クックスハーフェン
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紋章地図
(郡の位置)

基本情報
連邦州:ニーダーザクセン州
郡:クックスハーフェン郡
緯度経度:.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯53度51分42秒 東経08度41分39秒 / 北緯53.86167度 東経8.69417度 / 53.86167; 8.69417座標: 北緯53度51分42秒 東経08度41分39秒 / 北緯53.86167度 東経8.69417度 / 53.86167; 8.69417
標高:海抜 2 m
面積:161.92 km2
人口:

48,318人(2021年12月31日現在)[1]
人口密度:298 人/km2
郵便番号:27472, 27474, 27476, 27478
市外局番:04721, 04722, 04723, 04724
ナンバープレート:CUX
自治体コード:

03 3 52 011
行政庁舎の住所:Rathausplatz 1
27472 Cuxhaven
ウェブサイト:www.cuxhaven.de
首長:ウーヴェ・ザンティアー (Uwe Santjer)
郡内の位置

地図

古い海洋標識で、クックスハーフェンの象徴的建造物となっているクーゲルバーケ

クックスハーフェン(ドイツ語: Cuxhaven ドイツ語発音: [k?ks?ha?f?n][2]低地ドイツ語: Cuxhoben)は、ドイツ連邦共和国ニーダーザクセン州クックスハーフェン郡に属す都市(アインハイツゲマインデ[訳注 1])で、同郡の郡庁所在地である。この街は、ニーダーザクセン州の北海沿岸都市のうち、ヴィルヘルムスハーフェンおよびエムデンに次いで3番目に大きな都市であり、ドイツ最大の海岸保養地である。この街はブレーメン/オルデンブルク大都市圏(ドイツ語版、英語版)およびハンブルク大都市圏(ドイツ語版、英語版)に属し、地方開発計画上中級中心に位置づけられる。

クックスハーフェンはドイツ最大級の漁港の1つである。2008年までこの街にハンブルク北海=バルト海運河の船舶登記所があった。北海沿岸保養地のクックスハーフェンでは、保養関連業や観光業も経済上重要である。クックスハーフェン港湾地区と、現在クックスハーフェン市に属すアムト・リッツェビュッテルは13世紀から1937年までハンブルクに属していた。当時より重要でより大きな街であったリッツェビュッテルは1872年にクックスハーフェンに合併した。クックスハーフェンの北西に広がるハンブルク干潟自然公園(ドイツ語版、英語版)には、ハンブルクに属すノイヴェルク島、ニーゲヘルン島(ドイツ語版、英語版)、シャールヘルン島(ドイツ語版、英語版)がある。

クックスハーフェンの象徴がクーゲルバーケ(ドイツ語版、英語版)である。この木製の海上標識は、ウンターエルベからアウセンエルベへの境界を示しており、従って内陸水路の境界を示している。この標識は本市の紋章のモチーフとなっている。
地理
位置

クックスハーフェンは、ニーダーザクセン州の北端に位置しており、2面を水に囲まれている。デーゼ地区にはニーダーザクセン州最北端の場所がある。こうした地理的条件はこの街の観光に特別な魅力を与えているが、後背地との経済的関係に関して特別な問題を及ぼしもする。

市内の最高地点は、「アルテンヴァルダー・ヘーエ」(海抜 37.5 m)である。

立地と歴史上ハンブルクに帰属していたことから、この街は漁業と観光業を2つの軸として経済発展した。クックスハーフェンは中核市区の他に、比較的大きな面積のかつて合併した村落に分けられる。古くからのクックスハーフェンの中心であるローツェン街区やリッツェビュッテル城の周辺では広い港が発展する一方、この中心の西側に位置する保養地であるデーゼ、ドゥーネン、ザーレンブルクが観光の中心地となっている。
市の構成

クックスハーフェン中核部(リッツェビュッテル、ムージカーフィールテル、ローツェンフィールテル、ドベン、レーフェルト、グリンマースヘルン)

アルテンブルーフ

アルテンヴァルデ

グーデンドルフ

フランツェンブルク

オックスシュテット


ベーレンシュ=アーレンシュ

アーレンシュ

ベーレンシュ



デーゼ

ドゥーネン

グローデン

ホルテ=シュパンゲン

リューディングヴォールト

フォイアーシュテッテ

ケスタースヴェーク、リューダースコープを含む

ゼーハウゼン


ザーレンブルク

シュティッケンビュッテル

ジューダーヴィシュ/ヴェスターヴィシュ
クックスハーフェン市区図

歴史
地名

遅くになって名付けられた Cuxhaven という地名は、従来から、低地ドイツ語の単語 koog =「堤防に囲まれた土地」に由来するとされている[3]。しかしこの町の古い表記はこれに反して Kuckshafen (1570年)、Kukeshaven (1577年)、Kuxhaven (1594年) であり、1700年頃にやっと Koogshaven という表記も現れる。このような -u- や -k- の変化はほとんど例がない。むしろ印欧語の *gug-「球、背中、丘陵」に基づくゲルマン語 *kuk- からこの地名の前半部が形成されたと考えることができる。名前の由来となったのは、沖積平野の盛り上がった場所であったと推測される。後半部も実際に Hafen =「港」に由来するかどうかは疑わしい。もしかしたら、中低ドイツ語(ドイツ語版、英語版)の「hove」=「農場、庭園、垣根」あるいは中低ドイツ語の h?ge(n) =「囲われた土地」に由来する可能性もある[4]ドゥーネン近郊の墳丘墓「トヴェルベルク」
中世

骨壺埋葬地や紀元前4000年巨石墓がこの地域の定住地としての長い歴史を証明しているが、クックスハーフェン市は、他のドイツの都市と比べて比較的新しい都市である。

1394年、ラッペ家はリッツェビュッテル城をハンブルクに譲渡した。その後数世紀の間リッツェビュッテルは、ハンブルクの海賊掃討の拠点であり、避難港であった。1530年1570年に2つの干拓地が堤防で囲まれた。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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