この項目では、2007年以降の日本プロ野球のポストシーズンゲームについて説明しています。
2004年から2006年にかけてパシフィック・リーグで行われたポストシーズンゲームについては「プレーオフ制度 (日本プロ野球)#勝率1位・2位・3位によるプレーオフ(2004年 - 2006年のパ・リーグ)」をご覧ください。
ソニー・ミュージックダイレクトが発売しているコンピレーション・アルバムのシリーズについては「CLIMAX ?DRAMATIC SONGS」をご覧ください。
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やノートページでの議論にご協力ください。クライマックス・セ今シーズンの大会:
2023年のセントラル・リーグクライマックスシリーズ
競技プロ野球
開始年2007年
スポンサー#冠スポンサーの項を参照
チーム数3チーム
加盟国 日本
前回優勝阪神タイガース(9年ぶり2回目)
最多優勝読売ジャイアンツ(5回)
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クライマックス・パ今シーズンの大会:
2023年のパシフィック・リーグクライマックスシリーズ
競技プロ野球
開始年2007年
スポンサー#冠スポンサーの項を参照
チーム数3チーム
加盟国 日本
前回優勝オリックス・バファローズ(3年連続3回目)
最多優勝福岡ソフトバンクホークス(7回)
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クライマックスシリーズは、日本プロ野球のペナントレース終了後、セントラル・リーグとパシフィック・リーグのレギュラーシーズン上位3チームによって行われるトーナメント、日本シリーズの出場チームを決める試合である。 2004年から2006年の3シーズンの間、パシフィック・リーグではリーグ優勝・日本選手権シリーズ進出決定後の消化試合を減らすことを目的に、シーズン上位3球団によるトーナメント方式のプレーオフ制度が実施されていた[注 1]。これが興行的に成功を収め、さらに2004年・2005年の2シーズンはいずれもレギュラーシーズンを1位で通過しなかったチームがプレーオフを勝ち上がり、日本選手権シリーズを制した(2006年はレギュラーシーズン1位通過の北海道日本ハムファイターズがプレーオフを制し、そのまま日本シリーズも制した)ことなどから、2006年にセントラル・リーグでも導入に対する待望論が浮上し、議論が進められた。そして同年9月4日のプロ野球実行委員会で、翌2007年シーズンからセ・リーグでも導入されることが決定され(当時は「ポストシーズンゲーム(PSG)」という仮称が付けられていた)、これに伴って両リーグで実施方式や名称を統一することになった。これに合わせてファンからネーミング案を一般公募し、1948通の寄せられた候補を元に検討した結果、名称を「クライマックスシリーズ」と11月14日に決定した[1]。またリーグ別の呼称も併せて発表され、セ・リーグが「クライマックス セ」、パ・リーグが「クライマックス パ」と決まった。同時に、2004年から2006年の3年間限定だったペナントレースの最終順位を決める要素が排除され、ペナントレースの順位はペナントレースだけで決まるように戻った。 開始当初はリーグ2位球団対3位球団の対戦を「第1ステージ」(一般のトーナメント戦でいう準決勝・あるいは3位決定戦相当)、リーグ優勝球団対第1ステージ勝利球団の対戦を「第2ステージ」(同決勝戦相当)と称していたが、2010年シーズンから第1ステージを「ファーストステージ」、第2ステージを「ファイナルステージ」にそれぞれ名称変更された。これは、まずセ・リーグが同年8月2日のプロ野球実行委員会で改称を報告したもので、これを受けて同じく改称を検討していたパ・リーグもセに同調し、8月16日に改称を発表した。 2020年シーズンは新型コロナウイルス感染拡大の影響で、レギュラーシーズンの開幕が当初の予定から約3か月遅れの6月19日となったことに伴い、クライマックスシリーズの日程も当初の予定から再考された。その結果、セ・リーグでは「ドーム球場を本拠地とする球団が巨人と中日の2球団のみであり、雨天中止に備えた予備日を多く確保しておく必要性がある」という理由で2007年の導入以降初の中止が決定した。一方、パ・リーグでは公式戦1位チームと2位チームのみの出場(ステージ名称はないが、ファイナルステージに相当する試合のみの開催でアドバンテージ含めて4試合3戦先取制に短縮)という通常とは異なる方式で行われた[2]。本記事以下及び関連記事でのステージ名称は原則として当時の名称で表記するが、旧称と現称が混在する場合にはいずれかしか表記しないことがある。 クライマックスシリーズ クライマックスシリーズは、両リーグの規定日時点でのレギュラーシーズンの成績が3位以上のチームによってステップラダー方式(2ステージ勝ち抜き制)で実施され、日本選手権シリーズの出場権を争う。 指名打者制は両リーグともレギュラーシーズンと同様、パ・リーグは全試合で採用、セ・リーグは用いず9人制で行う。 審判は球審・塁審の4名に加え、ライト側とレフト側に1名ずつ配置する6人制が導入される。 クライマックスシリーズでの成績は、チーム・個人共にレギュラーシーズンの記録には加算されない。また後述のとおり、レギュラーシーズンとは別に表彰が行われることから、事実上カップ戦の要素もある。またリーグ優勝球団がクライマックスシリーズを優勝する事を「完全優勝」と呼ぶ事もある。 「ファーストステージ」ではレギュラーシーズン2位球団と3位球団が、2位球団の本拠地で3試合制で対戦する。勝利数が多い球団が勝者となり、ファイナルステージへ進出する。敗者となった球団は、ファーストステージ敗退となりシーズンが終わる。引き分け試合が発生し、3試合終了時点での対戦成績が「1勝1敗1分」或いは「0勝0敗3分」と同じ勝敗数になった場合は2位球団が勝者となる。2試合終了の時点で勝者が決定した場合(「どちらかの球団の2勝」もしくは「2位球団の1勝1分」)3試合目は行わない。 前述の通り、2020年のパ・リーグは2チームのみの参加となるためファーストステージに相当する試合は行われなかった。 現称となった2010年以降も、新聞等では旧称と同じく第1ステージと表記されることがある。
導入の経緯
実施方式
クライマックスシリーズから日本シリーズ進出までの道のり
ファーストステージクライマックスシリーズ
ファイナルステージ日本選手権シリーズ
(6戦4勝制<含・Hのアドバンテージ1勝>)
セ・リーグ優勝チームH
(3戦2勝制)
ファーストステージ勝利チーム
セ・リーグ第2位チームH
(7戦4勝制)
セ・リーグ第3位チーム
セ・リーグCS優勝チーム☆
パ・リーグCS優勝チーム☆
(6戦4勝制<含・Hのアドバンテージ1勝>)
パ・リーグ優勝チームH
(3戦2勝制)
ファーストステージ勝利チーム
パ・リーグ第2位チームH
パ・リーグ第3位チーム
(H)-そのステージのホームチーム(☆)-隔年でホーム4:ビジター3の配分が異なる。(基本的に第1戦主管球団がホーム4、第3戦主管球団がホーム3の割合)
ファーストステージ(旧称:第1ステージ)
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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