クリスマス
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「クリスマス」のその他の用法については「クリスマス (曖昧さ回避)」をご覧ください。
クリスマスツリークリスマスプレゼント

クリスマス(英語: Christmas)はイエス・キリスト降誕[注 1]を記念するで、[1]キリスト降誕祭(キリストこうたんさい、単に降誕祭とも)、降誕日[2](こうたんび)、聖誕祭(せいたんさい)、ノエル(: Noel)などとも呼ばれる[3]。「クリスマス」という英語は「キリスト(Christ)のミサ(mass)」という意味に由来する[1]

カトリック聖公会ルーテル教会正教会などでは、教会暦上の毎年12月25日に祝われる(例外は「#古式を守るアルメニアの降誕祭」で後述)。

あくまでキリストの降誕を記念する日であり、この祭事が行われる日自体がイエス・キリストの正式な誕生日というわけではない[4](イエス・キリストの誕生日自体が不詳である〈#位置付けを参照〉)。
概要「恐れるな。見よ、すべての民に与えられる大きな喜びを、あなたがたに伝える。 きょうダビデの町に、あなたがたのために救い主がお生まれになった。このかたこそ主なるキリストである。 あなたがたは、幼な子が布にくるまって飼葉おけの中に寝かしてあるのを見るであろう。それが、あなたがたに与えられるしるしである」 ? ルカによる福音書第2章第8?14節

イエス・キリスト誕生を記念する年中行事で、主に12月25日に、世界中の何十億人もの人々の間で宗教的・文化的に祝われるものである[5][6]キリスト教典礼年の中心的な祝祭であり、アドベント(降誕祭)の季節に先立ち、西洋では歴史的に12日間続き、十二夜に最高潮に達するクリスマスの時期(Christmastide)を開始する。クリスマスは多くの国で祝日となっており[7][8][9]、大多数のキリスト教徒が宗教的に[10]、また多くの非キリスト教徒が文化的に祝う[11]。クリスマスを中心に構成されるホリデーシーズンの重要な部分を形成する。

新約聖書に記された伝統的なクリスマスの物語「イエスの降誕」は、イエスがメシアの予言に従ってベツレヘムで生まれたとするものである[12]ヨセフマリアがこの街に到着したとき、宿屋に部屋がなかったため、馬小屋を提供され、そこですぐにキリストが生まれ、天使がこのニュースを羊飼いに告げ、羊飼いがそのニュースを広めたという[13]。一方ヘロデ大王は、自分の地位をいずれ脅かすであろう者が現れた事を知り、恐れをなしてどの子がイエスなのか特定しようとしたが、出来なかったため、同世代の幼児を皆殺しにした(幼児虐殺の逸話)。

イエスが誕生した月日は不明であるが、4世紀初頭の教会では12月25日と定めていた[14][15][16]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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