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クルクルくりん
ジャンルラブコメディ、少年漫画
漫画
作者とり・みき
出版社秋田書店
掲載誌週刊少年チャンピオン
レーベル少年チャンピオン・コミックス
発表号1983年 - 1984年
巻数全6巻
話数全69話
ドラマ
監督安室修ほか
制作フジテレビ、東宝
放送局フジテレビ他
放送期間1984年4月27日 - 同年9月21日
話数全17話
東森くりん
松本イオ
麻衣
東森玄太郎岩井小百合
加藤晋太
有森也実
宍戸錠
テンプレート - ノート
『クルクルくりん』は、とり・みきによる日本の漫画作品。および、それを原作にしたテレビドラマ。サブタイトルとして『parallel girl』が付けられている。 秋田書店の『週刊少年チャンピオン』に1983年から1984年にかけて連載。全69話。少年チャンピオンコミックス全6巻。なお、最終第6巻ではほぼ同時期「週刊少年チャンピオン増刊 ヤングチャンピオン」[1]にて連載していた『すけこまくん』も収録。 1990年に徳間書店から全5巻で『すけこまくん』も収録する形で新装版が発売。 2005年には早川書房から文庫本サイズ・全3巻で再刊された。ここでは巻末で当時を振り返る描き下ろしマンガが付録されている。 『週刊少年チャンピオン』2009年32号では、創刊40周年記念企画として、「るんるんカンパニー」の登場人物たちと共演する「クルクルくりんfeat.るんるんカンパニー」が掲載された(2016年発売の短編集「メカ豆腐の復讐」にも掲載)。 後年の徳間書店から刊行された新装版での解説によると、とり・みきが「このままではいけない、メジャー作家になるんだ」と開き直り、ギャグではないシチュエーションコミックに挑戦した作品である。とり自身が作中に登場することに加え、多くのキャラが実在の人物をモデルとしており、内輪ネタ(楽屋オチ)が多数存在するほか、プロレスネタ、特に後半では原田知世ネタも多く見られ、さらには「濃い」パロディも沢山盛り込まれているため何気なく読んでいると気付かない・分からないネタも多く見られる。そのため『週刊少年チャンピオン』連載当時、よく読者から「元ネタが分からない」と指摘されていたこともあり、徳間書店の新装版ではオマケとして『すけこまくん』と併せてギャグの解説が加えられた。また、「クルクルくりんfeat.るんるんカンパニー」4ページ目での記述によると、コスプレマンガとしても人気があったとのこと。 主人公・東森くりんは幼い頃[2]、不慮の事故から多重人格者となってしまう。それ以来、精神的ショックを受けると、別の人格が表れてしまうのであった。なぜかそれは小学生の頃は表れなかったというが、中学校に入学初日、ふとしたことからくりんの中に眠っていた多重人格が目覚めてしまう。 その秘密を知ったクラスメート・松本イオは彼女を元の人格に戻すため、常に彼女のそばにいるようにするのだが、いつ別人格が表れるかも分からず、日々苦労するのであった。 登場人物についての解説(モデルとなった人物など)は、単行本(少年チャンピオンコミックス版)でのおまけページによる作者のコメント、新装本(徳間書店版)でのギャグ解説ページに詳細な記述がある。
概要
ストーリー
主な登場人物
東森家
東森 くりん(ひがしもり くりん)
幼い頃[2]、かつて父・玄太郎が勤めていた「とある大企業」のロボット研究所に遊びに来ていたある日、研究所で起こった爆発事故により、データ消失を恐れたホストコンピュータから多数の人格データを体内に転送されるという“被害”を被る。それ以降、精神的ショックを受けるたびに別の人格が表れるという多重人格者となる。なぜか小学生の頃は現れなかったというが、中学校入学式当日、可愛さあまりにイオに連れ出され精神的に緊張が高まったその瞬間、再び多重人格が現れてしまう。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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