クリスツィナ・ツィマノウスカヤ
2019年夏季ユニバーシアード
選手情報
国籍 ポーランド
競技陸上競技
種目100 m, 200 m
所属BFST Dynamo
生年月日 (1996-11-19) 1996年11月19日(27歳)
生誕地 ベラルーシ・マヒリョウ州クリマヴィチ
自己ベスト
100m11秒04(2018年)
200m22秒78(2019年)
獲得メダル
金2019年夏季ユニバーシアード200m
銀2017年ヨーロッパ陸上競技選手権大会100m
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クリスツィナ・ツィマノウスカヤ(ベラルーシ語: Крысц??на Сярге?е?на Ц?мано??ская, ラテン文字転写: Krystsina Siarheyeuna Tsimanouskaya、ロシア語: Кристина Сергеевна Тимановская, ラテン文字転写: Kristina Sergeyevna Timanovskaya、1996年11月19日 - )は、短距離走を専門とするベラルーシの陸上競技選手[1]。2017年ヨーロッパU23陸上競技選手権大会(英語版)の100mで銀メダル、イタリア・ナポリで2019年夏季ユニバーシアードの200mで金メダルを獲得した。また、ベラルーシ・ミンスクで開かれた同年のヨーロッパ競技大会のチームイベントで、銀メダルを得た[2]。
2020東京オリンピックのベラルーシ代表に選抜されるも、開催期間中の2021年8月1日、同国当局によって強制的に連行された羽田空港で亡命を求めた(後述)。 2020東京オリンピックでは、100mと200mでベラルーシ代表に選抜された。 2020年3月24日、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会と国際オリンピック委員会(IOC)は新型コロナウイルスのパンデミックへの配慮から、オリンピックの開催を1年程度延期すると発表した[3]。詳細は「新型コロナウイルス感染拡大による東京オリンピック・パラリンピックへの影響」を参照 ベラルーシでは、2020年8月9日に行われた大統領選挙で現職のアレクサンドル・ルカシェンコが6選を果たすが、不正選挙を訴える市民と警官隊との間で衝突が発生。数十名の死傷者が出たほか、約3000人の身柄が拘束された[4]。反政権派が全土でデモを呼び掛けた同年8月中旬、ツィマノウスカヤはインスタグラムに「代表選手」として呼応する声明を載せた。「私たちは傍観者でいられず、市民や友人、同僚、親族への暴力に我慢できない。治安機関の行動は違法で受け入れられない」と批判し、言論の自由などを訴えた[5]。 2021年7月23日、一年遅れでオリンピックが開幕すると、ベラルーシのスポーツ当局は、この2種目に加え、8月5日に行われる4×400mリレー予選にも出場することをツィマノウスカヤに強要した。 同年7月30日(UTC)、ツィマノウスカヤはインスタグラムを更新。「女子1600m(4×400m)リレーに出場予定の一部選手が十分なドーピング検査を受けなかったため日本に来ることができなかった。
2020東京オリンピック