市旗市章
愛称 : Ctba
位置
クリチバ市の位置(パラナ州)
位置
.mw-parser-output .locmap .od{position:absolute}.mw-parser-output .locmap .id{position:absolute;line-height:0}.mw-parser-output .locmap .l0{font-size:0;position:absolute}.mw-parser-output .locmap .pv{line-height:110%;position:absolute;text-align:center}.mw-parser-output .locmap .pl{line-height:110%;position:absolute;top:-0.75em;text-align:right}.mw-parser-output .locmap .pr{line-height:110%;position:absolute;top:-0.75em;text-align:left}.mw-parser-output .locmap .pv>div{display:inline;padding:1px}.mw-parser-output .locmap .pl>div{display:inline;padding:1px;float:right}.mw-parser-output .locmap .pr>div{display:inline;padding:1px;float:left}クリチバクリチバ (ブラジル)ブラジルの地図を表示クリチバクリチバ (パラナ州)パラナ州の地図を表示
座標 : .mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}南緯25度25分47秒 西経49度16分16秒 / 南緯25.42972度 西経49.27111度 / -25.42972; -49.27111
クリチバ(ポルトガル語: Curitiba、ポルトガル語発音: [ku?i?t?ib?])は、ブラジル南部に位置する都市で、パラナ州の州都。
17世紀にパラナ地方において植民都市として築かれたことを起源とする。標高およそ940mという州内でも有数の高地に位置する。2021年現在の人口は約196万人であり、同国第8位の規模である。また、南部地域最大の都市である。約100km東にブラジル有数の港湾都市であるパラナグアがある。
住人の呼称や「クリチバの?」を意味するポルトガル語は「クリチバーノ (curitibano)」、女性形は「クリチバーナ (curitibana)」。 ブラジル地理統計院(IBGE)による調査に基づく(いずれも市内のみについてのデータ) ケッペンの気候区分では西岸海洋性気候(Cfb)に属する。夏の平均気温は摂氏21度、冬は13度。 クリチバ (1961?1990年)の気候 クリチバの歴史は、1630年頃に金鉱を求めて周辺で始められた入植にその起源が求められる。徐々に村落を形成し、1693年3月29日に村として認められ、パラナマツ
都市データ
人口: 1,948,626人(2020年度)
面積: 430.9km2
標高: 平均934m
気候
月1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月年
最高気温記録 °C (°F)34.1
(93.4)34.8
(94.6)33.5
(92.3)30.3
(86.5)28.3
(82.9)28.2
(82.8)27.8
(82)30.6
(87.1)32.8
(91)32.8
(91)34.0
(93.2)33.1
(91.6)34.8
(94.6)
平均最高気温 °C (°F)25.6
(78.1)25.8
(78.4)24.9
(76.8)22.3
(72.1)21.1
(70)18.3
(64.9)19.4
(66.9)20.9
(69.6)21.3
(70.3)22.6
(72.7)24.5
(76.1)25.4
(77.7)22.7
(72.9)
日平均気温 °C (°F)19.6
(67.3)19.9
(67.8)19.0
(66.2)16.7
(62.1)14.6
(58.3)12.2
(54)12.8
(55)14.0
(57.2)15.0
(59)16.5
(61.7)18.2
(64.8)19.3
(66.7)16.5
(61.7)
平均最低気温 °C (°F)15.8
(60.4)16.3
(61.3)15.4
(59.7)12.8
(55)10.2
(50.4)7.8
(46)8.1
(46.6)9.2
(48.6)10.8
(51.4)12.5
(54.5)14.0
(57.2)15.4
(59.7)12.4
(54.3)
最低気温記録 °C (°F)8.2
(46.8)6.8
(44.2)3.9
(39)?4.0
(24.8)?2.3
(27.9)?4.0
(24.8)?5.2
(22.6)?5.2
(22.6)?5.4
(22.3)?1.5
(29.3)?0.9
(30.4)3.6
(38.5)?5.4
(22.3)
降水量 mm (inch)165.0
(6.496)142.1
(5.594)126.6
(4.984)90.0
(3.543)99.2
(3.906)98.1
(3.862)89.0
(3.504)74.5
(2.933)115.4
(4.543)134.2
(5.283)123.8
(4.874)150.1
(5.909)1,408
(55.433)
平均降水日数 (?0.1 mm)171516141412121012131316164
% 湿度79808079827681798282808280
平均月間日照時間159.8135.0142.0137.2152.2129.7147.6148.3122.1137.2152.2150.91,714.2
出典1:World Meteorological Organization[1] NOAA (sun and humidity)[2]
出典2:Weatherbase (record highs and lows)[3][出典無効]
歴史1894年のクリチバの地図
2つの言語によるクリチバの綴りは20世紀初頭まで続き、ヨーロッパ式のCoritiba 、トゥピ・グアラニー語のCuritybaが併存した。(1909年に発足したクリチバを本拠地とするサッカークラブ『コリチーバFC』は伝統的な名前を維持することを理由に、現在の都市名とは違う名称で現在も継続している[4])
1842年に町に格上げとなり、1853年、サンパウロ地方が分割されたことに伴い新設されたパラナ地方の首府となった。
周辺にそれほど金鉱を有していないことが明らかとなるにつれ、黄金を求めてきた入植者たちはミナス・ジェライス地方へと移っていった。クリチバは長い間、特にこれといった産業を持たず、牧畜が盛んな南部のリオ・グランデ・ド・スルと消費地帯であるサンパウロをはじめとする以北の地域との結節点という地理的優位性から、家畜売買とその中継地として収入を得た。1867年から移民団の受け入れが始まり、イタリア人、ポーランド人、ドイツ人、ウクライナ人を中心に、ヨーロッパ、特に中東欧から多数の移民が流入することとなる。
1913年には、ブラジル初の大学となるパラナ大学(現在のパラナ連邦大学)が設置されるとともに、これもブラジル初となる路面電車が敷設された。
1960年代頃までは、あくまで地方都市の枠を出ない存在であったが、以後、政策的な成功も寄与して、商工業が発展し、ブラジルでも有数の富裕な都市となる。その躍進をもたらした都市計画について、その先進事例として世界中に広くその名を知られるようになった。1955年から1972年までの間、クリチバ市長エラスト・ゲルトナー氏(ローマ字:Erasto Gaertner)が1953年に亡くなる前に計画した癌治療病院、エラストゲルトナー病院が設立され、現在ブラジル国南部地域の最も大きい癌専門病院である。[5]
2014 FIFAワールドカップの開催都市の一つであった。
都市計画クリチバ市街地の上空画像クリチバの衛星写真
クリチバは、都市計画の優れた成功例とみなされている。専用レーン、2連結ないし3連結のバス、バリアフリー化も図られたチューブ型のバス停などを用い、大量かつ高速の輸送を実現した極めて効率的な公共交通システムを有している。日常の足として全市民の85%に利用されている。また、緑地政策においても著しい成功を収めており、クリチバ市において、市民1人当たりの緑地面積は51.5平方メートルであり、これはユネスコが都市に求める基準値のおよそ3倍にあたる面積であり、世界の都市ではオスロについで2番目の広さである。区画整理も綿密かつ柔軟に設定されており、自然環境への悪影響を避けるため工業施設については建設区域が制限されている。