クラスター_(氷と炎の歌)
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この項目では、小説シリーズ『氷と炎の歌』の諸名家以外の登場人物について説明しています。同シリーズの諸名家の登場人物については「氷と炎の歌の諸名家」を、テレビドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の登場人物については「ゲーム・オブ・スローンズの登場人物」をご覧ください。
氷と炎の歌 > 氷と炎の歌の登場人物.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}ポータル 文学

氷と炎の歌の登場人物(こおりとほのおのうたのとうじょうじんぶつ)では、ジョージ・R・R・マーティン著のファンタジー小説シリーズである『氷と炎の歌』の中に現れる主要な登場人物のうち、ウェスタロスの諸名家の一員ではない人物を説明する。諸名家の登場人物は氷と炎の歌の諸名家で説明されている。「氷と炎の歌の諸名家」も参照本シリーズの第1部から第3部には岡部宏之による旧版と、酒井昭伸による新訳語を用いた改訂新版が存在し、両版の間では多くの名称の日本語訳が変更されているため、以下においては新訳語を用い、最初に使用された箇所では括弧内に旧訳語を示す。以下の内容は、第5部終了時点でのものである。
諸名家以外の視点人物

各部の各章はそれぞれ一人の視点人物の目から三人称で描かれている。以下に諸名家以外の視点人物を示す。

アリス・オークハート

アリオ・ホター

サムウェル・ターリー

ジョン・コニントン

ブライエニー

ダヴォス・シーワース

バリスタン・セルミー

メリサンドル

アリス・オークハート

Arys Oakheartオークハート家の紋章

視点人物であるサー・アリス・オークハートは、ロバート・バラシオン王、その息子のジョフリー・バラシオン王、その弟のトメン・バラシオン(トンメン・バラシオン)王の〈王の盾〉(近衛騎士団)の騎士である。後にミアセラ・バラシオンに同行してドーンに行く。 アリアン・マーテル(アリアンヌ・マーテル)に誘惑されて、ミアセラが玉座を主張することを支持する。〈王の盾〉は結婚できないが、ミアセラに特別に許してもらうと、アリアンは約束する。この陰謀が明るみに出た時、サー・アリスは投降を拒否し、プリンス・ドーラン(ドラン)の衛士長(衛兵隊長)のアリオ・ホターに殺される。

オークハートは、ジョフリーの〈王の盾〉の中では優しいほうである。ジョフリーが サンサ・スタークを打ち据えることをすべての〈王の盾〉の騎士にも命じる時、マーリン・トラント、ボロス・ブラウント、マンドン・ムーアそしてプレストン・グリーンフィールドは良心の呵責も疑問もなく命令を実行するが、サー・アリスは、まず命令に抗議した後で、できるだけ軽くサンサを打つ。『ゲーム・オブ・スローンズ』には登場しない。
アリセント・ハイタワー

Alicent Hightower

ヴィセーリス1世の〈王の手〉であったオットー・ハイタワーの娘であり、キングズランディングの〈赤の王城〉で育つ。やがて老王の後室となりエイゴンを含む子たちをもうける。王の死後に父と組み、王都に不在であった後継ぎのレイニラ王女の代わりにエイゴンを後継の王とし、諸名家を巻き込んで多くのドラゴンの死を招きターガリエン家の衰退につながった〈双竜の舞踏〉と呼ばれる大規模な内乱を招く。『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』では、オリヴィア・クックが演じる。
アリス・カースターク

Alys Karstark

アリス・カースタークはロブにより処刑されたスターク家の旗主リカード・カースタークの娘であり、ラニスター家に囚われた兄ハリオン・カースタークに次ぐカースターク家継承権を持つ。父リカルドの死後、カースターク家城代である大叔父アーノルフ・カースタークは家の乗っ取りを図り、息子クレガンをアリスと結婚させようとする。そして自らはカースターク家の軍を率いてスタニスの下に参じることでラニスター家にハリオンを殺させ、その後はスタニスを裏切るつもりである。アリスはこの企みを挫くため、一人で〈壁〉に来てジョン・スノウの庇護を求める。ジョンはアリスを〈野人〉の名族であるゼン族の族長であるシゴーンと結婚させて、アリスの後ろ盾とするとともに〈野人〉と北部人の融和を図る。またジョンは、アリスを追いかけて〈壁〉に来たクレガンを牢に捕える。『ゲーム・オブ・スローンズ』ではミーガン・パーキンソン(英語版)が演じるが設定は大きく異なる。
アリオ・ホター

Areo Hotah

視点人物であり、プリンス・ドーランの衛士長である。アリオは、もともとは自由都市ノーヴォスの出身である。大家族の末っ子として生まれ、斧使いのエリート護衛を訓練することで知られる、〈顎髭の導師たち〉なる組織に売られた。16歳で訓練を終えると、ノーヴォスのメラリオの家に売られた。メラリオがプリンス・ドーランと結婚した時には、彼女とその夫を守るためにドーンに旅し、それ以来ドーンに留まる。ホターはプリンス・ドーランに完全に忠実であり、アリアン・マーテルミアセラ・バラシオンを七王国の女王に担ごうとした時には、アリス・オークハートを殺してアリアンの計画を阻止する。受けた命令に疑念を感じる時には、かつて立てた単純な誓いである「お仕えし、服従し、お守りします」を思い浮かべる習慣がある。『ゲーム・オブ・スローンズ』ではデオビア・オパレイ(英語版)が演じる。
アリザー・ソーン

Alliser Thorne

アリザー・ソーンは〈壁〉の〈黒の城〉の意地の悪い武術師範である。〈冥夜の守人〉の新兵の訓練を担当する。もともとはターガリエン家の支持者であったが、同家がエダード・スタークおよびロバート・バラシオンによって滅ぼされたために、〈冥夜の守人〉と処刑のいずれかを選ばされた。ゆえにスターク家を強く憎む。ジョン・スノウが〈黒の城〉に来た時は、あらゆる機会を捕えてジョンを虐め、侮辱し、挑発する。ジョンが〈野人〉と行動を共にしてから戻ると処刑しようとするが、失敗する。ジョンが総帥に選ばれた後は、ジョンを暗殺する陰謀の中心になるが、その具体的な役割は不明である。アリザーは『ゲーム・オブ・スローンズ』においてオーウェン・ティール(英語版)が演じる。
イェッザン

Yezzan

イェッザンはユンカイの富裕な奴隷商人で〈賢明なる親方〉の一人である。奴隷商人から、ティリオン、ペニー、ジョラーを買い取るが、疫病に倒れ命を落とす。『ゲーム・オブ・スローンズ』ではエンツォ・クリエンティ(英語版)が演じる。


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