クリナップ株式会社
Cleanup Corporation
本社(2017年5月)
種類株式会社
市場情報東証プライム 7955
クリナップ株式会社 (英: Cleanup Corporation) は、東京都荒川区西日暮里に本社を置く、システムキッチンなどを製造する大手住宅設備機器メーカーである。みどり会の会員企業であり、三和グループに属している[2]。 @media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}日本で初めて多目的システムキッチンを開発した企業[要出典]であり、ステンレス製品に強みを持ち、業務用の厨房も扱っている。現社名は1983年からで、同社開発の調理台、ガス台、流し台の3点セットを野球のクリーンナップに喩えたシステムキッチン「クリーンナップトリオ」がヒットしたことから、語感を揃えてから商標として採用、後に社名として採用されたものである。 また、日本にある工場のうち、半数は創業者の出身地である福島県いわき市にあり、いわき市内では四倉など地域によっては企業城下町のような雰囲気もある。
概要
沿革
1949年:荒川区で座卓を製造販売する事業を興す。
1954年:クリナップの前身となる井上食卓株式会社を設立。
1960年:ステンレス流し台をテスト販売開始。井上工業に改名
1961年:業界初の米びつ付CSM型流し台発売。商標「クリナップ」誕生。
1968年:業界初の深型シンクステンレス流し台「ダイヤレザー」及び「オパール」を販売。
1970年:同社初のショールームを飯田橋に開設。
1972年:業界初の「水切りプレート付流し台」発売。
1973年:日本初の多目的システムキッチンを販売。
1975年:業界初の画期的なステンレス流し台(側板・背板・底板がステンレス)「さくらDX」を販売。
1978年:カウンターキッチンを販売。ヒット商品「クリンレディ」の原型となる。
1983年:社名をクリナップ株式会社とする。業界初の簡易施工型システムキッチン「クリンレディ」発売。
1984年:日本初のステンレスキャビネットシステムキッチン「真珠」発売。
1985年:自社初のシステムバスルーム「松の湯」「竹の湯」発売。
1987年:ステンレスのシステムバスルーム「きらら」発売。
1988年:英のICI社と人工大理石製造の技術提携を結ぶ。株式を店頭公開。留守番ロッカー「DX型」発売
1990年:東京証券取引所2部上場。
1991年:東京証券取引所1部上場。システムバスルーム「COSS(コス)」発売。
1994年:人工大理石天板「アクリストンワークトップ」発売
1997年:ユニバーサルデザインのシステムバス「ラクシーユ」シリーズ発売。
1998年:業界初のオールスライド式収納ステンキャビシステムキッチン「S.S.」を発売。
1999年:業界初のフロアコンテナ(足元収納)システムキッチン「クリンレディ」を発売。
2004年:「クリンレディ」にサイレント仕様(静音シンク、静音レール)を搭載。
2004年:「アクリア」を発売。
2005年:業界初の「スーパーサイレントe‐シンク(のちに美サイレントシンク)」を搭載した「S.S.」「クリンレディ」を発売。
2007年:ステンキャビネット洗面化粧台「S/」(エス)を発売。
2007年:新「アクリア」を発売、床夏シャワー搭載。
2011年:東日本大震災により、いわき市にある主力工場および関連会社が被災、操業停止を余儀なくされる。