クラシカロイド
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クラシカロイド
ジャンル
音楽ギャグ[1]SF
アニメ
監督藤田陽一(第1シリーズ)
馬引圭(第2シリーズ)
シリーズ構成榊一郎(第1シリーズ)
土屋理敬
キャラクターデザイン土林誠(原案)
橋本誠一、山本美佳(第2シリーズ)
音楽浜渦正志
アニメーション制作サンライズ(第1シリーズ)
BNピクチャーズ(第2シリーズ)
製作NHK・BNピクチャーズ
放送局NHK Eテレ
放送期間第1シリーズ:
2016年10月8日 - 2017年4月1日
第2シリーズ:
2017年10月7日 - 2018年3月24日
話数第1シリーズ:全25話
第2シリーズ:全25話
テンプレート - ノート
プロジェクトアニメ
ポータルアニメ

『クラシカロイド』(: ClassicaLoid)は、サンライズ(第1シリーズ)およびバンダイナムコピクチャーズ(第2シリーズ)制作による日本オリジナルテレビアニメ作品。第1シリーズは2016年10月8日より2017年4月1日までNHK Eテレにて放送された。第2シリーズは第1シリーズの最終話(第25話)の最後とアニメ公式サイトにて発表され、2017年10月7日から2018年3月24日まで放送された[2]
概要

NHKでは『ファイ・ブレイン』シリーズ(2011年 - 2014年)以来となる、オリジナルアニメーション。第1シリーズは『ファイ・ブレイン』シリーズ同様、サンライズが制作を担当したが、第2シリーズでは2015年にサンライズから子供向け・ファミリー部門を分割する形で設立されたバンダイナムコピクチャーズが出資と制作を兼任している。

NHK Eテレでは過去に、化学・科学に材をとった『エレメントハンター』や数学・パズル要素のある『ファイ・ブレイン』のように、学問的要素を採り入れたオリジナルアニメ作品を放送した。今作は「音楽」をキーとして物語を構築。「楽聖」と称されたクラシック音楽の偉人をモチーフにしたナゾの存在・「クラシカロイド」が現代で巻き起こす様々な騒動と、彼らが奏でる音楽を超えた音楽・「ムジーク」を巡る謎を描く。

第1シリーズの監督には『銀魂』『おそ松さん』など、ギャグ作品を多く手掛けた藤田陽一を起用。藤田監督いわく「闇鍋感あふれるけど気軽に楽しめる作品」であり、一話完結(一部例外を除く)と言うこともあるため幅広い年齢層から人気を獲得している[3]

本作のキーソングである「ムジーク」は現代のアーティストが「ムジークプロデューサー」(MP)と称しクラシックの名曲を各人のセンスで自由にアレンジする形で制作。MPは、ベートーヴェンを布袋寅泰、バッハをつんく♂、リストを浅倉大介、ショパンをEHAMICなど、原典を作曲した作曲家ごとに専属で起用されている。

2016年秋に第1楽章(第1シリーズ)が、2017年秋に第2楽章(第2シリーズ)が放送スタートし2018年3月に放送が終了している。

また、第一シリーズでの浜音高校の制服は半袖の夏服であるが、第二シリーズでの制服はカーディガンを着用した冬服となっており、第一シリーズ最終話でのできごとを第二シリーズで「この前のこと」とする時間が流れている。
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この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。あらすじの書き方を参考にして、物語全体の流れが理解できるように(ネタバレも含めて)、著作権侵害しないようご自身の言葉で加筆を行なってください。(2017年2月)(使い方

舞台は音楽で町おこしを掲げる、とある地方都市ハママツ。普通の高校生として日々を過ごす音羽歌苗と神楽奏助は、歌苗が大家をつとめる洋館「音羽館」で、自身をベートーヴェンモーツァルトと称するおかしな2人組と出会う。様々なキッカケから彼らがタクトを振るうと、どこからともなく「誰もが一度は耳にしたあの名曲」が聴こえ、その曲が響き渡ると、パイプオルガンがロボットに変形したり、巨大なドクロが現れるなど数々の超常現象が起こってしまう。

そんな2人はクラシカロイドと呼ばれる存在であり、彼らが演奏する曲にはムジークと呼ばれる不思議な力が宿っていた。それからというもの、歌苗と奏助の前には、頼みもしないのに有名な作曲家と同じ名をもつクラシカロイド達が次々と現れ、彼らの住む街は毎日が大騒ぎの連続。さらには歌苗の弟を名乗る少年「ワタル」と、コビトカバ「ドボちゃん」の、クラシカロイド2名が加わってさらに大騒ぎの毎日へ。

クラシカロイドとは一体何者なのか?彼らは何のために生まれてきたのだろうか。
登場キャラクター
音羽館の関係者
音羽 歌苗(おとわ かなえ)
- 小松未可子本作の主人公の1人。浜音高校に通う女子。高校一年生。16歳(第一期2話の時点)。一人称は「私」。祖母(声 - 定岡小百合)から受け継いだ洋館「音羽館」の大家として、館を切り盛りしている。奏助とは幼なじみで一緒に行動することも多い。唐突にベートーヴェンとモーツァルトが館に入り浸るようになって以来、続々と現れ、好き勝手に振る舞うクラシカロイドたちに困惑しつつも住人として受け入れている。華族の血を引くお嬢様のはずが、父である響吾が財産を使い果たしたために、慎まやかな生活を強いられており、若くして苦労人。部活動(水泳部)にも勤しんでいる。しっかり者で真面目な性格であるが、それ故にクラシカロイドたちの起こす騒動にいつも頭を抱え、「全員出てけー!」と叫ぶこともしばしばだが本当に追い出すことはしていない。家賃を払わない上に払う意思すら見せないベトとモツにはもはや呼び捨て、タメ口である。一方、弟を名乗ったワーグナーには極めて甘く「ワー君」と呼び慕っている。第1期14話では逃げ出したチャイコに代わってクラクラの新メンバーにスカウトされ、本人も乗り気だったがライブ直前に尻込みしたために、デビューすることはなかった(練習段階でも引き攣った笑顔で歌っており、それがショパンの手でネットに流されたことで一時期「ギレドル(ブチギレアイドル)」として注目された)。第2期終盤でショックと怒りで暴走したワーグナーを救うため、クラシカロイド達を説得し彼のもとへ向かう。その際ワーグナーが生み出した偽物の歌苗と対峙し、戦いを繰り広げ勝利の後、背中から翼を出しワーグナーのもとにたどり着き和解するなど、家族想いな性格が見てとれる。館は未だ入居者募集中のため、音羽館の世間体を気にしてチラシ配りをするなどして行動することも。
神楽 奏助(かぐら そうすけ)
声 - 島ア信長本作のもう1人の主人公。浜音高校に通う男子。高校一年生。16歳。一人称は「俺」。妹(声 - 高橋未奈美)と母親(声 - 進藤尚美)がいる。歌苗と共にクラシカロイドに振り回される日々を送り、館に住みこんでいる。アイドルユニット「クラスキークラスキー」の大ファンであり、バージョン違いも含めすべてのCDを集めているほど。特にバダジェフスカが好きなようで、彼女のことを「バダきゅん」と呼んでいる。あらゆる意味で「普通」の高校生で、かなりのお調子者であるが、幼馴染の歌苗を気遣うなど時折優しい一面も見せる。DTM[要曖昧さ回避]に熱中したりギターも持っており、将来はビッグなアーティストになりたいという夢を抱く。しかし実際は楽器はほとんど使えず、作った曲を流せば周囲に騒動が起きるほどの音痴で、今のところ才能が目覚める様子は無い。しかし誰の力も借りず自分の力で作った楽曲を、学園祭のステージで歌い(当初の題名は「ぼくは奏助」で、後に「ぼくフツウ」に変更された)、学園の人気者になったことがある。ただし、その理由は「訳が分からなくて面白い」ということであり、歌自体は聴く人間がもがき苦しむほど壊滅的だった(その威力は妹を含む何人もを救急車で病院送りにするほどで、ベトは一種のムジークと表現している)。音羽館にいることが多いが、厳密には音羽館の住人ではなく、空き部屋を自分の部屋として使い、機材を持ち込むなどして入り浸っているだけである。ムジークに憧れを抱いており、特に初期は自分も習得するべくベト達にやり方を聞いては真似していた。二期最終話ではムジークを出すために山で修行をしていたが、音羽館に誰もいなくなり、自分が思い描いていた「音羽館は奏助の居場所だ」などと言われることが叶わなくなり、「何か違ー!!」と館中で叫んだ末に音羽館のホールのオルガンの鍵盤を叩き、ムジークを発動できた、ととれる描写になっていた(本人のムジークなのかは不明)。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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