クボタ
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株式会社クボタ
Kubota Corporation

本社 (大阪市浪速区
種類株式会社
機関設計監査役会設置会社[1]
市場情報東証プライム 6326
1949年5月16日上場大証1部(廃止) 6326
1949年5月14日上場NYSE KUB
1976年11月9日 - 2013年7月16日FWB Kubota
2009年4月16日上場廃止
本社所在地 日本
556-8601
大阪市浪速区敷津東1丁目2-47
設立1930年昭和5年)12月22日
(株式会社久保田鉄工所)
創業 1890年明治23年)2月
(大出鋳造所として)
業種機械
法人番号1120001037978
事業内容農業機械エンジン・産業機械
パイプ・バルブ
素形材
環境施設・ポンプ
住宅機材、空調機器
代表者北尾裕一代表取締役社長
吉川正人(代表取締役兼副社長執行役員
資本金841億円(2023年12月期)
発行済株式総数11億9100万6千株
売上高連結:3兆207億11百万円
単独:1兆2,234億15百万円
(2023年12月期)
営業利益連結:3,288億29百万円
単独:730億51百万円
(2023年12月期)
純利益連結:2,599億98百万円
単独:1,237億73百万円
(2023年12月期)
純資産連結:1兆8,744億90百万円
単独:6,795億96万円
(2023年12月期)
総資産連結:4兆7,660億53百万円
単独:1兆7,115億27百万円
(2023年12月期)
従業員数連結:50,352人
単体:12,474人
(2022年12月31日現在)
決算期12月31日
会計監査人有限責任監査法人トーマツ[2]
主要株主日本マスタートラスト信託銀行(株)(信託口)15.86%
日本生命保険相互会社 5.21%
明治安田生命保険相互会社 4.99%
(株)日本カストディ銀行(信託口)4.90%
三井住友銀行 3.00%
みずほ銀行 2.62%
(2021年12月31日現在)
主要子会社(株)クボタケミックス100%
(株)クボタ環境エンジニアリング 100%
(株)クボタアグリサービス 100%
関係する人物久保田権四郎(創業者)
小田原大造(元社長)
廣慶太郎(元社長)
三野重和(元社長)
飯塚幸三(元取締役副社長)
木股昌俊(元社長・会長)
外部リンクhttps://www.kubota.co.jp/
特記事項:※2014年6月4日に益本康男代表取締役会長社長)急逝の為、副社長として社長代行を経て、同年7月8日付で就任した。その後永らく会長職は空席としていたが、2020年に創業130周年を迎えるにあたり、同年1月1日付で会長に就任した。国際財務報告基準のため、純利益は親会社の所有者に帰属する当期利益、純資産は資本合計を記載。
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株式会社クボタ(: Kubota Corporation)は、大阪府大阪市浪速区に本社を置く産業機械農業機械建設機械ディーゼルエンジン等)、建築材料鉄管、環境機器等を製造する大手製造メーカーである。

日経平均株価およびTOPIX Large70、JPXプライム150の構成銘柄の一つ[3][4]
概要

創業者は久保田権四郎。鋳物メーカーとして創業し、日本で初めて水道用鉄管の開発に着手し、国産化と量産化に成功。以降、鋳造技術から派生し、内燃機や農業機械、水処理、環境機器などに事業を拡大してきた。現在は、食料・水・環境の領域において事業を展開している。

農業機械メーカーとしては、シェア・売上高ともに国内首位、世界ではディア・アンド・カンパニーCNH Industrialに次いで3位である[5]。また、ミニバックホーや小型産業用ディーゼルなど、世界トップクラスのシェアを持つ製品や、ダクタイル鋳鉄管や水処理設備など、国内でトップクラスのシェアを持つ製品群もある。

長期ビジョンである、GMB2030では、豊かな社会と自然の循環にコミットする”命を支えるプラットフォーマー”となることを掲げている[6]。ブランドスローガンは「For Earth, For Life」。

2024年3月、健康経営優良法人2024「ホワイト500」の認定を受けた。
沿革

1890年2月 - 久保田権四郎鋳物メーカー「大出鋳造所」として創業。

1897年 - 「大出鋳造所」を「久保田鉄工所」に改称。

1922年 - 農工用石油発動機の製造を開始。

1947年 - 昭和天皇が堺工場に行幸(昭和天皇の戦後巡幸[7]

1953年4月1日 - 「久保田鉄工株式会社」に社名変更。

1957年 - 住宅建材の製造販売を開始。

1960年 - 国産初の畑作用乗用トラクター「T15」を開発・商品化。1962年には水田用乗用トラクター「L15R」も開発・商品化される。

1971年 - 世界最小[注釈 1]の水冷・直列2気筒によるディーゼルエンジンを搭載し、更に業界初の4輪駆動を用いた[注釈 2]小型乗用トラクター「ブルトラ」シリーズを発売。発売直後、瞬く間に同社のベストセラー商品となる。

1990年4月1日 - 創業100周年に伴い「株式会社クボタ」に社名変更。同時にブランドロゴ(CI)を刷新。

1997年 - 農耕用乗用トラクターとしてハーフトラクター[注釈 3]「パワクロ」を30年ほど前に設定していた井関農機に引き続き商品化。以後、同社の最小クラス - 最大クラスのトラクターに幅広く設定される。

2008年 - 108PSのディーゼルエンジンを搭載し、業界トップクラスの超高速刈りを実現した自脱型コンバイン「エアロスター ダイナマックス」シリーズを発表。

2012年 - ノルウェーの農業用インプルメントメーカーであるクバンランドを買収。

2016年 - 欧州で一部先行販売していた最大170馬力の畑作用大型トラクタ「M7」を国内市場へ本格投入。

2016年 - アメリカの農作業機器メーカーであるグレートプレーンズマニュファクチャリングを買収。

2021年4月 - 知財功労賞(特許庁長官表彰)を受賞[8]

2022年4月 - インドのトラクター大手エスコーツ(現エスコーツクボタ)を買収、連結子会社化した。

2023年 - フランスの農業用インプルメントメーカーである B.C. TECHNIQUE AGRO-ORGANIQUE SASを子会社のクバンランドを介して買収。

2023年6月 - 同社のラグビー部であるクボタスピアーズ船橋・東京ベイがラグビーNTTリーグワンのプレーオフトーナメントの決勝戦で、 埼玉パナソニックワイルドナイツの連覇を阻み、初優勝した。

2023年6月 - 世界で初めて、人が搭乗することなく自動運転でコメや麦の収穫作業が行なえる普通型コンバイン「アグリロボコンバインDRH1200A-A」を発表。

2024年1月 - 世界最大級のテクノロジー見本市 であるCES2024に出展し、New Agri Comceptと題した自律運転農機のプロトタイプを公開した。


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