クラウドワークス
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株式会社クラウドワークス
Crowdworks, Inc.

種類株式会社
機関設計監査役会設置会社[1]
市場情報東証グロース 3900
2014年12月12日上場
本社所在地 日本
150-6006
東京都渋谷区恵比寿4-20-3
恵比寿ガーデンプレイスタワー6階
設立2011年11月11日
業種情報・通信業
法人番号6010401098453
事業内容クラウドソーシング「クラウドワークス」を中心としたインターネットサービスの運営
代表者吉田浩一郎代表取締役社長CEO
資本金26億9,717万円
(2022年9月末現在)
従業員数約350人(2022年9月現在)
決算期9月30日
主要株主吉田浩一郎
日本カストディ銀行
(2022年9月末現在)
外部リンクhttps://crowdworks.co.jp/
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株式会社クラウドワークス (CrowdWorks, Inc.) は、クラウドワークスは「個のためのインフラになる」をミッション、「世界で最もたくさんの人に報酬を届ける会社になる」をビジョンとし、日本最大級のクラウドソーシング「クラウドワークス」をはじめとした企業と個人をつなぐオンライン人材マッチングプラットフォームを開発・運営している[2]。2022年9月末時点で、当社提供サービスのユーザーは527.5万人、クライアント数は84.9万社に達し、内閣府経産省外務省など政府12府省を筆頭に、80以上の自治体、行政関連団体にも利用されている。2014年に東証マザーズ上場、2022年の市場再編で東証グロース市場へ(証券コード3900)、2015年には経済産業省 第1回「日本ベンチャー大賞」ワークスタイル革新賞および、グッドデザイン・未来づくりデザイン賞を受賞。
沿革

2011年

11月 - 東京都
新宿区に株式会社クラウドワークスを設立

12月 - 株式会社サイバーエージェント・ベンチャーズ及び個人投資家へ第三者割当増資[3]


2012年

3月 - エンジニア・クリエイターのためのクラウドソーシングサービス「CrowdWorks(クラウドワークス)」β版を開始

6月 - 「IVS 2012 Spring LaunchPad」優勝

10月 ? 日経ビジネス「日本を救う次世代ベンチャー100」に選出

10月 ? 伊藤忠テクノロジーベンチャーズ株式会社などに第三者割当増資を実施、3億円を調達


2013年

1月 - ヤフー株式会社と提携し、「Yahoo!クラウドソーシング」との連携を開始[4]

12月 ? 株式会社サイバーエージェント、株式会社DGインキュベーション、電通グループとの資本提携、11億円を調達。

12月 - サイバーエージェントデジタルガレージと事業提携[5]


2014年

2月 - 第14回「テレワーク推進賞」で会長賞を受賞

4月 - 「DeNAショッピング」と業務提携[6]

8月 - リクルートホールディングスへ第三者割当増資[7]

10月 - 本社事務所を東京都渋谷区神南に移転

12月 - 東証マザーズ上場。


2015年

1月 - 経済産業省創設 第1回「日本ベンチャー大賞」の審査委員会特別賞(ワークスタイル革新賞)を受賞

4月 - フリーランス向けエージェント「Crowdtech(クラウドテック)」提供開始

6月 - サイバーエージェントから第三者割当増資

11月 - 本社事務所を東京都渋谷区恵比寿ガーデンプレイスに移転

11月 - イラスト制作のクラウドソーシング事業を展開する株式会社SeALを子会社化


2016年

7月 - ハイレベルな事務領域の在宅アシスタントをマッチング「ビズアシスタントオンライン」(現・ビズアシ)提供開始

11月 - 米国およびインドのベンチャー企業3社へ出資

11月 - クラウドワークスベンチャーズ設立、投資育成事業を開始



2018年

1月 - コーチ・ユナイテッド株式会社より、「サイタ(Cyta.jp)」の開発・運営事業を譲受(2021年6月30日サービス終了)

7月 - 合弁会社クラウドマネー設立、金融事業を開始(2019年に解散)


2020年

1月 - 副業・兼業人材のマッチングサービス「CrowdLinks(クラウドリンクス)」提供開始

5月 - スキルの学習コミュニティ「クラウドカレッジ」(現・みんなのカレッジ)開講

6月 - 連結子会社である株式会社電縁およびその子会社であるアイ・オーシステムインテグレーション株式会社の全株式を譲渡

10月 - 仮想オフィス「RISA」を手掛ける株式会社OPSIONと業務資本提携を締結


2021年

9月 - 即戦力のIT人材を保有するコデアル株式会社を子会社化

11月 - 30秒で作れるスキルEC作成サービス「PARK」提供開始


2022年

3月 - ハイクラスの副業エージェント「LinksAgent(リンクスエージェント)」提供開始

4月 - オンライン月額定額決済サービスを運営する株式会社グルトを子会社化

10月 - RPAでDXを推進するPeaceful Morning社を子会社化


サービス

2012年3月にクローズドβ版のサービスを開始した[8]。登録者数は915,000人以上(2016年5月18日現在)[9]

時間単位で仕事の受発注ができる「時給制」と、プロジェクト単位で受発注できる「固定報酬制」の2つの方式を採用している。また、利用に関する手数料は仕事をした報酬額に応じて受注者が負担する仕組みとなっており、発注する側は有料オプションを除き無料で利用ができる。

2014年7月、地域活性化支援のための「クラウドワークス・アンバサダー」を開始。

2015年4月には新サービス「クラウドテック」、同年9月にマーケティングリサーチサービス「クラウドワークスリサーチ」開始。

同年10月にはタスク形式クラウドソーシングの手数料無料化、女性向け人材紹介事業「ウーマンワークス」を開始。

2016年1月には仕事能力の高いプロフェッショナルとして認定する制度「プロクラウドワーカー制度」、同年5月からはプロクラウドワーカーを対象に、3ヶ月で最大10万円のボーナスを支給する「クラウドワーカーボーナス」を開始した。4月には海外在住や海外で働きたいクラウドワーカー向け福利厚生「リゾートワーキング」も開始している。

2016年11月からは、CtoC型で知識や経験を売買するマーケットプレイス「WoWme(ワオミー)」の提供開始。「WoWme(ワオミー)」は、ユーザーが自らのスキルや知識、経験をサービスとして出品し、それを他のユーザーが購入することができるという、いわばスキルのマーケットプレイスであり、CtoC、個人間取引の領域に進出を始めている。[10]

2018年12月17日(月)「WoWme(ワオミー)」サービス終了。[11]
業績と株価

上場直後の2015年8月には赤字幅が拡大し、業績の大幅な下方修正を発表[12]。新規に登録した会員の稼働が伸び悩む中、人件費の増加が響き赤字幅が拡大した[13][14]

2015年9月期は売上8.1億円に対して営業経費が14.3億円かかり、営業利益は▲6.2億円となった[15]

2016年9月期の黒字化を目指し、「総契約額100億円」という目標を掲げている[16][17][18]

2015年にドイツ銀行に対して新株予約権による最大30億円の条件付き資金調達予定を発表した[19]

2016年9月期通期の連結決は、売上高に相当する営業収益は前期比51.3%増の12億2800万円、営業損益は5億9300万円の赤字だった。事業規模は拡大しているが、事業拡大に伴う人件費や教育費、営業費の増加などにより営業赤字となっている[20]
加盟団体

一般社団法人
新経済連盟

一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会

脚注[脚注の使い方]^ コーポレート・ガバナンス - 株式会社クラウドワークス
^ フィスコ企業調査レポート
^株式会社クラウドワークス、 株式会社サイバーエージェント・ベンチャーズ及び個人投資家に 第三者割当増資を実施(@Press News)


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