クリミナル・マインド_FBI行動分析課
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クリミナル・マインド FBI行動分析課
Criminal Minds

ジャンルテレビドラマ
出演者ジョー・マンテーニャ
トーマス・ギブソン
パジェット・ブリュースター
シェマー・ムーア
マシュー・グレイ・ギュブラー
A・J・クック
カーステン・ヴァングスネス
製作
プロデューサーマーク・ゴードン
制作CBS
ABCスタジオ

放送
放送国・地域アメリカ
放送期間2005年9月22日 - 2020年2月19日
放送時間60分(CM含む)
公式ウェブサイト
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『クリミナル・マインド FBI行動分析課』(クリミナル・マインド エフビーアイこうどうぶんせきか、Criminal Minds)はアメリカ合衆国テレビドラマWOWOWでの放送にはこのタイトルが用いられるが、日本で発売されているDVD-BOX及びDlifeでの放送では『クリミナル・マインド/FBI vs. 異常犯罪』(クリミナル・マインド エフビーアイ バーサス いじょうはんざい)というタイトルが付けられている。2005年9月から2020年2月までCBSで放送されていた。

その後、2020年にリバイバル版がParamount+で全10話に渡って配信される事が発表されたが、その後の長い紆余曲折を経て、2022年7月14日、正式にリバイバル版が制作されることが発表された。なお、オリジナル版は基本的に1話完結方式だったのに対し、リバイバル版では1つの事件を1シーズンに渡って捜査する内容になる予定である。

FBIの行動分析課(Behavioral Analysis Unit、BAU)のメンバーたちが、犯罪者たちをプロファイリングし、犯罪心理を読み解き、事件の解決に挑む。番組の始まり(か終わり)に格言を引用する登場人物のナレーションが入る。なおBAUはFBI内に実在する(下記の外部リンク参照)。なお「課」と訳されているが実在のBAUは、「刑事・サイバー・対応及び執行部(Criminal, Cyber, Response, and Services Branch)」の下に位置する「重大犯罪対応群(Critical Incident Response Group)」のさらに下に位置する「捜査及び作戦支援課(Investigations and Operations Support Section)」のそのまたさらに下に位置しており、FBIの組織構成における最小単位である「係(Unit)」の一つに過ぎない[1][2]。なお本作のBAUは「BAU Section」という架空のFBI長官直轄部署に属している設定になっている。
主要人物
デヴィッド・ロッシ
演 -
ジョー・マンテーニャ、日本語吹替 - 小川真司(シーズン3 第6話 - 9 第7話)→菅生隆之[3](シーズン9 第8話 - )出演:シーズン3 #6 -生年月日:1956年5月9日。FBI監督特別捜査官(Supervisory Special Agent、略称SSA、特別捜査官より二つ上の階級)。通称 : 伝説のプロファイラー。フルネーム : デヴィッド・スティーヴン・ロッシ、愛称 : デイヴまたはデイヴィー。ギデオンとはBAU以前のBSU時代から親友。ギデオンと共にBAUの創設者。ギデオンとは親友であり、ホッチナーの師。「チェスができるんですか!?」と驚くリードにロッシは「君の前は、誰が相手したと思ってるんだ!」と言う台詞から、過去にギデオンとチェスをしていたと思われる。ギデオンと同様に料理という共通の趣味を持つ。FBI入局前は海兵隊の最上級曹長(Sergeant major)で、ベトナム戦争での従軍経験があり、負傷して帰国、名誉負傷章を授与されている。1997年に引退した後は著作や講演会、コンサルタント業で活躍しながら財を成した成功者だが、ギデオンが辞めた後のBAUに彼の後任として自ら志願、10年ぶりに現場へと復帰する。ホッチには「デイヴ」と呼ばれる。見た目は紳士然とした品の良さだが、性格及び手段は時折過激で、仲間を驚かせることもしばしば。かなり几帳面で、プレンティスによるとメモをとる際もペンの色を使い分けているらしい。3回の離婚経験があり、その件に関して問われた際「女に関して発言する資格は俺にはない」と答えた。かなりの資産家であり、大規模なパーティを催せる広い庭付きの豪邸に住んでいる。また捜査の過程で容疑者が参加している可能性が高いポーカー大会へ潜入する必要が生じた際には、その参加費用5万ドル(500万円相当)の支出をFBI本部に拒否されてしまったため、メンバーらに煽られて私財から5万ドルを提供している。二番目の妻ヘイデンとの間に娘ジョイ、ジョイの息子である孫カイ、またいずれかの妻の連れ子で義理の息子がいる。著書や講演にて多くのファンを獲得しており、JJをはじめ彼の影響によってFBIを志した者もいる反面、シーズン4「死の数列」に登場したロスチャイルド教授など、犯罪に駆り立てられた者も存在した。時折自身を古いタイプの人間だと表現する事があるが、シーズン6第5話「安全地帯」にて、犯人の名乗った「ニコ・ベリック」を人気ゲームグランド・セフト・オートIVの主人公の名前だと指摘するなど、意外な知識もある。また退勤後に家庭用ゲーム機でアシュレイとレーシングゲームをプレイしているシーンがある。復帰当初は以前と違うBAUに戸惑っていたが、豊富な経験と知識の深さから何事にも柔軟に対応し、チームの頼れる存在になっていく。その内面では20年前に自分が遭遇した未解決事件を夢にまで見るほどに深く引きずっていた。事件当時幼かった被害者家族たちを影から支援しながら、21年目を数えまいと単独で捜査を続けていたが、シーズン3「20年目の決着」にてチームメンバー達の強引な協力を得て、ついに真相に辿り着き、犯人を逮捕。自身も呪縛から解放され、BAUメンバーとしての結束も高まった。シーズン7第5話「母と子」にて、かつて離婚した最初の妻キャロラインと再会。最初は復縁を望まれているのかと思ったが、重病で余命がなかったキャロラインは自分の苦痛を終わらせるため、デヴィッドに自殺幇助を頼んできた。だがロッシが断ると、その答えを予期していたキャロラインは自ら薬の過剰摂取によって、ロッシが看取る中息を引き取った。キャロラインは、かつて2人の間に生まれたが同日に亡くなった息子ジェイムズ・デヴィッド・ロッシの墓の隣に、キャロライン・ベイカー・ロッシの名で葬られた。またシーズン10第9話で、ロッシの二番目の妻ヘイデン・モンゴメリーが、ロッシも知らないうちに生んでいた、彼の娘であるジョイ・ストラザースと出会い、孫も生まれていることを教えられ、会いにいっている。シーズン10第13話「ギデオンの遺言」では、70年代後半に発生した連続女性殺人の犯人で、その正体を突き止めたギデオンをも殺害したドニー・マリックを追い詰め、対峙したドニーに「FBIを2人も殺せば伝説になる」と挑発、自らの手で射殺している。チーム内のパイプ役として動き、ホッチとモーガンが衝突したり、対テロリズム部門とは勝手の違う仕事にトッドが苦悩した際、さりげなく彼らに接して問題を処理する姿が見られる。言わば、ホッチの補佐役である。ホッチの息子・ジャックのサッカー教室の話題にも興味を示し、独自のフォーメーションを作成してホッチに提供。休日の朝には二人でコーチ・アシスタントとして参加している。若い頃にストラウスと交際していた時期があり、彼女が殺害された際には遺族への告知を行った。MLBシカゴ・カブスファンという設定である。これは局内でロッシが使用するマグカップにカブスのロゴがデザインされている、犯人からロッシへのメッセージとしてカブスの選手のベースボールカードが送りつけられるなど随所に見られる。因みにロッシを演じるマンテーニャもカブスが制作したドキュメンタリー映像に「俳優/ファン ジョー・マンテーニャ」とクレジットされる程のカブスファンである。
ジェニファー・ジャロウ
演 - A・J・クック、日本語吹替 - 園崎未恵出演:シーズン1 - 6 #2、 #18、7 - 10 #23、11 #7 -FBI監督特別捜査官。愛称はJJ。連絡調整及び渉外担当。事件の詳細をマスコミに公表したり、または止めたりと情報操作を受け持ち捜査をサポートする。また、次にBAUが扱う事件を選定する。リードとは姉弟のような関係で、彼を「スペンス」と呼ぶ。シーズン2「消えた女子高生」において、ペンシルヴェニア州出身であり、高校女子サッカー副キャプテンを務め、奨学金で大学に進学したことが明らかになる。シーズン3で刑事ウィリアム・モンテーン・ジュニアとの交際と妊娠が発覚、シーズン4では産休を取り、1児の母となって戻ってくる。陣痛が始まった時は丁度リードの過去に纏わる事件の最中だったが、弟のように思うリードを助けようとまだ頑張ろうと堪えていた。しかし、陣痛に気づいたガルシアに連れ出され無事に出産した。リードとガルシアを愛息ヘンリーの後見人に指名した。復帰直後に事件に直面した頃はまだウィルや息子との距離が辛く、娘の生還を願う女性にシンクロしてしまい、霊能者と称する男に手掛かりを求めていた。事件解決後にロッシから霊能者に助言を求めた過去を聞かされ、霊能者などの類を信じても良いが、捜査で頼ると家族にとって最も辛い結果をもたらす事になり得るのだと悟る。シーズン4第15話「コピーキャット」でロッシがシリアルキラーの話に群がる人々に辟易した時、大学4年の頃、進路を決めかねていたが2冊目の本のプロモーションで現れたロッシとの会話でアカデミーに入る決意をし、FBIの現在の自分がいる事を彼に打ち明けた。シーズン5第13話「リスキーゲーム」にて、姉がいたことが分かった。JJが11歳の時に自殺したことをホッチに打ち明けている。シーズン6第1話「暗闇王子」での活躍をきっかけに、アメリカ国防総省(ペンタゴン)から防衛関係の連絡・交渉係への昇進オファーを再三受けていたが、BAUに残りたいという意志が固く、密かに断り続けていた事が第2話「JJ」にて発覚。しかし最終的に国防総省からの強い要請に逆らえず、惜しまれながらBAUを後にするが、イアン・ドイル事件におけるプレンティスの危機には一時、BAUへ協力(シーズン6第18話「もう一人のプレンティス」)。さらに最終話では復帰することをロッシに告げた。シーズン7にてBAUに復帰。広報担当からプロファイラーに昇進した。自販機でスナック菓子をよく買っており、プレンティスから「チーズスナック」と陰であだ名をつけられている。シーズン9第14話「200」で、クルーズと共にディボン・アスカリという男に拉致される。この際に、国防総省時代にストラウスやクルーズと共に中東で極秘任務にあたっていたことが明かされる(この時に彼女が妊娠していたことも明らかになった)。渉外担当としての国防総省への異動というのは表向きで、極秘任務のための異動だったことが判明する。アスカリらテロ組織が国務省へのデータベースにアクセスするために必要なセキュリティコードをJJとクルーズが知っていたために拉致され、セキュリティコードを言うまで拷問にかけられる。アスカリに殺されそうになるも、ぎりぎりのところでBAUメンバーやインターポールから駆けつけたプレンティスによって助けられた。シーズン10最終話の事件解決後に2人目の妊娠が発覚し産休に入るが、シーズン11第7話より復帰している。
ペネロープ・ガルシア
演 - カーステン・ヴァングスネス、日本語吹替 - 斉藤貴美子出演:シーズン1 -FBI特別捜査官(プロファイラーではなく、テクニカルアナリストである。


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