クニミツの政
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『クニミツの政』(クニミツのまつり)は2001年から2005年まで「週刊少年マガジン」で連載されていた、安童夕馬原作、朝基まさし作画の漫画作品。全27巻。同作者による『サイコメトラーEIJI』のスピンオフ作品である。

2003年(平成15年度第27回)講談社漫画賞少年部門受賞。
あらすじ

ひょんな事件(『EIJI』における「サイレント・ボマー」事件)をきっかけに政治に目覚めた東京都下町ヤンキーであった武藤国光が、師匠である牧原代議士(『EIJI』に登場する江川透流の父)の命令で、坂上竜馬の秘書として新千葉ヶ崎市の市長選挙を争う物語。国光の持つ天性の強運、カリスマ性と仲間の知恵を合わせて、強敵と戦っていく。
登場人物
坂上陣営
武藤国光(むとう くにみつ)
本編の主人公。作内ではタイトルにあるように「クニミツ」と片仮名表記されることが多い。かなりの怪力で車を傾かせるように持ち上げたことがある。牧原代議士(『サイコメトラーEIJI』の江川透流の父親)の下で雑用係をしていたが、「修行のため」という名目で牧原の下から坂上竜馬の秘書となるよう送られる。その後、坂上家で政治の勉強をしながら、第二秘書として彼の市長選を全力で支える。既定の考えに縛られない大胆な発想と行動力を持ち、不破に
平成田中角栄とまで言わせる大物。作中で、後に内閣総理大臣となることを仄めかす描写がある。実家は蕎麦屋で普段からそば粉や包丁などを持ち歩いている。中学校卒業式をサボった為、中学中退を自称している。なぜか名前や横文字をよく間違える(下ネタが多く、しかもかなり無理がある)。「EIJI」でヤクザに殺されかけ、父親もヤクザに殺された(そう思わせる台詞がある)経験からヤクザを徹底して嫌っているが、ピンチの度に討ち入りしようとするなどヤクザとあまり変わらない悪癖がある(実行したのは本物相手に3度殴りこんだのみ)。白鳥スワンの宗教に洗脳された際に付けられたあだ名は「使徒マウンテンゴリラ」。テレビドラマ版の設定では昭和54年(1979年8月24日生まれ、血液型B型、東京都墨田区出身、都立浅草第一中学校卒、特技は喧嘩・蕎麦作り・大食い・ガキの遊び・なぞなぞ。
吾妻光明(あずま みつあき)
坂上陣営の選挙参謀。選挙参謀だった祖父吾妻角之進が持つ知識と経験を受け継ぎ、坂上陣営に入る以前から選挙参謀として数々の候補者に知恵を貸してきた(一度は不破が現金1億円で参謀に迎えようとしたことからもその才能がうかがえる)天才高校生。ただ、坂上陣営に入るまでは、選挙参謀の仕事についてはビジネスと割り切っており全く楽しんではいなかった。選挙事情に疎かった坂上陣営を実質的に動かしている。選挙参謀として、目的のためには多少強引な手段も使う。また悪知恵も働き、その際は「ニターッ」と笑う。政治への志は高く、私腹を肥している建設官僚である父親(吾妻角之進の子)のことを快く思っていない。クニミツの良き理解者にして盟友であり、彼からは「コーメイ」と呼ばれる。モチーフは諸葛孔明
坂上竜馬(さかがみ りょうま)
政治家浪人。新千葉ヶ崎市の市長選では不破と並ぶ二大候補。かつて県会議員を務めていたが、クニミツがやってきた当初は浪人中で家は貧乏のどん底だった。名市長と呼ばれ、国会議員も務めた坂上竜太郎を父に持つ。温和な性格で、少々天然ボケ気味な一面がある。政治家としての器はそれほど大きくはないが、政治への志は高く、しっかりとしたビジョンを持っており、クニミツの最も尊敬する人物の一人。清廉潔白を好む。モチーフは坂本龍馬。テレビドラマ版の設定では昭和28年(1953年6月9日生まれ、血液型はAB型、新千葉ヶ崎市出身、県立千葉高校卒・東京大学経済学部に在学していた(「卒業」と書かれていないため卒業か中退かは不明)。
坂上明日香(さかがみ あすか)
坂上竜馬の娘。光明の下級生で、彼に恋している。ただし、当初はクニミツに好意を寄せているように描写されており、事実、22巻までの登場人物紹介では、「国光に淡い恋心を寄せる。」と記載されており、23巻以降は削除された。真面目な癒し系&ロリ系美少女だが意外とエッチな話題には敏感。落ち込むクニミツをたびたび励ましている。坂上一家の家計のやりくりもしている。テレビドラマ版では昭和57年(1982年2月6日生まれの大学生(新千葉ヶ崎大学)で、血液型はAB型、新千葉ヶ崎市出身、県立新千葉ヶ崎高校卒、特技は料理。
坂上晋作(さかがみ しんさく)
坂上竜馬の息子。小生意気でませたところのあるが、頭のいい小学生。クニミツとはタメ口を交わしあう。自分の事は政治家には向いていないと思っているらしい。光明と気が合い、二人で今後の策について相談することもある。かつては政治家の息子という事で一部の同級生から避けられていたが、非常時に行動力を見せ現在は普通に接している。モチーフは高杉晋作
猿渡一郎(さるわた いちろう)
坂上陣営の第一秘書。県会議員時代の坂上竜馬から唯一残っている秘書でもある。クニミツの先輩にあたり、そのためクニミツを馬鹿にするが、彼からはサルマタ先輩呼ばわりされる(伊地知からは内心ばかにされているが、クニミツからは尊敬されている模様)。坂上に対しての忠誠心は厚い。家は貧しく、兄弟が多い(9人兄弟の長男)。なぜか吹き出しが真四角。意外と世間知らずな一面もあり、ヤクザの賭博などに巻き込まれたり(ただし初めは勝ち続け、坊や哲を気取っていた)、ニコイチ詐欺など、古風な手段の詐欺に引っかかったりする。詐欺に巻き込まれた際には自殺しようとして(なお、自殺する前の1日は、後述の朽木良介の自殺の前の1日と対比したものとなっている)海に飛び込むが、泳ぎが得意だったため助かった。
伊地知卓郎(いじち たくろう)
初めはコソコソとあくどい事をやる高校生だったが、クニミツと出会って改心し、坂上陣営に秘書見習いとして参入した。クニミツを兄貴分として慕っており、原作の最後では旅立つクニミツに同行している。高校には一応通っている。白鳥スワンの宗教に洗脳された際に付けられたあだ名は「使徒ダックスフント」。歳の離れた弟が2人いる。
坂上陣営ボランティア
栗印寅太郎(くりいん とらたろう)
建設会社「栗印建設」の社長。ヤクザ出身で容姿もヤクザそのもの(初登場時、国光から「牢名主」と呼ばれた)だが、真っ当な仕事をやっている。部下が国光をダンプではねたことでお見舞いに坂上事務所を訪れ、その流れで後援会会長に就任する。国光からは「栗きんとん社長」と呼ばれる。

 名前は漫画『票田のトラクター』から。
由良(藤代)桃絵、桃奴(ゆら/ふじしろ ももえ、ももやっこ)
新千葉ヶ崎に在する料亭の芸者。地元暴走族のアイドルでもあり、彼女を慕う者も多い。事故死した夫との間には舞という娘がいる。娘の預け先である保育園(兼孤児院)が宇治村の利権絡みの道路が造られることで閉鎖させられるため現在の市制を快く思っておらず、そのため坂上陣営を応援している。クニミツに惚れ込んでいた事もあったが、宇治村が雇ったヤクザが起こした誘拐事件で娘を助けてくれた藤代と愛し合うようになり、結婚することに。以後は随所で熱々ぶりを見せている。テレビドラマ版の設定では昭和44年(1969年5月24日生まれ、血液型はO型、新千葉ヶ崎市出身、私立新千葉ヶ崎女子高校卒、特技は色仕掛け、父親は花火師。
星久仁子(ほし くにこ)
クニミツの中学時代の同級生である看護学校生。クニミツの初恋の人。学生研修と称した市民病院での看護師同然のアルバイトをしていた。クニミツと再会した事でアルバイトを辞め坂上選挙事務所のボランティアを務めた。クニミツに好意を寄せており、佐和真澄に惹かれるクニミツを無理矢理自分の彼氏にしようとするが、逆に佐和真澄とクニミツの気持ちをはっきりさせることになり失恋する。クニミツからは「干し肉」と呼ばれていた。
弐藤園光(にとう そのみつ)
晋作の通う小学校に臨時教員として赴任するはずだった教師学級崩壊し保護者の反発も多く八方塞な現状に悲観し、自殺を図ろうとしたところをクニミツに止められる。現状打破のためクニミツが小学校に赴任してる間はなし崩し的に坂上家に居候し、同じ考えで休職中だった前の担任をクニミツが引き戻した為、坂上選挙事務所のボランティアとなった。メガネをかけており目の焦点が常にずれている。
角田栄作(かくた えいさく)
新千葉ヶ崎「弓浜怖津屠露汚怒(ゆみはまホットロード)」7代目総長で、角田モータースの経営者。佐和に浜口幸之助と絡んでいるところをクニミツに阻まれ、それ以後クニミツに師事する。通称「カクエー」。名前は田中角栄佐藤栄作から。
浜口幸之助(はまぐち こうのすけ)
新千葉ヶ崎「弓浜怖津屠露汚怒」特攻隊長。角田モーターズで働いている。角田栄作の幼馴染。眼鏡とパーマ頭が特徴。通称「ハマコー」(浜田幸一に由来)。
不破陣営


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