クリスタル・ゲイル
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クリスタル・ゲイル

基本情報
出生名Brenda Gail Webb
生誕1951年1月9日
出身地 アメリカ合衆国 ケンタッキー州
ジャンルカントリーポップスゴスペル
職業歌手女優
担当楽器ピアノギター
活動期間1970年-
レーベルデッカ・レコード
ユナイテッド・アーティスツ・レコード
コロムビア・レコード
エレクトラ・レコード
ワーナー・ブラザース・レコード
Southpaw
公式サイト ⇒www.crystalgayle.com

クリスタル・ゲイル(Crystal Gayle、1951年1月9日-)は、アメリカ合衆国カントリー歌手
来歴

ケンタッキー州ジョンソン郡ペインツヴィル出身。本名ブレンダ・ゲイル・ウェブ。実の姉は歌手のロレッタ・リン。ブレンダが幼い頃、家族でインディアナ州に移る。

ロレッタのツアーへの参加を経て、デッカ・レコードとの契約を得る。同じく同社と契約していたブレンダ・リーとの混同を防ぐため[1]、芸名をクリスタル・ゲイルとして、1970年にシングル「アイヴ・クライド」(原題:I've Cried (The Blues Right Out of My Eyes))でデビュー。同曲は「ビルボード」誌のカントリー・チャートで23位となった。ただし、デッカはクリスタルがロレッタ・リンの妹であることを強調して売り出したため、クリスタルは不満を抱いていた[2]

1974年プロデューサーのアレン・レイノルズと出会い、ユナイテッド・アーティスツ・レコードに移籍。翌年、ファースト・アルバム『クリスタル・ゲイル』発表。1977年、シングル「瞳のささやき」(原題:Don't It Make My Brown Eyes Blue)がカントリー・チャート1位、ポップ・チャート2位の大ヒットとなり、グラミー賞のベスト・カントリー・ソング部門とベスト・カントリー・ボーカル・パフォーマンス(女性)部門を受賞した[3]。同曲を収録したアルバム『水晶の恋人』もカントリー・チャート2位、ポップ・チャート12位を記録。1978年11月11日日本武道館で行われた世界歌謡祭のショータイムに出演[4]

1979年のアルバム『夢のふれあい』を最後に、クリスタルはユナイテッド・アーティスツを離れ、以後様々なレーベルから作品を発表。また、1982年には、トム・ウェイツと共に映画『ワン・フロム・ザ・ハート』のサウンドトラックに参加した。1983年には、カナダのTVシリーズ『SCTV Network 90』に女優として出演[5]

1990年のアルバム『エイント・ゴナ・ウォリー』では、ユナイテッド・アーティスツ時代の盟友アレン・レイノルズを再びプロデューサーに起用。アルバム『Someday』(1995年)ではゴスペルに挑戦した。
ディスコグラフィー

クリスタル・ゲイル - Crystal Gayle(1975年)

サムバディ・ラヴズ・ユー - Somebody Loves You(1975年)

春風のバラード - Crystal(1976年)

瞳のささやき - Don't It Make My Brown Eyes Blue(1977年)

水晶の恋人 - We Must Believe in Magic(1977年)

夢のひととき - When I Dream(1978年)

夢のふれあい - We Should Be Together(1979年)

Miss the Mississippi(1979年)

These Days(1980年)

Hollywood, Tennessee(1981年)

True Love(1982年)

ワン・フロム・ザ・ハート - One from the Heart(1982年) - トム・ウェイツとの連名

Cage the Songbird(1983年)

Nobody Wants to Be Alone(1985年)

Straight to the Heart(1986年)

What If We Fall in Love(1987年)- ゲイリー・モリスとの連名

Nobody's Angel(1988年)

エイント・ゴナ・ウォリー - Ain't Gonna Worry(1990年)

Three Good Reasons(1992年)

Someday(1995年)

Sings the Heart & Soul of Hoagy Carmichael(1999年)

In My Arms(2000年)

All My Tomorrows(2003年)

脚注^ Crystal Gayle>Biography(allmusic.com)
^ コンピレーション・アルバム『ラヴ・ソングス』日本盤CD(TOCP-53366)ライナーノーツ(宇田和弘、2004年)
^We Must Believe in Magic>Awards(allmusic.com)


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