニューヨーク・メッツ戦でメジャー初セーブを記録した。21試合に登板し、防御率0.44、4勝0敗1セーブ、40奪三振を記録した。ポストシーズンではサンフランシスコ・ジャイアンツ戦で好投した。アトランタ・ブレーブス時代 2011年は開幕から抑えを務め、6月3日のメッツ戦で球団史上最速で通算100奪三振を記録した。7月には自身初となるオールスターゲームに選出された。7月22日のシンシナティ・レッズ戦で31セーブ目を記録し、球団新人記録を更新した。8月9日のフロリダ・マーリンズ戦で36セーブ目を記録し、トッド・ウォーレルの持つナショナルリーグの新人記録に並んだ。8月17日のジャイアンツ戦にはその記録を更新した。8月23日のシカゴ・カブス戦でネフタリ・フェリスの持つ、MLB新人最多タイ記録となるシーズン40セーブ目を記録した。自己最多となる79試合に登板し、防御率2.10、4勝3敗46セーブ、8セーブ失敗、127奪三振を記録し、ジョン・アックスフォードと同数ながらも自身初となる最多セーブを受賞した。また、前述の活躍からオフには新人王も受賞した。 2012年は制球力が向上し、ますます難攻不落な投手となった。また、オールスターゲームに2年連続で選出された。63試合に登板し、防御率1.01、3勝1敗42セーブ、3セーブ失敗、116奪三振を記録し、2年連続の最多セーブを受賞した。また、6イニング以上投げた投手では史上初めて、対戦した打者の過半数から三振を奪った(打者231人に対して116奪三振)。50イニング以上が対象となる9イニングあたりの奪三振率では、16.7を記録し、史上最高記録となった[4]。『ギネス世界記録 2014』には「1シーズンで打者の半数以上から三振を奪った最初の投手」という形でギネス世界記録が掲載されている[5]。 2013年はシーズン開幕前の2月27日に第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のアメリカ合衆国代表に選出された[6]。シーズンでは9度のセーブ機会で、早くも昨年に並ぶ3度のセーブ失敗など、不安定なスタートとなった[7]。しかし、5月9日のジャイアンツ戦にて史上2番目の若さで通算100セーブを達成[8]。また、オールスターゲームに3年連続で選出された。7月27日のセントルイス・カージナルス戦にてジョン・スモルツ以来、球団史上2人目となる3年連続30セーブを達成した[9]。
経歴
プロ入りとブレーブス時代
(2011年9月12日)